嘯月楼(しょうげつろう)にのぼって、まるまどからそとのけしきをたのしむ。
したにおりたとこのこまどからにわをのぞいて、ひかりとかげをたのしむ。
廊下からにわをっみて、ひかりとかげをたのしむ。
詩仙のま、かもいのうえ、四方に三十六詩仙の漢詩。
登岳陽楼 - 杜甫
昔聞洞庭水|今上岳陽楼|呉楚東南坼|乾坤日夜浮|親朋無一字|老病有孤舟|戎馬関山北|憑軒涕泗流
高校のときに漢文でならった杜甫の詩もある。
詩仙のまのこまどからうらにわをのぞいて、ひかりとかげをたのしむ。
抹茶とまんじゅうをいただいて、詩仙閣(しせんかく)をあとにする。
〔2021年4月ここのか訪問〕
(さんこう)
- ひかりとかげ。|iwase.akihiko|インスタグラム|2021年4月9日
- ひかりとかげ。おもしろいな。丈山苑は詩仙閣にあそぶ。 #石川丈山
- 安城市/丈山苑
- 住所:愛知県安城市和泉町中本郷180番地1
- 江戸時代のはじめ、徳川家康の近習(きんじゅ)を退き学問にうちこんだ石川丈山(いしかわじょうざん)が京都一乗寺に建てた詩仙堂。丈山苑(じょうざんえん)は、そのイメージを生誕の和泉町に再現し「丈山の世界」を伝えるための空間として、1996年5月に開苑しました。
- 丈山苑の核となる詩泉閣(しせんかく)には、探幽の「画」、丈山の「賛」と伝えられる詩仙堂ゆかりの三十六詩仙図(板絵、複製)をはじめ、隷書体の書幅などが掲げられ、丈山の感性をしのぶことができます。庭園は、丈山の作庭した詩仙堂、東本願寺渉成園(枳殻邸)、田辺の酬恩庵(一休寺)の三庭園をイメージし、唐様庭園・回遊式池泉庭園・蓬莱庭園を組み合わせた本格的な庭園であり、ところどころに丈山の漢詩碑を配しております。
- 四季折々の風を感じながら苑内にたたずみ、ゆったりと一服の茶を味わうとき、悠々自適に生きた丈山からの現代へのメッセージを感じることができます。
- 詩仙堂丈山寺公式Webサイト
- 『登岳陽楼』杜甫【原文・書き下し文・現代語訳・解説】