ここんとこのおおゆきで全国あちこちで除雪がおっつかんくて孤立集落ができ、山梨県にいたっては1県まるごと孤立県ってなひどい状況のなか、JR西日本があたらしいラッセル車を投入するっていう記事をめにした。
(鉄道コムの記事から)
- JR西日本は2014年2月じゅうよっか、線路上の除雪につかうしんがたのラッセル車「キヤ143がた」を導入するって発表した。ラッセル車の新造は1987年のJR発足以来、JR各社ではじめて。
- キヤ143がたは、事業用の気動車で、車両両端に除雪装置をつけてラッセル車として使用する。除雪装置の「ラッセル翼」は運転室から操作可能で、単線と複線の両方に対応。運転室は両端にもうけ、前方や車両側面后方の除雪状態をうつす確認用カメラも搭載する。
- ラッセル車として使用せん期間は、除雪用ラッセル翼をとりはずし、けん引車両としてつかうこともできる。車両が衝突したさいに衝撃を低減する構造とするほか、ATS(自動列車停止装置)やEB装置(緊急列車停止装置)の電源がはいっとらんばあいなどに警報を発する装置、運転状況や映像音声を記録する装置を設置し、安全性をたかめる。機関室にはエンジンと変速機を各2台搭載し、安定性を確保。自動消火装置も機関室にもうける。
- 車体外観は、既存のラッセル車とおんなじしゅいろを基調とし、前面と運転室側面にはななめのしまもようを配する。車両重量は56トンで、最高時速は75キロ。ことし2014年3月までに1両編成を2両導入し、既存のラッセル車をおきかえる。JR西日本では、性能試験をしたうえで、北陸線などでつかう予定。
- 北陸線の金沢以西では、敦賀地域鉄道部にDD15がたラッセル車が1両在籍しとる。
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鉄道ってのは、あめにもまけず、かぜにもまけず、ゆきにもなつのあつさにもまけぬ、じょうぶな輸送手段でなきゃいかんでね。みんなの期待はおおきいぞ。がんばれ、ラッセル車!
(さんこう)