クルマの生活にずっぽりつかっとるひとには、公共交通への投資がまったくむだなことにうつるらしい。きょうは宇都宮の事例を紹介する。
公開質問状
現職市長が4選をはたし、こいでまえにすすむっておもっとった宇都宮の路面電車布設計画だけど、また、反対派から抵抗をうけとる。民進党や市民団体から市長に公開質問状がだされて、「住民意思をたしかめるために、住民投票をやるかんがえはあるか」とまでいわれとるだ。
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公共交通は医療と同等に不可欠なもの
公開質問状では「ことし2017年1月13日までに回答しなさい」ってもとめとる。おれみたいに、どこにいくにも公共交通をつかっていきたい人間にとっては、この路面電車布設計画がとどこおっとることが、まったくもどかしくかんじる。あんまり外国がどうだとかはいいたくないだけど、ヨーロッパじゃあ「路面電車などの公共交通が医療と同等に不可欠なものとしてあつかわれとる」っていう。ヨーロッパやアメリカこそクルマを発明し発展させてきた地域であるのに、なんでこんなに公共交通をたいせつにしとるのか。
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(さんこう)
- 現職市長の4選で宇都宮の路面電車まえに - あきひこゆめてつどう|2016/11/21
- 栃木・宇都宮に「LRT」がはしるひはくるのか|駅・再開発|東洋経済オンライン(モビリティージャーナリスト森口将之さん)|2015年10月22日
- フランス人にいわれちゃった - あきひこゆめてつどう|2015/06/12
- 路面電車などの公共交通が、医療と同等に不可欠なものとしてあつかわれるヨーロッパにたいし、採算性がとわれるにほんの現状を説明すると「にほんの自治体は苦労されとるだね」っていわれた。
- 宇都宮市のLRTにはんたいし公共交通をかんがえる会公式サイト