スペースジェット、やっぱりとんでほしいな

2020.3.18 名古屋空港 - スペースジェット(Aviation Wire) 720-464

MRJあらためスペースジェット。納入延期もついに6回になっちゃって、ほんとにとぶだかん?ってあきれとったとこだけど、2020年3月18日に試験機の国内はつ飛行が成功したっていう。この写真みたら、やっぱりとんでほしいなっておもうよね。

2020.1.25 ちゅうにち「スペースジェット延期6度め」 595-1580
スペースジェット延期6度め - はつ納入
契約解消拡大のおそれ
三菱重工業は、こがいしゃの三菱航空機(愛知県豊山町)が開発する国産はつのこがたジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)のはつ納入の時期について、これまで目標としとった2020年なかばから延期する方針をかためた。延期は6回め。たびかさなる延期で顧客からの信頼の低下はさけれず、とりけしが増加するおそれがある。
ちかく正式に発表する。電気系統の安全性を確保するため設計変更を余儀なくされ、試験機の完成がおくれた。さらに、機体の安全性を証明する「型式証明」の認証取得にむけた国土交通省の審査に時間がかかっとるため。はつ納入は、2021年以降となるみとおし
スペースジェットは2008年に事業化を決定。初号機の納入は当初2013年を予定しとったけど、おおはばにおくれとる。開発費は当初想定からふくらみ、8千億円規模となり、三菱重工業などの経営面の負担もましとる。
いっぽう、延期がくりかえされるなかで2018年1月にアメリカのイースタン航空が40機、2019年11月にはアメリカの地域航空会社も100機をとりけし。初号機納入さきのANAホールディングスとも補償を協議する事態となっとる。
また、延期により中部地方で航空機部品の製造をになう中小のメーカーは量産のために確保した人員の維持に苦慮するなど経営が悪化しとる。
2020年1月25日 - ちゅうにち


(さんこう)

  • 三菱スペースジェット、国内はつ飛行、延期の核心部分をはつ取材|TBS NEWS|2020年3月19日21時59分 〔※ 動画あり〕
    • 今週、国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット」が前身の「MRJ」から名称変更してから、国内で初めて空を飛びました。その内部にJNNのカメラが初めて潜入しました。
  • 三菱スペースジェット、最新試験機がはつ飛行成功 - 設計変更反映の10号機、型式証明取得へ|Aviation Wire|2020年3月18日
    • 三菱重工業(7011)傘下の三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の飛行試験10号機(登録記号JA26MJ)が2020年3月18日、初飛行に成功した。
    • 10号機は、県営名古屋空港を午后2時53分に離陸し、太平洋側の飛行試験空域で飛行状態での基本性能などを確認后、およそ2時間の飛行試験を終えて午后4時40分に同空港へ着陸した。10号機は2016年以降に実施した設計変更を反映した機体で、国が機体の安全性を証明する「型式証明(TC)」取得時に使う飛行試験機。計画より遅れて2020年1月6日に完成し、機体を製造する三菱重工から三菱航空機へ引き渡された。
    • 初飛行を担当した髙瀬浩義操縦士は、「改良結果を大いに実感できた。機体の完成度は高く、スムーズかつ安全なフライトになった」とのコメントを発表した。
    • 10号機は今后、国内で飛行試験を続け、準備ができ次第、アメリカでの飛行試験拠点「モーゼスレイク・フライトテスト・センター(MFC)にフェリー(回航)し、型式証明取得に向けた飛行試験への投入を予定しておる。
    • スペースジェットは、2019年6月にMRJから名称を改めたリージョナルジェット機。MRJ時代のラインナップは、メーカー標準座席数が88席の標準型「MRJ90」と、76席の短胴型「MRJ70」の2機種構成だった。改称后はMRJ90を「SpaceJet M90」に改め、アメリカ市場に最適化した機体サイズの70席クラス機「SpaceJet M100」をM90を基に開発する計画だ。
    • M90の納期は、6度目の延期により2021年度以降を予定している。