いま東海道新幹線をはしっとるのは、ふるい順に700系、N700系、N700Aの3種類だっていう。どれもおんなじようなかたちで、おれには区別もつかんだけど、いちばんふるい700系のおきかえ用に、2020年度からしんがた車両が登場するげな。きょうのちゅうにちにのっとった。
△ 2020年度に7代め登場! - 東海道新幹線 ちゅうにち - 2016.1.5
16両で7トンの軽量化
なるほど、しんがた車両は駆動システムを10パーセント以上かるくすることで、1編成で7トンの軽量化をはたしたわけか。電力消費量がすくなくてすむほか、線路やはしの負担がへることで更新時期ものばせると、いいことづくめなわけだね。
7トンの軽量化は1パーセントの軽量化
べつの記事でみただけど、新幹線車両は1両あたり44トンだっていうで、16両だと704トンになる。7トンの軽量化は1パーセントの軽量化ってわけで、この1パーセントのためにがんばってしんがた車両を開発しただ。
新幹線は1両44トン、アメリカは1両70トン
また、この記事ではアメリカの車両とも、おもさをくらべとるだけど、アメリカの高速鉄道車両は平均70トンもあるっていう。衝突をこうりょした設計のため、にほんの新幹線をおおきくうわまわるおもさになっとるらしい。にほんは電車方式、アメリカは機関車方式っていうちがいも関係しとるだらあけどね。ほんで、いまテキサス州の高速鉄道に新幹線が採用されるかっていうはなしがあるだけど、これも、ほんとならアメリカの基準だとかるすぎる新幹線は安全性の面でみとめれんだけど、専用軌道をはしる条件でみとめられる方向だっていう。まあ、在来鉄道と分離しちゃうのがいいのかっていう問題はあるとして、わがにほんの鉄道輸出がすすむことはよろこばしい。
名鉄は1両30トン台
新幹線の1両44トンがかるいっていうけど、ほじゃわが名鉄はどれぐらいだ!ってことで、しらべてみた。データは「私鉄車両データ集」っていうサイトにあった。名鉄電車1両のおもさを計算してみると、いまの電車でだいたい30トン台前半だ。うん、やっぱりかるいっていっても名鉄より新幹線のがおもたいだ。ちなみに、おもさがあだとなって引退を余儀なくされた、あの永遠の名車7000系パノラマカーは1両37トンだって、こいでも新幹線よりかるい。
以上、しんがた新幹線登場の話題から、鉄道車両のおもさについてみてみた。
(さんこう)
- アメリカ新幹線、軽量車両認可へ - テキサス州、JR東海の輸出前進:一面:中日新聞|2015年12月1日朝刊 〔※ まあはいリンクぎれ〕
- JR東海が導入を目指すアメリカテキサス州の高速鉄道計画をめぐり、アメリカ連邦鉄道管理局(FRA)が東海道新幹線で使われている軽量車両を認可する見通しとなったことが、関係者への取材で分かった。アメリカの従来の安全基準では、衝突に耐える強度を持つ重量車両しか認めていなかった。新幹線の参入を事実上阻んでいた車両問題が解決に向かうことで、JR東海の新幹線輸出計画は大きく前進する。
- 新幹線車両の重量は1両当たり44トン。高架などの専用軌道を走り、速度超過を防ぐ自動列車制御装置(ATC)も備える新幹線では、前後の列車や踏切などで自動車と衝突する危険がないとして、JR東海は軽量化を優先して車両を開発してきた。
- しかし、アメリカの高速鉄道車両は平均70トン。旅客用と貨物用の車両が同じ軌道を走り、道路との平面交差も多いことから、衝突を考慮して車両が設計され、日本の新幹線を大きく上回る重量になっている。
- アメリカフロリダ州の高速鉄道計画(2011年に中止)でも、JR東海が売り込みを図った際、アメリカ当局が「衝突した場合の耐久性が足りない」と新幹線の安全性を疑問視した経緯がある。
- 関係者によると、事業主体となる現地企業のテキサス・セントラル・パートナーズ(TCP)がJR東海などの助言を受けながら、「テキサス州の計画は専用軌道を走るため、衝突の危険はない」と、車両の重量に関する安全基準を見直すように働き掛けていた。
- その結果、FRAは新幹線の無事故の実績に理解を示し、軽量車両を認める方向で調整に入った。ただ、基準を緩和するのは、テキサス州の計画だけの特例にとどめるという。
- フロリダ 高速 鉄道、やめだげな・・・ - あきひこゆめてつどう|2011/02/17
- JR東海、フロリダ 高速 鉄道の 入札 資格 審査に 参加 - あきひこゆめてつどう|2010/12/13
- N700系 新幹線、海外進出 第1弾は フロリダだ! - あきひこゆめてつどう|2010/01/26
- ほかに ラスベガス−ロサンゼルス間や、テキサス州、中西部地域の 計画にも 販売の 可能性が あると いう。
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