愛知駅の記憶

2022.2.15 (13-2) ささしまらいぶ - 愛知駅説明がき 1640-900

名駅からみなみにあるいてささしまらいぶにはいったとこで、愛知駅を発見。ながねん愛知県にすんどるけど、愛知駅なんてえきがあったってしらんかった。説明がきをよんでみると、関西線の前身関西鉄道がつくったもんだげな。いや、ほれにしてもりっぱな洋館のえきだ。鉄道ってもんにかける熱気がすごい。

〔2022年2月15日訪問〕

なかむら区銘板

1907年ごろの名古屋駅みなみ

(中村区ささしまライブ24付近)

1898年名古屋駅より500メートルほどみなみがわに、関西鉄道ターミナル駅として愛知駅が建設された。駅舎を設計したのは、全国にかずおおくの銀行建築をのこした建築家、長野宇平治(ながのうへいじ)である。ほの壮麗な外観でひとびとの注目をあつめた愛知駅は、名古屋駅とともに地域の交通拠点として機能したが、1907年の関西鉄道の国有化により当駅のやくわりはうすれ、1909年には名古屋駅に統合される。ほのあと、駅舎は岐阜に移築され、戦災により焼失するまで岐阜駅の駅舎として使用された。

(※ えきの設置が1898年ってかいてあるけど、ヰキペディアをみてみると1896年になっとる)

2022.2.15 (11-1) ささしまらいぶ - 愛知駅説明がき 1920-1300

〔中村区〕

写真=樹林舎『名古屋今昔写真集第3巻』より(所蔵:楠正昭氏)

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(さんこう)

  • 愛知駅 - Wikipedia
    • 1896年7月3日、開設。
    • 1909年6月1日、名古屋駅に統合する形で廃止。
    • 駅舎は、時計台もついた洋館造りの立派なもので、その姿は名古屋駅よりも壮大なものとなり、正に関西鉄道ターミナル駅としてふさわしいものであった。
    • しかし、1907年に鉄道国有法に基づいて同社が国有化されると、名古屋駅から極端に近い位置にあった当駅の意義は皆無となり、1909年に廃止された。
    • なお愛知駅の駅舎は、ドーマー窓などの派手な装飾を外した上で、1913年7月より岐阜駅の駅舎として用いるために移設された。これは、太平洋戦争の空襲で焼失するまで用いられた。
  • 関西本線 - Wikipedia