クハにはしょっちゅうのっとる。きょう2016年7月むいかはクロにのって長浜までいってきた。
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名古屋4番のりばの発車案内に「特急しらさぎ3号 8:50 金沢」って表示されとるのをかくにん。名古屋発の金沢いきしらさぎで長浜までいくだ。
しゅっぱつ時刻の9分ほどまえになって、岐阜方面からしらさぎがはいってくる。車内清掃をやるためすぐには電車にのれんってことで、この時間を利用して車両番号をたしかめる。とがった形状の先頭車が1号車で、これが最后尾になる。
1号車が「クロ681-3」。おーっ!クロ! じつはグリーン車の1号車を予約してあっただけど、じっさいにクロっていう文字をみると感激する。クロのロってのが2等車の意味で、ふだんクハだのモハだのクモハだの3等車を意味するハの電車ばっかりのっとるじぶんにとって、なんとロの文字がかがやいてみえたことか。
2号車以降はハになるだけど、2号車がサハ680-6、3号車がモハ681-5、4号車がサハ681-303、5号車がサハ680-5、6号車が681-503。ちなみに、クは運転台つきの意味で、最后尾の1号車と先頭の6号車がこれに該当。また、モが動力車、サが付随車をあらわすだけど、しらさぎのこの6両編成では3号車と6号車の2両だけが動力車ってことになる。ちょっとすくないきもする。
(2号車=サハ680-6)(3号車=モハ681-5)
(4号車=サハ681-303)(5号車=サハ680-5)(6号車=クモハ681-503)
さいごに先頭の6号車のかおが、まどなしののっぺりがたであることをかくにん。前方視界をえるべくもない。
ひととおりたしかめたとこでクロの1号車にもどって、車内にのりこむ。おーっ、座席はひだり1列、みぎ2列の配置で、ひとつひとつのゆったりしとること。
△ うえ=名古屋 - しらさぎ(ひだり=084530 側面)(みぎ=084602 1号車)
△ した=084653 しらさぎ - 名古屋(1号車のなか)
定刻の8時50分から3分すぎの8時53分、名古屋をしゅっぱつ。「なん号車だかのトイレが故障しとっただけど、けっきょくなおらんくて発車した」って車内放送で説明あり。
1号車の先頭形状からして、デッキにでや后方視界がえれるかっておもいきや、運転室と客室のあいだにデッキはなし。后方視界はあきらめて、ひたすら座席よこのまどからの視界をたのしんでいくことに。ほいから、スマホの充電がすくなくなっとっただけど、コンセントは1号車にもほかの車両にもないっていわれて、がっかり。さらに、わかっとったことではあるけど、あらためて車内放送で車内販売がないことをしらされる。
さて、名古屋をでたわがしらさぎは尾張一宮、岐阜、大垣と濃尾平野の大都市に停車。大垣をすぎてからはやまざと区間にはいるだけど、ここで東海道線の迂回線にはいる。本来線よりきたがわ、やまにちかいほうをとおる。
本来線と合流して関ヶ原を通過。
えきはないけど今須(います)っていうとこをすぎて滋賀県にはいって、柏原(かしわばら)を通過。
線路はおおきくきたにふくらんで、近江長岡をとおりすぎながら、また、もとにもどる。みぎてにみえるは伊吹山か。
醒ヶ井(さめがい)を通過。
米原にとうちゃく。ここで東海道線から北陸線がスイッチバック分岐するだけど、このさきの東海道線、北陸線ともJR西日本のかんかつになる。ホームにとまる電車はJR西日本ごじまんの新快速だ。
△ しらさぎ - 米原(うえ=095041)(した=095044)
わがしらさぎはこれまで最后尾だった1号車を先頭にかえて、北陸線にスイッチバックしていく。
(うえ=095228 米原 - しらさぎ)(したひだり)(したみぎ)
北陸線にはいっては、湖北ののどかなふうけいをいく。
△ しらさぎ - 湖北をいく(うえ=095815)(した=095922)
坂田を通過し、つぎの田村を通過するときにとなりに長浜バイオ大学っていう大学を発見。長浜にも大学ができたのか。
旧長浜駅舎をすぎたとこで、ホームに姫路いき新快速のとまる長浜にとうちゃく。時刻は定刻の10時2分。
△ うえ=しらさぎ - 長浜鉄道スクエア(ひだり=100153)(みぎ=100156)
△ した=100212 しらさぎ - 長浜
のってきた電車をみおくり、クロ681-3のたびをおえる。
長浜のえきは橋上駅舎。旧駅舎ににせたりっぱなもんだ。
橋上のかいさつをでて、むこうにみえる旧長浜駅舎にむかった。
△ 長浜 - かいさつ(うえ=100617)(した=100811)