わがもよりえき古井（ふるい）のつぎのえきがみなみあんじょうなだけど、ここでのりかえをするわけでもなくただいきちがいまちをするだけで、あんまり電車見物もしたことがない。ところでたまたまあさのみなみあんじょうで電車見物をする機会があっただけど、けっこうおもしろかった。つぎに紹介する。
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犬山いき準急
さいしょにはいってきたのが、きたいきの犬山いき準急。車両は6030編成4両の6000系かんつうがた。車体のあか。準急をあらわす方向幕のみどり。岡崎探訪を宣伝する系統板のきいろ。3色のとりあわせがおもしろい。準急のいきさきが犬山ってのも、あさの時間帯ならではのことでおもしろい。
電車は乗客でぱんぱんになって、7時45分、しゅっぱつ。あさらしいにぎわいのふうけいだ。
須ヶ口いき特急
つぎにはいってきたのが、きたいきの須ヶ口（すかぐち）いき特急。いや、特急車両ってのははなやかなもんだ。1日1本だけある西尾線の特急で、名古屋本線にはいっていって名古屋のちょっとむこうの須ヶ口ってとこまでいく。車両は1131編成6両のふるい塗装のパノラマスーパー。この1編成以外はぜんぶあたらしい塗装になっちゃって、これがさいごのパノラマスーパーってかんじになっとるだけど、パノラマスーパー30周年記念のヘッドマークもこの1131編成がつけとる。あさの時間帯なのに増結用車両を連結しとらんのは、これ以上ながい編成だとみなみあんじょうのホームをはみだしちゃうでだ。
あらかじめ特別車両券をてにいれといたひとたちが、しんがりの展望車をふくむうしろ2両の特別車にのりこんでいく。みなみあんじょうはあんじょうのまちの中核的なえきなのに無人駅で、あらかじめどっかのえきで特別車両券をてにいれとかんとのれんだ。ただ、西尾線をはしる電車でゆいつ着席通勤ができるこの須ヶ口いき特急は人気がたかくて、前日までのうちに特別車両券はうりきれちゃっとるっていう状態みたいだ。
まえ4両は一般車。すべてのとびらから、さいごにのりこんだひとのからだがはみでとるのがおもしろい。はんたい電車のおくれで発車までいつも以上にまがあって、こうやってひといきついとるにちがいない。
やっとはんたい電車がやってきて、定刻の7時58分から3分ほどおくれてしゅっぱつ。
吉良吉田いきふつう
須ヶ口いき特急といきちがいにはいってきたのが、みなみいきの吉良吉田（きらよしだ）いきふつう。わが古井にもとまる。車両は、2両編成の6000系統きんぎょばちをふたつ連結して4両編成にしたやつ。ひるまは2両編成ではしるだけど、いちばん西尾線らしい電車だ。
ホームにまっとったひとたちがのりこんで、7時58分の定刻から4分ほどおくれてしゅっぱつ。
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つかのまの電車見物だったけど、活気のあるみなみあんじょうがみれてうれしかった。
