まえに紹介した東武しんがた特急500系。鉄人28号みたいなかたちで2017年はる登場予定ってのはかわりないだけど、なんと東武線の範囲をこえて会津までいくっていう。
浅草を起点の特急「きぬ」は、いま、一部鬼怒川公園までいくものをのぞいて、基本的に鬼怒川温泉が終点になっとるだけど、これがさらに野岩鉄道(やがんてつどう)、会津鉄道とのりいれて、会津地方南部の会津田島(あいづたじま)ってとこまでいくようになるだげな。じつに浅草から190.7キロだ。首都圏から会津への一大幹線にそだってほしい。また、将来は会津田島からむこうも電化して、いっきに会津若松までいけるようになるとさらにいい。
- 浅草から会津若松までの里程
- いま浅草から会津田島までいくには 〔一例〕
- 浅草 13:30 → (きぬ) → 15:32 鬼怒川温泉 鬼怒川温泉 15:35 → (AIZUマウントエクスプレス) → 16:39 会津田島 〔所要時間=3時間9分〕
(さんこう)
- 浅草-会津田島間に「しんがた特急」 - 東武鉄道、17年はる導入へ:福島民友ニュース:福島民友新聞社みんゆうNet|2016年04月21日08時00分
- 東武が2017年はる、浅草駅と南会津町の会津鉄道会津田島駅間(延長190.7キロ)をのりかえなしでむすぶしんがた特急「500系」を導入することが2016年4月はつか、関係者への取材でわかった。会津のみなみのげんかんぐちとなる南会津町までの利便性が向上する。2020年東京オリンピックをひかえ、首都圏で増加がみこまれる外国人観光客の誘客にむけ、会津ではこんご、うけいれ態勢整備が本格化するみとおしだ。
- しんがた特急の運行は、2017年はるのおおがた連休まえにはじめる方向で調整がすすんどる。野岩鉄道会津鬼怒川線を経由し、会津田島駅にのりいれる。
- 東武の車両でははつとなる車体のゆれを抑制する装置を導入してのりごこちを向上させるほか、外国人観光客むけに無料公衆無線LANサービス「Wi-Fi(ワイファイ)」を整備し車両設備の充実をはかる。
- 車両デザインは、山形市出身でイタリアのデザイン工房でエンツォ・フェラーリなどをてがけた工業デザイナー奥山清行氏が監修。内装は江戸の伝統色「江戸むらさき」をあしらうなど和のおもむきが外国人観光客や鉄道ファンの注目をあつめそうだ。
- 現在、浅草駅から会津方面にむかう特急は鬼怒川温泉駅まで運行。会津田島駅をおとずれるにはふつう列車へののりかえが必要で、所要時間は約3時間10分。のりかえが解消されることで会津から東京方面への連絡も向上するほか、会津の観光関係者は「誘客のおおきなアピールになる」って期待をよせる。
- らいねん2017年はるの運行開始にむけ、南会津町は本年度2016年度、会津田島駅と南会津町内の観光地をむすぶシャトルタクシーの運行をふくめ2次交通の充実などにむけた準備をすすめる。また、下郷町(しもごうまち)など会津鉄道の沿線自治体でも誘客事業の展開を検討しとる。
- 鉄人28号か - 東武しんがた特急500系 - あきひこゆめてつどう|2015/04/25