栃木県の むこうが 福島県で、ほの 県都が 福島市だ。代表駅の 福島駅は 東北線と 東北新幹線の 停車駅で、奥羽線 （おううせん）も かねる 山形新幹線が 分岐し、阿武隈急行 （あぶくまきゅうこう）が こっから でる ほか、飯坂電車って いう ちいさな 鉄道も こっから でる。
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いきさきは 飯坂温泉って いう 温泉で、ほこまでの 9.2キロを もと 東急の 電車が はしる。
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運行 本数も そこそこ ある。
| 平日 | 早朝 20分 間隔、あさゆう 15分 間隔、 日中は 25分 間隔、夜間は 25 - 30分 間隔 |
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| 土曜・休日 | 早朝 20 - 40分間隔、あさは 20分 間隔、 日中は 25分 間隔、夜間は 30分 間隔 |
こんな 飯坂電車も やっぱり 利用者が へって きとって、自力での 車両 更新が あやぶまれるだげな。
- 飯坂電車が、福島第1原発の 事故で くるしんどる。温泉街を おとずれる 観光客が へり、利用者 数が おちこんどる ためだ。
- 大正 時代からの 歴史が あり、「いいでん」と じもとの ひとから したしまれとるけど、飯坂電車を 運営する 福島交通も 「減収が つづきゃ、路線 存続も あやうい」って いい、集客の ための さまざまな 新規 サービスに とりくみはじめた。
- ひがしにほん地震の ときは 停電の ため ふつかかん 運転を みあわせた だけで、3月 13日 午後には 平常 どおりの 運行を 開始しただけど、原発 事故の えいきょうで 観光客が 激減した。
- 4月は 定期券 以外の 一般 乗車 数が 前年 同月 比で 25％ ほど 減少した。
- 5月 以降は ちょっとずつ 回復しとる ものの、乗客 数と 運輸 収入は ともに 前年を したまわる 状況だ。
- 2010年度の 飯坂電車の 経常 利益は 6,500万円だけど、このまま 減収が つづきゃ、かみ 半期 決算で 鉄道 部門と しては なんじゅうねん ぶりかの あかじに なる 可能性も ある。
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- 飯坂電車は 1924年の 開通で、新幹線の 主要駅と 温泉地を むすぶ 私鉄は 全国的にも めずらしい。ピークの 1970年代には 年間 630万人が 利用し、週末の よるは 温泉街へ むかう 客で 混雑したって いう。
- 2010年度の 利用客は 214万 5,500人と、近年は みぎかた さがりの 状況で、ほこに 地震の 被害が おいうちを かけた。
- 現行 車両の 寿命も せまっとって、「全 車両を かいかえると 20億円が いるだけど、いまの ままじゃ 自力での 車両 更新は むずかしく、路線を 存続できるか どうかも 不透明」と 危機感を つよめる。
- ちょっとでも 乗客を ふやさあと、9月に おとな ひとりと こども ひとりが 800円で 1日 のりほうだいに なる 「いい電 1日 フリー きっぷ」を 発売。飯坂温泉駅では 無料で 自転車を かしだす 「ももりんレンタサイクル」も はじめた。
あかじ ローカル線でも なんでも ない、こんな いい 路線が 設備 投資が できんだなんて かなしいな。
がんばれ、飯坂電車！
（ねたもと、さんこう）
