ガラスサッシのいりぐち。えんがわもなくて、ほのまま土足ではいっていけるようになっとる。
いや、かんがえてみたら、みせだって土足はもちろん、なかがみえるようになっとるだで、不特定多数のひとに門戸(もんこ)をあけとるおてらだって、こういうふうでいいわけだ。あたまのやわらかさに感心。
この、みなみむきにたつ称念寺(しょうねんじ)のまあたらしい本堂は、ひらいり、かわらぶき。ただし、すそのほうだけ銅板ぶきで、おなじく銅板ぶきの向拝(こうはい)につづく。ほいで、鴟尾(しび)におうまさん。これはめずらしい。
さて、おまいり。あれ?なかから音楽がきこえてくる。しかも、たぶん洋楽。おてらで洋楽をながしちゃいかんって法はない。
山門はひらいり、かわらぶきのふつうのつくりの門で、りょうがわにかわらやねつきの塀がつづいとる。ただ、いしぶみの「称念寺」の書体のしゃれとること。
山門のひだりのはしらにはりがみ。「まいつき27日午后3時からおつとめと法話」ってかいてある。きいてみたいな。
〔2020年5月15日訪問〕
(さんこう)
- 真宗大谷派称念寺のホームページ
- 「公会堂」の門柱 - おぼえがき(ゆめてつどう)|2020/05/19 〔ついか〕
- 知立市えきまえ駐車場の、自転車おきばのほうのでいりぐちに、「公会堂」の門柱を発見。
- 知立の太田屋米穀店 - あきひこゆめてつどう|2020/05/20 〔ついか〕