古井(ふるい)から伊賀神戸(いがかんべ)まで - 2018年4月26日

2018.4.26 上野 (20) 伊賀神戸 - 大阪難波いき特急 1080-1920

2018年4月26日は上野のまちまでいっただけど、わがやをでてから上野のまちに直接のりいれる伊賀鉄道の起点伊賀神戸(いがかんべ)にいたるまでのようすについて、こんかいは紹介する。

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2018.4.26 上野 (1) 名古屋 - 岐阜いき特急 540-960
(1) 名古屋 - 岐阜いき特急

あさは5時おきして古井(ふるい)のえきにいく。始発電車にのるだ。ひはまあはいでとる。この季節、あんなにきたよりからひはのぼるもんか。しんあんじょういきふつうがやってくる。4両だ。先頭3622の3500系きんぎょばち。5時41分、古井をしゅっぱつ。たちきゃくもおるけど、ベンチシートのあいとる席がちょうどうまるぐらいのかずで、こみぐあいの表現として「たちきゃくなし。座席に10わり」ってことになる。ちいさなスーツケースをあしもとにおいとるひともおる。出勤だけじゃなくてあそびにいくひともおるだ。

みなみあんじょうはいきちがいなし。始発電車ならではだ。5時49分、しんあんじょうは2番のりばにとうちゃく。地下通路で3、4番のりばに移動。2両編成の6000系かんつうがたが3番のりばにおっただけど、いったん西尾方向にひきあげて1、2番のりばにはいりなそす。さて、4番のりばに岐阜いき特急がはいってくる。6両編成の1700系貴婦人のまえに、先頭3212で2両編成の3100系きんぎょばちをくっつけたやつだ。うしろから2両めの2号車1651は3Aにのる。まあちょっとあとの時間帯になると満席の特別車も、さすがにこの早朝の時間帯とあって、乗車率は2わり。すきな席にすわって、車掌さんがまわってきてから360円なりの特別車料金をはらう。快速特急をふくむすべての特急が一般車と特別車の混成になっとる名鉄特急は自由度がたかい。

神宮前で乗務員交代。車内放送で「みなさん、おはようございます。運転士だれそれと車掌鈴木で、終点の岐阜までご案内いたします」のこえ。じつにさわやかだ。6時18分、名古屋にとうちゃく。名鉄のかいさつをでて、近鉄にのりかえ。

2018.4.26 上野 (2) 名古屋 - 大阪難波いき特急 1440-810
(2) 名古屋 - 大阪難波いき特急

近鉄は正面かいさつのまどぐちで名古屋から伊賀神戸まで2,880円の特急きっぷをかって、なかにはいる。ホームにおりると、まあはい大阪難波いき特急がまっとる。車両はむかしながらの近鉄特急のおうどういろで、6両編成。指定された席はまえから2両めの5号車3Dだけど、はしらのうしろで視界がわるくてきとうな席に移動。まんだこの時間、電車はすいとるだ。6時30分、名古屋をしゅっぱつ。シートのいろははいいろとくろのよこじまもようで、あんまり洗練されたもんじゃない。シートの前后間隔もちょっとせばめなだけど、喫煙車両だってのがうれしい。この5号車のほか、まあ1両が喫煙車両だった。

2018.4.26 上野 (3) 大阪難波いき特急 - 木曽川をわたる 800-450
(3) 大阪難波いき特急 - 木曽川をわたる

2018.4.26 上野 (4) 大阪難波いき特急 - 長良川をわたる 800-450
(4) 大阪難波いき特急 - 長良川をわたる

電車は濃尾平野ゼロメートル地帯をにしにすすむ。庄内川(しょうないがわ)をわたって名古屋をでる。蟹江(かにえ)や弥富(やとみ)も通過して、木曽川長良川揖斐川とたてつづけにわたって三重県にはいると、ぐいーんってひだりにまがる。

2018.4.26 上野 (5) 大阪難波いき特急 - 四日市 800-450
(5) 大阪難波いき特急 - 四日市

2018.4.26 上野 (6) 大阪難波いき特急 - 白子 1670-1040
(6) 大阪難波いき特急 - 白子

2018.4.26 上野 (7) 大阪難波いき特急 - 津 800-450
(7) 大阪難波いき特急 - 津

電車は伊勢平野をみなみにすすむ。桑名、四日市、白子(しろこ)、津って停車。通勤時間まっさかりで、どのえきも電車をまつひとたちで活気がある。

2018.4.26 上野 (8) 大阪難波いき特急 - 雲出川をわたる 800-450
(8) 大阪難波いき特急 - 雲出川をわたる

2018.4.26 上野 (9) 大阪難波いき特急 - 中川短絡線 1440-810
2018.4.26 上野 (10) 大阪難波いき特急 - 中川短絡線 1440-810
(9)(10) 大阪難波いき特急 - 中川短絡線

