おとつい、蒲郡まで いって きたよ。
出発は 碧海古井。9時 25分 発の 新安城 いき ふつうに のり、いったん 西尾線の 起点 新安城まで いく。
9時 32分、新安城 到着。
おんなじ 電車が おりかえして 西尾 いき ふつうに なる。
9時 37分、新安城 出発。
作業員の おじさんたちに ふさがれて まえが みえん。とほほ・・・
北安城、南安城と とまって、また 碧海古井。いつもは のりおりする とこで、電車ん なかから のりおりする ひとを ながめるのは 新鮮だ。
堀内公園、桜井の つぎは 南桜井。単線の 西尾線の なかでも 桜井から 南桜井までは 複線に なっとって、ここも 相対式 ホームに なっとる。そこそこの 人数が おり、作業員の おじさんたちも おりる。さあ、まえが みえるぞ。
単線に もどって、つぎは 米津。ひだり カーブする とこに 相対式 ホームが あるだけど、さがり線が 直行で、あがり線が そとに ふくれとる。あがり線か さがり線の どっちかが 直行しとるのが、西尾線の すれちがい 方式だ。
ここでも 作業員の おじさんたちが がんばっとるね。
矢作川 (やはぎがわ)を わたる。だいぶ 年数が たっとって、はしの かけかえが 問題だって きいた ことが ある。
棒線 ホームの 桜町前。高校 時代、ここまで かよった なつかしの 駅だ。
つぎの 西尾口 (にしおぐち) てまえで 高架に あがる。複線化する だけの はばが ある。
西尾口を すぎてから 西尾までは 複線に なっとる。
10時、しましき ホームの 西尾に 到着。
はんたいがわ ホームには あがり 弥富 いき 急行が とまっとる。
やって きた さがり 吉良吉田 (きらよしだ) いき 急行に のる。急行とは いえ、こっから 終点の 吉良吉田までは 各駅 停車に なる。新安城からの ふつうが 西尾 どまりに なって、この かんは 急行しか なくなっちゃったで、各駅 停車な わけだ。
10時 13分、西尾 出発。駅の となりには 立体 駐車場が あり、やね つきの 通路で つながっとる。パーク アンド ライドが できる ように なっとるだ。
西尾から みなみは 単線に もどって 高架を おりる。
つぎは 福地 (ふくち)。えらい ふるびた ホームだけど、さがり線が 直行で あがり線が ふくらんどる。
福地と つぎの 上横須賀 (かみよこすか)の あいだに 鎌谷 (かまや)って いう 駅が あった はずだけど、はっきり ここだって いう ばしょは わからんかった。
矢作古川 (やはぎふるかわ)を わたり、相対式 ホームの 上横須賀へ。西尾−吉良吉田間にも 特急が はしっとった ときの、ほの かんの ゆいつの 特急 停車駅が ここなだけど、ほの わりには タイトな 駅だ。いりぐちは さがり ホームからは 構内 ふみきりを わたった みぎがわに なる。
この 駅の 配線は 西尾線の ふつうの すれちがい 方式と ちがって、ひしがたに なっとる。つまり、ホームに はいって くる ときは、あがり 方面からも さがり 方面からも 直行なのに、でて いく ときは みぎに シフトして いく。
つぎが この 急行 電車の 終点 吉良吉田だけど、途中に 三河荻原 (みかわおぎわら)の あとを みつけた。
三河荻原は さっきの 鎌谷と おんなじ 2006年 12月 16日に 廃止された 駅だけど、旧 吉良町 (きらちょう) やくば もよりで、まわりに 住宅も たくさん あるのに おしい ことだ。ほの としは 2007年 西尾線への トランパス 導入の まえの としに あたり、自動 改札機を 導入するのも もったいないって 判断された わけだ。
10時 25分、終点の 吉良吉田に 到着。ここは 西尾線の 終点でも ある。
この 線路を まっすぐ いきゃあ、ほのまま 蒲郡線 (がまごおり)に なる わけだけど、いまは 吉良吉田を またいで 運行される 電車は ひとつも ない。蒲郡線は 吉良吉田−蒲郡間を 往復する 電車しか はしっとらん。
おまけに のりかえ 改札まで できとる。蒲郡線の 駅には 自動 改札機が なく、マナカが つかえんでだ。
のって きた 西尾線の 急行は また ひきかえして いく。
みぎが そとに でる 改札で、ひだりが のりかえ 改札。
のりかえ 改札の むこうに 蒲郡線の 電車が まあはい とまっとるだけど、この ホームは もともとは 碧南 (へきなん)−吉良吉田間が 廃止に なった 三河線の ホームだ。あかい 電車の よこに あとから つけられた 「ワンマン」の 文字も かなしい。
のりかえ 改札で 蒲郡まで いく ことを つたえ、ほこまでの 料金を マナカで 精算して もらい、かわりに 証明書を もらう。で、こいつを おりる ときに だす。
10時 31分、吉良吉田 出発。
蒲郡線 さいしょの 駅は 相対式 ホームの 三河鳥羽 (みかわとば)。
