中之郷大聖寺にたつ山崎延吉のいしぶみ

愛知県碧海郡(へっかいぐん)中之郷(なかのごう)は大聖寺(だいしょうじ)の境内に山崎延吉のいしぶみがたっとる。山崎延吉はあんじょう農林高校の前身愛知県立農林学校の初代校長をつとめたひと。このころはあんじょうが碧海郡の中心だって、愛知県立農林学校もにほん三大農学校のひとつだった。

2022.12.20 (8) 大聖寺 - 山崎延吉のいしぶみ(みなみめん) 1400-2500

みなみめんに銘文。

「農に生れ、農に生き、農を生きん」我農生山崎延吉翁は1873年金沢に生まれ、東京帝国大学農科大学卒業。1901年愛知県農務課長、愛知県農事試験場長、愛知県立農林学校(安城農林高等学校)の初代校長となり全国的名声を築き上げた。農村自治の名のもとに農村振興策を提唱し全国を東奔西走南船北馬「興村行脚」をおこない「農聖、農民の父」と慕われる。帝国農会幹事、衆議院議員等歴任。「農村自治之研究」他著書数百冊。「農こそ国の本なり」日本社会の根幹であるという信念のもとに一生を捧げる。ここに私たちは恩師の業績を后世に伝えるため東漂西泊歩行禅の出家僧俳人種田山頭火の句を添え碑を建立する。
1996年10月11日|撰文稲垣恒夫|米寿岡島良平書

2022.12.20 (7) 大聖寺 - 山崎延吉のいしぶみ(ひがしめん) 1100-2280

ひがしめんに山崎延吉の句。

褒貶乃(ほうへんの)
うはさをよそに
案山子可那(かかしかな)
七十九叟
我農生〔山崎延吉〕

2022.12.20 (6) 大聖寺 - 山崎延吉のいしぶみ(きためん) 1380-2650

きためんに種田山頭火の句。

松はみな枝たれて南無観世音
空へ若竹のなやみなし
山頭火

2022.12.20 (9) 大聖寺 - 山崎延吉のいしぶみ(にしめん) 1420-2600

にしめんに寄付者芳名。

長野善光寺
  玉木守雄
碧南蓮成寺
  水野専教
当山大聖寺
  山田宏
  山田学
稲垣稔(故)
山上次郎
上野博史
高橋正行
岡島良平
山本徹
福島啓史郎
大村秀章
渡辺好明
板倉勝宏
佐藤俊克
渡辺哲郎
兵藤宗郎
兵藤佳子
浅野九郎治
中川聡七郎
平田隆太郎
森高康行
阿部修
三宅輝夫
山岸晴二
広井和之
斉藤孝夫
斉藤宏一
太田嘉明
岩月寿
岡田洋司
山内一生
安藤日出武 
三島文男
三浦孝司
内藤連三
磯貝利彦
長坂芳枝
藤津滋生
石井正一
一箭軍一
黒木隆
川崎一司
山内猛
深尾正敏
岐阜徳エ衛
都築秀二
鷲見孝和
沼田健一
遠藤康
広田史則
斉藤巌
鈴木金次
鈴木勝治郎
鈴木興弓
稲垣昌宏
斉藤輝雄
渡辺恒雄
清水逸男
長沢勝典
藤井浄
山下重子
杉浦剛
斉藤繁雄
大崎万助
斉藤隆弥
鵜飼泰弘
林王奎
森田政春
宮崎怡宣
市川智
大河内善久
安面清
角谷伸彦
伊藤世倖
大高意具
油井安博
島田正和
小林信和
岩月和子
稲垣光子
稲垣紀夫
稲垣稔生
稲垣高志
稲垣穂高
  恒星
二世 稔
原葵
長清
都築竜治
神谷金衛
大屋順彦
清水行男
中根義一
稲熊武夫
 
杉浦正行
本田進
永井満
犬塚忠雄
神谷誠
堀尾巌
高橋時男
稲垣利彦
石川修
長谷川稔明
都築明秀
花井勝義
坂部武臣
杉浦弘明
杉浦庄衛門
早川健
山本允
都築未一
 
 
稲垣健允
神谷素光
柴田肇
宮本一彦
磯部弘
鈴木敬人
角岡一彦
加藤昌道
江坂英明
山本喜八
栃久保正雄
山口甲作
阿部健
早川浩
天野直次
杉浦正
手島庄平
加藤康也
 
 
太田芳明
太田清
萩原勉
山田宏
稲垣恒夫
伊藤公洋
佐久間美佐子
村松幸一
蜂須賀隆敏
浅井光雄
伊奈秀兼
野村弘
近藤満
本田修
山崎鉱司
羽多野剛
鶴田雅節
伊奈忠行
野々山克彦
羽根田正志

大村秀章に神谷金衛、大屋順彦、杉浦正行、堀尾巌、杉浦弘明、杉浦庄衛門、早川健三、山本允。しっとるひとのなまえもいくつかある。

2022.12.20 (5) 山崎延吉のいしぶみ - 説明がき 1880-1500

いしぶみのわきの説明がき。

2022.12.20 (10) 大聖寺 - 本堂 2000-1500

大聖寺本堂。矢作川の堤防をせにたつすっきりしたてらだ。

〔2022年12月はつか訪問〕