2019年4月22日、なにをしにいったっていうわけじゃないけど、一宮までいってきた。名古屋をべつにして尾張ずいいちの都市であり、JR東海の尾張一宮駅ともども市の代表駅になっとる名鉄一宮駅も、とうぜん緩急接続のおこなわれるえきだっておもっとっただけど、じつはほじゃなかった。一宮までの道中もふくめて名鉄一宮駅の実際をつぎに紹介する。
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1.しんあんじょうから一宮まで
しんあんじょうで西尾線から名古屋本線にのりかえていっただけど、名古屋本線は一宮いき急行にのっていった。岐阜いき特急でいったほうがはよつくだけど、一宮いき急行が終点の一宮で逆線停車するってことをきいとって、ほれをたしかめたかっただ。ちなみに、名古屋本線の一宮、岐阜方面の急行は1時間に4本あって、一宮いき急行と岐阜いき急行が交互にはしる。車両はざんねんながら前面展望最悪のぎんいろ電車だっただけど、まあしょうがない。まえ2両が3150系、うしろ4両が3300系っていう連結車だって、名古屋まではかってしったるみちってこともあって、うしろの車両にすわっていっただけど、名古屋からは先頭車両に移動して、かぶりつきをしながらいった。名古屋からむこう新清洲のへんまではじつにのろのろ運転で、やっと大里のへんから120キロの全速走行になる。のろのろ区間の解消は名鉄のおおきな課題だ。これがために名岐間で東海道線にたいしていちじるしく不利になっとるだ。
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名古屋から先頭車両に移動。しらさぎとすれちがって、栄生(さこう)に停車。
庄内川をわたるとこで、ぎんいろ電車の東岡崎いきふつうとすれちがい。犬山線からはいってきた電車だ。
大里のてまえで鉄仮面の須ヶ口いきふつうとすれちがい。
濃尾平野をきたにすすんで、あっかい電車の豊橋いき急行とすれちがい。やっぱり名鉄はこのあっかい電車がいい。
国府宮に停車。とうちゃくまえには「一宮よりさきへいくひとは、国府宮でのりかえてください」っていう車内放送あり。国府宮は緩急接続のできる完全な2面4線のえきなだ。
あっかい電車の須ヶ口いきふつうとすれちがい。
ちどり配置のホームがとくちょうの島氏永(しまうじなが)を通過。120キロ走行。
みぎから東海道線電車も合流してきて、まもなく一宮。
2.一宮 - 逆線停車
一宮いき急行はほんとに名鉄一宮で逆線停車した。まちあい線がひだりに分岐するとこを直進してすぐ、ホームの直前でみぎに分岐して、はんたい線のほうにはいって停車。のりばはひだりから1、2、3、4番のりばになって、ほのまま直進せやあ2番のりばにつくとこを、名古屋方面のりばである3番のりばについた。一宮いき急行からさらに岐阜方面にのりつがあっておもったら、階段ののぼりおりをして2番のりばにいかにゃいかん。いや、ほんなめんどうをかけんように、国府宮でのりかえてくださいっていう車内放送があっただ。のってきた電車がおりかえし豊川稲荷いき急行になるのをかくにんして、かいさつをでる。
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一宮のえきにはいっていく。高架のえきなだけど、うえにやねがあるせいでホームがうすぐらくて、トンネルにはいっていくみたいなかんじなだ。やねのうえは駐車場になっとるっていう。ホームは順方向にしましきホームがひとつと、逆方向にしましきホームがひとつ。このまままっすぐいくと順方向のしましきホームのみぎがわ、2番のりばにつく。ひだりの線は尾西線(びさいせん)の単線。西南、津島からここ一宮をへて西北、玉ノ井(たまのい)までいく線だ。尾西線は順方向のしましきホームのひだりがわ、1番のりばにはいっていく。
逆方向のしましきホームのひだりがわ、3番のりばに停車。13時3分。おくにひきあげ線がみえる。いまはミュースカイがじゃましちゃっとるけど、ほじゃなきゃ、いったん2番のりばに停車してからひきあげ線でおりかえして3番のりばにはいってこやよかったじゃんか。
ホームにおりて、のってきた電車がおりかえし豊川稲荷いき急行になるのをかくにん。
3.ひるごはん
ひがしに本町どおりまであるいて、ひるごはん。めざしたうなぎやさんはやすみで、はじめてみつけた神楽饗(かぐらきょう)っていうみせでひるごはん。ほんとはこのあと蒸気機関車がおいてあるっていう大平島公園までいくつもりだっただけど、このひのあつさでとてもあるいていくのがたいへんそうで断念。えきにもどって、かいさつちかくのイタリアントマトっていうみせでいっぷく。