ここは さがり線が 直行に なっとるけど、さがりか あがりの どちらかが 直行に なっとるのは 西尾線の すれちがい 方式と おんなじだ。
つぎが 西幡豆 (にしはず)だけど、これまでの 駅と はっきり ちがうのが わかると おもう。
ホームは しましきで、あがり線 さがり線とも そとに ふくらんどる。おまけに、電車ってのは ふつう ひだりがわ 通行なのに、ここでは みぎがわの ホームに はいって いった。ほれらの ことは ぜんぶ 三河線の とくちょうなだけど、この 蒲郡線が 三河線の 前身の 三河鉄道に より つくられた ことの 証明でも ある。
車窓 みぎがわには うみが ひろがる。三河湾 国定 公園の ながめを たのしむのも いい。
つぎが 東幡豆 (ひがしはず)。
ここも しましき ホームに みぎがわ 停車だけど、配線は さっきの 上横須賀 みたいな ひしがた 配線 なっとる。
つぎは 棒線 ホームの こどもの国。おれが 高校ん ときは 洲崎 (すざき)って いう なまえだった。
ここまで 乗客は まばら。
蒲郡 市内に はいって さいしょが 西浦 (にしうら)。西浦温泉へは こっから バスか クルマで いく。
しましき ホーム、ひしがた 配線なのは 東幡豆と おんなじだけど、ひだりがわ 停車だった。ひだりがわに 側線 あり。
はんたい 電車 まちで 4分 停車。けっこう たくさんの ひとが のって きて、車内は ちょっと にぎやかに。
西浦温泉 がえりと おもわれる おばさん グループの だれかが、「つぎは 快速に のろ!」って いうのが きこえた。蒲郡から JRに のりかえて 名古屋 方面に いく ときの はなしらしい。むかしは 名古屋から 西浦へは 名鉄 特急 1本で いけただけど、いまは JRで 蒲郡まで いってから 蒲郡線で ひきかえす わけだ。
はんたい 電車が やって きて、出発 進行!
つぎの 形原 (かたはら)でも なんにんか のって くる。ここも 温泉の もよりえきで、形原温泉へは こっから バスか クルマで いく。
ここは 相対式 ホームだけど、あがり ホーム だけ カーブに なっとるのが おかしい。
つぎは 棒線 ホームの 三河鹿島 (みかわかしま)。ここでも なんにんか のって くる。蒲郡線は 西尾 市内が 閑散と しとったのに くらべて、蒲郡 市内は そこそこの 利用が ある みたいだ。
つぎも 棒線 ホームの 蒲郡競艇場前。ほの つぎが 終点の 蒲郡だって ことも あってか、ひとり おり、ひとり のった だけ。
となりは JR 東海道線の 三河塩津 (みかわしおつ)。こっから 蒲郡線と 東海道線が 並走する。
東海道線の 貨物 列車と 並走しながら 終点の 蒲郡へ。
11時 1分、終点の 蒲郡に 到着。
ホームは 1面 2線だけど、レールの さび ぐあいから みて、みぎがわの ホームは あんまり つかわれとらん みたいだ。
ひだりの 車窓から JRの ホームと 電車が みえる。
のって きた 蒲郡線の 電車から ようけ ひとが おりて いく。
しばし ホームで 観察。
階段を おりて コンコースに おりる。
エスカレーターこそ ない ものの、エレベーターも トイレも ふくめて すっげえ りっぱな コンコースだ。ただ、改札に 自動 改札機が ないのが かなしい。
改札を でた ところの 通路は JRと 共用で、南北に とおりぬけれる。
みぎに でた みなみぐちが 名鉄 がわで、ひだりに でた きたぐちが JR がわに なる。
えきの おもては きたぐちだけど、みなみぐちには バスの 発着場が ある ほか イオンなんかも あって、あたらしい まちが できつつ ある ように みえた。ながい 年月を かけて 完成させた 鉄道 高架 事業の できばえは すばらしい。
JRの ホームから 名鉄 電車の かっこよさを たしかめて、西尾線から 蒲郡線への たびを おえた。
- 乗車 データ (2012年 1月 19日 もくようび)
- 碧海古井 9:25 → (ふつう) → 9:32 新安城
(西尾線 あがり 5.7km、7分、48.9km/h、220円) - 新安城 9:37 → (ふつう) → 10:00 西尾
(西尾線 さがり 15.0km、23分、39.1km/h) - 西尾 10:13 → (急行) → 10:25 吉良吉田
(西尾線 さがり 9.7km、12分、48.5km/h) - 吉良吉田 10:31 → (ふつう) → 11:01 蒲郡
(蒲郡線 さがり 17.6km、30分、35.2km/h) - 新安城−蒲郡間 とおし (9:37 → 11:01)
(西尾線−蒲郡線 さがり 42.3km、84分、30.2km/h、840円) - 新安城−蒲郡間 とおし (9:52 → 11:01)
〔新安城−吉良吉田間 急行 利用の ばあい〕
(西尾線−蒲郡線 さがり 42.3km、69分、36.8km/h、840円)
(さんこう)