きょう2020年4月とおか。午后のひととき、東海道は今村(いまむら)のまちをたびした。
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崇福寺
さいしょに崇福寺(そうふくじ)。あたらしいりっぱなつくりの山門をくぐって、境内にはいっていく。
かれさんすい。臨済宗のおてらはにわがうりだってのもなっとくの、きれいにてのいれられたにわだ。
本堂におまいり。たちのたかさがとくちょうてきな本堂だ。
みごとなしだれざくら。満開はちょっとすぎた。
みぎおくにかねつきどう。いいな、このふぜい。
白山比売神社
崇福寺からみちをへだてたみなみにある、白山比売神社におまいり。「はくさんひめじんじゃ」ってよんじゃいそうだけど、「しらやまひめじんじゃ」ってよむらしい。拝殿はわりに簡素なひらいりのつくりだけど、本殿が千木(ちぎ)や鰹木(かつおぎ)のついた神明づくり(しんめいづくり)なのがすてきだ。
専超寺
崇福寺のひがしどなりの専超寺(せんちょうじ)におまいり。こっちは浄土真宗のおてらで、よせむねのおおきなやねがとくちょうてきな本堂だ。
ひだりにかわらやねしらかべのりっぱなくら。「なんとかぐら」ってかいた額がかかっとるだけど、よめんのがかなしい。
境内からみぎに幼稚園につづいとるだけど、ほの幼稚園のてまえに親鸞聖人幼少像。いや、少年の像なだけど、親鸞聖人の少年時代のすがたかたちがわかったのか。台座のうらがわに「こども会発足記念碑、専超寺、1992年3月吉日」ってかいてあるのをかくにん。
寺社めぐりをおえて、ちょこっと東海道をあるいてからうちにもどる。
(さんこう)