雲出川(くもずがわ)をわたったあと、電車はぐいーんってみぎにまがって、雲出川の支流にかかる中川短絡線をゆっくりゆっくりわたっていく。ここまではしってきた名古屋線大阪上本町(おおさかうえほんまち)からきた大阪線がつぎの伊勢中川で合流するだけど、名古屋方面から大阪上本町方面へいく電車が伊勢中川で反転分岐せんで直行できるようにしたのがこの中川短絡線だ。

2018.4.26 上野 (11) 大阪難波いき特急 - 伊勢石橋-大三間 1440-810
(11) 大阪難波いき特急 - 伊勢石橋-大三間

2018.4.26 上野 (12) 大阪難波いき特急 - 大三-榊原温泉口間 800-450
(12) 大阪難波いき特急 - 大三-榊原温泉口間

2018.4.26 上野 (13) 大阪難波いき特急 - 榊原温泉口すぎ 1440-810
(13) 大阪難波いき特急 - 榊原温泉口すぎ

電車は青山高原にむかってにしにすすむ。青山高原のやまのうえに風車がいっぱいみえる。風力発電の風車だ。川合高岡(かわいたかおか)をすぎると左右ははやしになる。伊勢石橋(いせいしばし)をすぎてみじかいトンネルをくぐる。まわりにちょこっと人家がある大三(おおみつ)をすぎて、また、みじかいトンネルをくぐる。榊原温泉口(さかきばらおんせんぐち)はちょっとしたまちで、ここをすぎてまたみじかいトンネルをふたつくぐる。ほんとにトンネルがいっぱいだ。

2018.4.26 上野 (14) 大阪難波いき特急 - 西青山 800-450
(14) 大阪難波いき特急 - 西青山

2018.4.26 上野 (15) 大阪難波いき特急 - 東青山 800-450
(15) 大阪難波いき特急 - 東青山

さて、西青山をすぎて新青山トンネルにはいる。青山とうげのしたをくぐるトンネルで、全長5,652メートルっていうながさだ。トンネルをぬけて東青山。伊勢のくにから伊賀のくににはいった。分水嶺をこえて伊勢湾がわの流域から大阪湾がわの流域にうつった。こっからは、ふったあめはとおく大阪湾にそそぐ。

2018.4.26 上野 (16) 大阪難波いき特急 - 青山町 800-450
(16) 大阪難波いき特急 - 青山町

西青山からまたトンネルを2、3くぐったあと、左右にたんぼがあらわれる。やまあいのたんぼんなかってかんじの伊賀上津(いがこうづ)を通過。また、やまやたんぼをとおって青山町(あおやまちょう)。旧青山町の代表駅で、ちょっとまちだ。

2018.4.26 上野 (17) 大阪難波いき特急 - 木津川をわたる 1920-1080
(17) 大阪難波いき特急 - 木津川をわたる

2018.4.26 上野 (18) 大阪難波いき特急 - 伊賀神戸 1440-810
(18) 大阪難波いき特急 - 伊賀神戸

2018.4.26 上野 (19) 伊賀神戸 - 大阪難波いき特急 960-540
(19) 伊賀神戸 - 大阪難波いき特急(まえ)(20) (うしろ)
2018.4.26 上野 (20) 伊賀神戸 - 大阪難波いき特急 1080-1920

青山町からじきに木津川(きづがわ)鉄橋をわたる。いや、鉄橋のうえでとまった。きたがわ、すぐ下流にかかる鉄橋は、伊賀神戸(いがかんべ)でのりかえる伊賀鉄道の鉄橋だ。とまったのは信号まちだった。しゅっぱつしてすぐに伊賀神戸にとうちゃく。伊賀鉄道のホームにはまあはい忍者電車がとまっとる。いそがにゃ。

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  • 乗車記録 - 2018年4月26日、もくようび、平日
    • 名鉄
      • 古井 5:41 → (しんあんじょういきふつう) → 5:49 しんあんじょう
        〔5.7km、8分、42.8km/h〕
      • しんあんじょう 5:53 → (岐阜いき特急【特別車2号車3A】) → 6:18 名古屋
        〔29.7km、25分、71.3km/h、古井から名古屋まで1,020円(乗車料金660円+特別車料金360円)〕
    • 近鉄
      • 名古屋 6:30 → (大阪難波いき特急【5号車3D】) → 7:51 伊賀神戸
        〔112.2km、1時間21分、83.1km/h、2,880円(乗車料金1,560円+特急料金1,320円)〕