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神楽饗っていうみせはこじゃれたみせで料理もこったもんだった。たのんだのはさばのみそに膳。
4.一宮 - 尾西線のりば
かえりの電車にのるまえに尾西線のりばをかくにん。津島から一宮をへて玉ノ井までとおしではしる電車はなくて、運行は一宮で分断されとる。津島と一宮を往復する電車と一宮と玉ノ井を往復する電車があって、一宮はともに1番のりばで発着する。津島いきは1時間に4本、玉ノ井いきは1時間に2本あるだけど、玉ノ井いきの2本は、津島いきの4本のうちの2本と同時刻のしゅっぱつになる。かさなっちゃうじゃんかっておもうだらあけど、のりばを南北にわけておたがいが干渉せんようにしてあるだ。おんなじ1番のりばでも、みなみのほうから津島いきが発車して、きたのほうから玉ノ井いきが発車する。信号も津島いきと玉ノ井いきで、南北にそれぞれひとつづつある。おもしろい光景だ。
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かいさつのとこで尾西線電車の発車時刻をかくにん。つぎの電車がちょうど、津島いきと玉ノ井いきが同時刻のしゅっぱつになる。
かいさつそとの時刻表。名古屋本線名古屋方面、おなじく岐阜方面、尾西線津島方面、おなじく玉ノ井方面のよっつの時刻表がはしらの4面をうめる。尾西線玉ノ井方面は1時間に2本。
1番のりばにあがって、津島いき電車の信号をかくにん。のりばのまんなかへんだ。
津島方面から電車がはいってきて、とまる。けっこうなのりおりがある。
玉ノ井いき電車の信号をかくにん。津島いき電車の信号からちょこっときたにはなれたとこにある。
とまっとった津島いきふつうに運転士さんがのりこんで、いよいよ発車時刻がちかづく。
こんどは玉ノ井方面から電車がはいってきて、とまる。これもけっこうなのりおりがある。玉ノ井方面はたった5.6キロの盲腸線なのにぞんがいなことだ。
線路のむこうの壁面に表示。まず、津島いきふつうと玉ノ井いきふつうのとまるまんなかへんに「森上・津島方面ひだり、みぎ奥町・玉ノ井方面」の表示がある。さらに、津島いきふつうがとまっとるほうには「奥町・玉ノ井方面は岐阜よりまちあいしつ付近でおまちください」っていう表示が、玉ノ井いきふつうがとまっとるほうには「森上・津島方面は名古屋よりまちあいしつ付近でおまちください」っていう表示がある。津島いきも玉ノ井いきもおんなじ1番のりばからのしゅっぱつのため、こうやって、のりまちがいやのりそびれをふせいどるだ。
5.一宮からかえる
3、4番のりばに移動。3番のりばしゅっぱつの豊川稲荷いき急行でしんあんじょうまでかえった。あの逆線停車の一宮いき急行のおりかえしだ。
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3、4番のりばの発車案内板をかくにん。一宮いき急行前后の快速特急とふつうはともに4番のりばからのしゅっぱつ。この4番のりばのほうが主線で3番のりばのほうがまちあい線であることもかくにん。
4番のりばからさきに豊橋いき快速特急がしゅっぱつ。1700系貴婦人、かっこいいな。
逆線停車で3番のりばにはいってきた一宮いき急行のおりかえし、一宮16時37分の豊川稲荷いき急行にのる。いきはとまらんかった大里にも停車。
(さんこう)
- 乗車記録 - 2019年4月22日、げつようび、平日
- しんあんじょういきふつう - 2019年4月22日 - おぼえがき(ゆめてつどう)|2019/05/19
- 名鉄一宮駅 - Wikipedia
- JR東海の尾張一宮駅と並行に位置し一体的なターミナルとなっており、ともに一宮市の代表駅となっている。また、両駅をあわせて「一宮総合駅」と称する場合もある。
- 元々は、尾西線の前身である尾西鉄道が1900年に開業した駅である。
- 10両編成*2対応の島式2面4線ホームを持つ高架駅である。ホームの上は駐車場となっており、駅と直結している。
- ホームは1番線を尾西線、2~4番線を名古屋本線が使用する。尾西線は1番線の名古屋寄りに森上・津島方面、岐阜寄りに奥町・玉ノ井方面の列車が発着しているが、同時に発着できるようにホーム中央付近に場内、入換、誘導の各信号機が設置されている。両方面行きの電車が同時に発車待ちをする場面は毎時2回ある。なお、構造上、名古屋本線名古屋方面から1番線に入線し岐阜方面へ出発することも可能であるが、1番線は実質尾西線の専用ホームであるため名古屋本線下り列車が当駅で緩急接続を行うことはない。
- 名古屋本線は2番線に岐阜方面、4番線に名古屋方面の列車が発着し、3番線は当駅折返し列車や上り列車の緩急接続に用いられる。
- 駅の岐阜方には留置線(引上線)が1本あり、車両の留置に使われている。
- 名鉄尾西線 - Wikipedia