わがふるいのまちに願力寺(がんりきじ)っててらがあって、ほの境内に友山(ゆうざん)のふでづかってつかがある。
つかのまんなかにいしぶみ。3代まえの願力寺住職山田友山の還暦いわいにでしたちがたてたもんだっていう。友山はえがとくいで作品がいまにつたわる。また、友山の親族やしりあいにも高名な人物がおおい。友山のあに佐々木月樵(ささきげっしょう)は、上宮寺(じょうぐうじ)に養子にはいって、大谷大学の学長もつとめた。友山のいもうと房子は、宗教家で俳句もとくいな暁烏敏(あけがらすはや)にとついだ。友山から住職をついだ長男亮賢(りょうけん)は、書がとくいだった。二男田原惟信(たはらゆいしん)は、沖縄は真教寺(しんきょうじ)の3代住職になって、沖縄戦でいのちをうしなったひとたちの遺骨収集をして、ひめゆりの塔をたてて、さらに沖縄仏教会の会長をつとめた。
いしぶみのうらめんに発起人のなまえ。
「発起人|石原〇松、杉浦〇〇、細井信治、酒井〇〇吉、石原〇〇、〇〇〇〇、太田政一、岩瀬竹松、大河内留太郎、稲垣〇〇〇、市〇〇〇、〇〇〇〇|昭和五〇年〇〇〇〇」
いや、わが祖父のなまえまであるのに、びっくり。
〔2021年8月21日訪問〕
(さんこう)
- ふるいの偉人田原惟信(たはらゆいしん) (1) 人生を決定した沖縄戦 - あきひこのいいたいほうだい|2020/09/07
- 願力寺の境内にたつ佐々木月樵先生のいしぶみ - あきひこゆめてつどう|2020/04/24
- ふるいの 史跡 めぐり ガイド 発行! - あきひこのいいたいほうだい|2011/07/18
- 古井町歴史研究会の 編集に なる、ふるいの 史跡 めぐり ガイドが ことし(2011年)の 3月に 古井町内会から 発行された。
- 友山の筆塚(古井町歴史研究会)|2011年3月
- 願力寺境内にあります。山田友山画伯の還暦をいわい、でしたちがたてた記念碑です。