上田電鉄千曲川鉄橋の復旧はじまる - 2020年1月ここのかかくにん

きょねん2019年の台風19号のニュースで、上田電鉄千曲川鉄橋がおちとるのをみてびっくりした。上田電鉄は、北陸新幹線しなの鉄道と連絡する上田駅を起点に、西南方向に別所温泉駅までいく11.6キロの線。千曲川鉄橋は上田駅をでた電車がすぐにわたる鉄橋で、おれもなんねんかまえにのりにいっただけど、ほのあざやかなあかい鉄橋のことははっきりおぼえとる。

2020.1.9 上田電鉄千曲川鉄橋(信濃毎日新聞) 350-260 2019.10.13 NHKニュース - 千曲川鉄橋崩落 (3) 1365-765
(ひだり=解体作業がはじまった千曲川鉄橋)(みぎ=台風19号でおちたときの千曲川鉄橋)

ほいで、10月の台風から区間運休がつづいとるだけど、11月には会社が2021年はるを目標に運行再開をめざすことを表明。12月には、多額となる鉄橋の復旧費にたいして、くにが高率での支援を検討しとることが判明。としがあけて、おちた鉄橋の解体作業がはじまっとることがかくにんされた。よかったね。

2019.12.14 信濃毎日新聞 - 上田電鉄千曲川鉄橋位置図 232-229 120512 軽井沢から (45) 10:33 上田電鉄 千曲川 鉄橋 640-480
(ひだり=上田電鉄千曲川鉄橋位置図)(みぎ=2012年5月12日の千曲川鉄橋)


(さんこう)

