ひがしにほん地震から3年がすぎて、まんだ山田線(やまだせん)沿岸部55.4キロは復旧のめどがたっとらん。おんなじ三陸沿岸にある三陸鉄道北リアス線71.0キロ、南リアス線36.6キロはこの2014年4月に全面復旧したっていうのに。ってって、JR東日本がこれまでなんにもせんかったわけじゃない。大船渡線(おおふなとせん)沿岸部や気仙沼線(けせんぬません)沿岸部でやっとるバス専用道方式(BRT)でのかり復旧を山田線の沿岸部でもやらあとしただけど、じもとの反対で実現せんままいまにいたっとるってわけだ。
ほこでJR東日本がかんがえたのが、山田線沿岸部を三陸鉄道にうつしちゃう!っていう案。山田線は北リアス線と南リアス線にはさまれるかたちになっとって、この案が実現すると三陸鉄道は1本の路線につながって、全長163.0キロの路線になる。
山田線沿岸部を三陸鉄道にうつすっていっても、復旧しとらんいまの状態のままうつすわけじゃない。210億円とみこまれる費用をかけてJR東日本が復旧して、さらに10年分のあかじほてんとして5億円しはらったうえで、うつさあってことだ。
きのう2014年8月なのか、岩手県と三陸沿岸12市町村があつまる会議があって、JR山田線宮古-釜石間55.4キロを三陸鉄道にうつす案を「有力な選択肢」として、JR東日本と協議をすすめることで合意したげな。やっとまえにすすむ。
△ 山田線、大船渡線、気仙沼線 復旧 地図 (2013.9.26 あきひこ 作成)
(さんこう)
- JR山田線一部区間、三陸鉄道へ移管協議へ - 岩手県などとJR:日本経済新聞|2014/8/7 22:27 〔ねたもと〕
- 岩手県と三陸沿岸12市町村は2014年8月なのか、ひがしにほん地震で被災して不通となっとるJR山田線宮古-釜石間55.4キロを三陸鉄道にうつす案を「有力な選択肢」として、JR東日本と協議をすすめることで合意した。早期復旧にむけ、JR東日本によるあかじほてん額やじもと負担の軽減策が焦点となりそうだ。
- 岩手県と沿岸市町村の調整会議で「関係自治体の負担増を回避する観点から早期鉄道復旧をめざす」ことを確認した。会議のあと、達増拓也(たっそたくや)岩手県知事は「運行再開にむけた技術的、経営・金銭的問題について協議をつめる」ってはなした。
- 山田線の不通区間は三陸鉄道の南北リアス線にはさまれとる。うつしたばあい、南北リアス線とあわせた運営が可能になる。ただおおはばなあかじもみこまれるため、山田町(やまだまち)の佐藤信逸(さとうしんいつ)町長は「あかじほてん金額などつめるべき部分がおおい」ってくぎをさした。
- 山田線をめぐり、JRは「バス専用道方式(BRT)による運行再開」を2度提案。しかしじもとはあくまで鉄路復旧をもとめとった。JRは復旧に210億円必要との試算をしめしたうえで「鉄路を復旧させて運営を三陸鉄道に移管する」「10年分のあかじほてんとして5億円しはらう」などの案をだしとる。
- JR山田線宮古-釜石間、三陸鉄道に移管へ:社会:読売新聞(YOMIURI ONLINE)|2014年08月07日 20時48分 〔ねたもと〕
- 三鉄移管「有力な選択肢」 - JR山田線:朝日新聞デジタル|2014年8月5日10時54分 〔ねたもと〕
- JRが鉄道のあかじ補てん?? - 山田線 - あきひこ ゆめてつどう|2014/04/06
- 三陸鉄道ついに全線復旧 - 2014.4.6 - あきひこ ゆめてつどう|2014/04/06
- 山田線、やっぱり バス 専用道 方式 (BRT)は 拒否 - あきひこ ゆめてつどう|2013/09/26