豊肥線 気動車 推進軸 落下 事故の 再発 防止 策 〜JR九州〜

ちょっと まえ、豊肥線 (ほうひせん)を はしっとる 列車から 推進軸が おちたって いう 事故が あった。


九州ってのは あんまり 鉄道が はしっとらん。ここを 横断する 路線に いたっては たった 2路線しか ない。ほの うちの 1路線が 豊肥線だ。「豊肥」の 「豊」が 豊後 (ぶんご)の ことで、「豊肥」の 「肥」は 肥後 (ひご)の ことだ。大分から 熊本まで 148.0キロの 非電化 単線の 路線だ。しらんかったけど、阿蘇高原線 (あそこうげんせん)って いう 愛称が つけられとる。たしかに 阿蘇を とおるって ことが わかるし、なにものをも イメージさせる ことの ない 「ほうひせん」なんちゅう なまえに くらべて 100倍 いい。愛称に とどめず 正式 名称に せにゃあ 定着せんだらあ。ただし 「高原」は 不要で、「阿蘇」も ひらがなに して、単純に あそ線が いい。


推進軸に はなしを すすめる。


JR九州は 「推進軸の 溶接 部分に ながねんに わたって ちからが 集中した ことで、ほの 部分に 疲労 破壊 (金属 疲労)が おこって、亀裂が はいり、走行中に ふたつに われて おちた」って する 報告書を まとめると ともに、稼働 8年で これを 交換する 社内 規定を あたらしく つくった。


おちた 推進軸


調査 結果


  • おちた 2両め だけじゃ なくて、1両めの 推進軸にも 亀裂が みつかった。

  • おちた 推進軸は、りょうはしに 溶接に よる つぎめが ある タイプで、製品 ほの ものに 欠陥は ないけど、長期間の 使用で、この 溶接 部分に 亀裂が しょうじえる。


再発 防止 策


  • 323両 すべての 気動車の 推進軸を 一斉 点検。

  • おんなじ 溶接 部分が ある タイプで 使用 年数が 10年を こえる 推進軸 71本に ついて、来年 1月までに すべてを とりかえる。

  • また、ちがう タイプの 推進軸も、10年を こえる ものは 順次 交換する。

  • さらに、今後は 8年に 1度の 「全般 検査」で すべての 推進軸を 新品に 交換する ほか、4年に 1度の 「要部 検査」で 超音波 探傷 検査を 実施する。


なるほど、4年 ごとに 「超音波 探傷 検査」ってのまで やるなら 安心だよな。




(ねたもと、さんこう)