  • 上田・別所線の崩落鉄橋 - 搬出へ解体開始|信濃毎日新聞|2020年1月10日
    • 上田電鉄は、台風19号で被災した別所線の鉄橋「千曲川橋りょう」(全長224メートル)の落下部分の搬出に向けた解体作業を始めた。既に架線を撤去し、2020年1月9日は枕木やレールを取り外す作業に着手。2021年春ごろを目指す全線運行再開に向け、復旧活動が本格化する。
      2020.1.9 上田電鉄千曲川鉄橋(信濃毎日新聞) 350-260
    • 1924年に架けられた千曲川橋りょうは昨年2019年10月13日朝、左岸側の44メートルが崩落。今后、鉄橋の部材をつなぎ留めているリベット(びょう)を外して現場から搬出し、補修すれば再利用できるかどうかなどを調べる。上田電鉄は冬季を中心とした今の渇水期のうちに左岸側の橋台新設も進める考え。2020年1月9日は、崩落部分の鉄橋の周辺に築かれた足場周辺で作業する人たちの姿が見られた。
    • 上田電鉄の社員らは2020年1月9日、上田市下之郷生島足島神社を参拝し、山本修社長(60)らが鉄道事業の安全や早期復旧を祈願した。これに先立ち近くの上田電鉄事務所で山本修社長が年頭のあいさつをし、「安心安全を確保し、明るく元気よくサービスを提供し、別所線復旧を応援したかいがあったと言ってもらえるようにしよう」と呼び掛けた。
    • 上田電鉄運輸部によると、2019年12月31日から今月2020年1月3日までの別所線の輸送実績は前年同期比3〜4割減少。被災で城下(しろした)-上田間がバスの代行輸送となっていることや、近年は二年参りの客足が減少傾向であることなどが要因とみている。
  • 上田電鉄国費復旧 - 鉄橋の保有が要件 - 国交省検討|信濃毎日新聞|2019年12月14日
    • 台風19号で鉄橋の一部が崩落した上田電鉄別所線を巡り、復旧后に鉄橋を地元自治体が保有することを要件に国が実質的に復旧費の97.5%を負担する支援策を検討していることが2019年12月13日、分かった。自治体側が鉄路や駅などの鉄道施設全体を保有することは条件にしない。
      2019.12.14 信濃毎日新聞 - 上田電鉄千曲川鉄橋位置図 232-229
    • 国土交通省は支援策適用の要件の一つに「事業構造の変更」を求める方針で、鉄道局の担当者は「復旧する被災施設を地元が保有することだ」と説明。全線で「上下分離方式」を求められる場合に比べ、自治体の負担は軽くなる。
    • 鉄橋は全長224メートルで、2019年10月13日午前8時前、左岸側の44メートルが崩落した。国による今回の支援策を受ける条件である鉄橋の保有先は、上田市となる見通し。市交通政策課は2019年12月13日、「住民の足を確保する視点で十分検討したい」とした。
    • 国は2019年12月13日に閣議決定した2019年度補正予算案で、被災鉄道の復旧費用に34億8千万円を計上。事業者の経営状況なども踏まえ、上田電鉄のほか、いずれも台風19号の被害に見舞われた箱根登山鉄道阿武隈急行三陸鉄道の計4事業者を主な対象とする方針。補正予算案成立后の来年2020年2〜3月に正式決定する見込みだ。
    • 補正予算案では、被災した地域鉄道による代行バス運行経費の支援にも1億円を盛った。
  • 千曲川にかかるはし、一部崩落 - 長野 - 上田|NHKニュース|2019年10月13日10時43分 〔※ まあはいリンクぎれ〕
    • 長野県上田市を走るローカル線の「上田電鉄」によりますと、2019年10月13日午前8時ごろ、別所線の千曲川にかかる橋りょうの一部が崩落しておるのが確認されたということです。
      2019.10.13 NHKニュース - 千曲川鉄橋崩落 (1) 1365-765 2019.10.13 NHKニュース - 千曲川鉄橋崩落 (2) 1365-765
      2019.10.13 NHKニュース - 千曲川鉄橋崩落 (3) 1365-765 2019.10.13 NHKニュース - 千曲川鉄橋崩落 (4) 1365-765
    • 台風による雨で千曲川が増水し、土台の堤防が崩れ、橋りょうも崩落したとみられるということです。
    • けがをした人はおらんということです。
    • 上田電鉄は、2019年12月13日の始発から運休しておって、橋りょうの復旧の見通しは今のところ立っておらんということです。
  • 上田って電車王国だっただ - あきひこゆめてつどう|2014/04/05
    • おととし2012年、上田電鉄にのりにいった。新幹線もとまる上田から別所温泉までいく、全長11.6キロの路線だ。この一帯にはこの1本しか路線がないのに、なんで別所線とかなまえがついとるのかふしぎだっただけど、廃止路線図をみてわかった。
      上田電鉄 路線図 〔上田市のホームページから〕
    • なんと、上田を起点に四方八方に路線がのびとるじゃんか。全盛期だと60キロちかいながさの路線がある。むかしは上田って電車王国だっただ。あらためて、鉄道の時代が過去のもんだってことをかんじる。
  • 八木沢まいさんに あって きた(^_^) 〜上田電鉄〜 - あきひこゆめてつどう|2012/05/13
    • きのう 2012年 5月 12日、上田電鉄の 八木沢まいさんに あって きた。
    • しなの鉄道長野新幹線千曲川 (ちくまがわ)に 並行して はしっとるだけど、上田電鉄千曲川 右岸に ある 上田を 出発して すぐ 千曲川と 直角に むきを かえ、左岸に わたってからは やまに むかって すすんで いく。
    • 10時 33分、上田を 出発。
    • ひだりに カーブしながら 地平に おりるや、千曲川を わたる。あかい 鉄橋が あざやかだ。
      120512 軽井沢から (45) 10:33 上田電鉄 千曲川 鉄橋
    • 鉄橋を わたって すぐ さいしょの 駅、城下 (しろした)。ちいさな 駅だけど すれちがいが できる。
      120512 軽井沢から (46) 10:33 上田電鉄 城下 (しろした)
    • 11時 ちょうど、終点 別所温泉に 到着。
    • ここまで 11.6km、27分、25.8km/h、570円。駅の かずが おおいって いっても、表定 速度が 30km/hにも みたんってのは ちょっと おそすぎだ。電車は クルマより はやく なきゃ! 線形 改良したい。
  • 上田電鉄別所線 - Wikipedia
    • 別所線(べっしょせん)は、長野県上田市上田駅から別所温泉駅までを結ぶ上田電鉄鉄道路線である。かつて側面に丸窓を持つ「丸窓電車」が走っていたことで知られ、丸窓電車の運用終了后も丸窓は当路線を象徴する意匠となっている。
    • 路線諸元
      • 路線総延長=11.6km
      • 軌間=1067mm(狭軌
      • 複線区間=なし(全線単線)
      • 電化=直流1500V架空電車線方式
      • 最高速度=60km/h
    • 台風19号以降の歴史
      • 2019年10月13日、台風19号による千曲川の増水のため左岸上田市諏訪形(すわがた)地内の堤防の一部が削られ、城下駅(しろしたえき)側で千曲川橋梁(鉄橋)が崩落。別所線は台風19号の影響により2019年10月12日より全線運休となっておった。
      • 2019年10月15日、下之郷(しものごう)-別所温泉(べっしょおんせん)間で運転を再開。上田-下之郷間は代行バス輸送。
      • 2019年11月16日、城下(しろした)-下之郷(しものごう)間の運転を再開。代行バス輸送区間を上田-城下間に縮小。
      • 2019年11月22日、上田電鉄が上田-城下間について2021年春ごろの運行再開を目指すと発表。
  • 2019年台風第19号 - Wikipedia
    • 2019年台風第19号は、2019年10月6日3時にマリアナ諸島の東海上で発生し、12日に日本に上陸した台風である。関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした。