伊賀盆地の中心が上野で、ほの上野のまちの中心が伊賀鉄道の上野市駅(うえのしえき)だ。近鉄大阪線と接する伊賀神戸駅(いがかんべえき)からきたに12.7キロのきょりにある。いま、この上野市駅のすぐうらにある市役所を、まちはずれにうつすかどうかでもめとる。市長が「まちはずれにうつす派」のはたがしらで、みなみに2.5キロはなれた三重県伊賀庁舎のとなりにうつさあとしとる。「いまのとこにのこす派」の代表が上野商工会議所会頭で、この2014年4月には7千人をこえる署名もあつめたっていう。両派の対立はけわしくて、ついにきのう2014年6月16日、住民投票でどっちにするかきめることになった。投票がおこなわれるのは2014年8月下旬。
もちろん、おれは「いまのとこにのこす派」だけどね。さて、結果はどうなる。
(さんこう)
- 中日新聞:伊賀市庁舎移転の住民投票条例が成立 - 8月投開票へ:社会(CHUNICHI Web)|2014年6月16日 23時15分 〔ねたもと〕
- 伊賀市庁舎移転の是非をとう住民投票条例案が2014年6月16日、伊賀市議会で賛成多数で可決された。2014年8月下旬にもとりおこなわれるみとおし。
- 住民投票は、市庁舎を市中心部の現在地で整備するか、みなみに2.5キロはなれた三重県伊賀庁舎のとなりに移転するかをとう。市長、議会は開票結果を庁舎整備の参考にする。投票率が50%をしたまわったばあいは開票せん。
- 市庁舎のたてなおしをめぐっては、移転をかかげる岡本栄市長にたいし、じもと上野商工会議所の木津竜平会頭らが住民投票条例制定の直接請求をめざし、2014年4月に7千人をこえる署名をあつめた。署名は書類不備により無効となったけど、岡本栄市長は木津竜平会頭らのもとめをうけ、条例案を提案しとった。
- 市庁舎移転がらみの住民投票は、2012年に鳥取市で実施されたぐらいで、全国的にもめずらしいとみられる。
- 伊賀盆地 鉄道ひがえりたび - あきひこ ゆめてつどう|2009/12/15
- 伊賀鉄道 - あきひこ ゆめてつどう|2008/12/27