おんたけさんで噴火。箱根(はこね)が噴火しそう。口永良部島(くちのえらぶじま)で噴火。まったくわがにほん列島は火山列島だ。こんかいの話題、阿蘇の中岳(なかだけ)も噴火警戒レベルにあって、ふもとをはしる南阿蘇鉄道も火山灰の掃除におおわらわだっていう。で、こんなこと人力でやっとっちゃたまらんわ!ってことで、ついに「火山灰そうじの軌陸車」が投入されたげな。にほんはつだっていうよ。
軌陸車ってのは、あれだ。道路はもちろんレールのうえもはしれるようにしたトラックってとこで、にだいのうしろにたすきがけにふたつついとるのが火山灰そうじき。まあ、火山灰そうじきっていっても、くさかりきのさきっぽをブラシにつけかえたってかんじかな。投入をきめたときはさかんにふっとったっていう火山灰もいまは小康状態らしく、とりあえずは軌陸車も待機がつづいとるらしいけど、このままたからのもちぐされになってくれることをいのりたいね。
(さんこう)
- 熊本)火山灰、お掃除お任せ - 南阿蘇鉄道が軌陸車を導入:朝日新聞デジタル(野中正治さん)|2015年6月3日03時00分 〔ねたもと〕
- 第三セクターの南阿蘇鉄道(社長=草村大成・高森町長)が線路の火山灰を除去する機能を備えた軌陸車(きりくしゃ)を導入し、2015年6月2日、高森駅で納車式があった。道路とレールの両方を走ることができる軌陸車は線路の保守などに使われるが、メーカーによると火山灰を除去できる車は全国初めてという。
- 導入された軌陸車は8トンのダンプカーをベースに、油圧で車体を上げ下げし、タイヤとレール用の鉄車輪を切り替える。火山灰除去用にワイヤーブラシを回転させ、線路上の灰をはき飛ばす装置を付けた。装置は草刈り用機械を改良した着脱式。購入費は2,400万円で、国、県がそれぞれ3分の1を補助するなどした。
- 南阿蘇鉄道は昨年2014年11月下旬に噴火した中岳の南側を走る。噴火直後から年明けにかけては降灰がひどく、電気回路などへの影響が心配された。運行終了後、始発前までの間に社員が人力で除去作業をし、特に凍りついた場合などは大変だったという。人力では限界があるため、購入補助を国などに働きかけ、実現した。
- ただ、最近、中岳の噴火も小康状態で火山灰はほとんど降っていないため、当面は保守点検用に使うことになりそうだ。同社は「灰が降らないようになるのが一番だが、降っても軌陸車があるのはありがたい。通常時もフル活用して安全運行に努める」としている。
- 豊肥線 (ほうひせん)、1年 がかりで 全線 復旧! - あきひこゆめてつどう|2013/06/22
- 南阿蘇鉄道高森線 - Wikipedia
- 南阿蘇鉄道株式会社