モーダルシフトをすすめる日東工業

貨物輸送をトラック輸送から鉄道輸送にかえることをモーダルシフトっていう。

鉄道による貨物輸送についてはこれまでこのあきひこゆめてつどうでも、マツダがクルマの輸出にシベリア鉄道をつかうことや、JR貨物がきたの大動脈の輸送力を増強すべく拠点駅である隅田川貨物駅の改良工事をすること、宮崎県のモーダルシフトへの助成、キリンビールが一定わりあい以上の鉄道輸送を達成しとることの証明であるエコレールマークの認定を取得したこと、トヨタトヨタロングパスエクスプレスっていう貨物列車をしたてて名古屋から盛岡までの部品輸送をやっとることをつたえてきた。

こんどは長久手市にある日東工業っていう会社だ。高圧受電設備を生産する会社だげなけど、モーダルシフトのとりくみとして、ちゅうにちにこのようにのっとった。

日東工業の鉄道による貨物輸送のとりくみ(ちゅうにち)

  • 2014年2月、中津川工場の製品輸送について、多治見から札幌まで1,370キロを貨物列車輸送にきりかえ、輸送費も30パーセントへらした。
  • 2015年2月、多治見から仙台まで650キロを貨物列車輸送にきりかえた。
  • 2015年10月、東広島市の自社物流センターの稼働にあわせ、菊川から広島まで630キロの貨物列車輸送をはじめた。
  • 標準コンテナにおさまらん受電設備製品のため、特製コンテナを開発した。
  • 鉄道ファン、鉄道模型メーカーが日東工業のコンテナ車両の模型をつくり、うりはじめた。

日東工業、貨物輸送を鉄道にきりかえ - ちゅうにち 2015.12.4
△ 日東工業、貨物輸送を鉄道にきりかえ - ちゅうにち 2015.12.4

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なるほど、特製コンテナをつくってまで、中部からの貨物列車輸送を北海道、東北、中国と実施してきたわけだ。コンテナ車両の模型までできちゃったっていう。鉄道による貨物輸送がこれからさらに全国にひろまることを期待するよ。


(さんこう)