西尾高校の 生徒が 蒲郡線 存続を うったえ

路線廃止の 危機に ある 名鉄 蒲郡線だが、西尾高校の 生徒が 沿線を あるく 「体感ウォーク」を おこなった。

線路ぞいを 元気に あるく 西尾高校の 生徒たち (読売オンライン)

  • 名鉄 蒲郡線西尾線は 沿線の 高校生の 貴重な 通学手段。
    西尾高校の 生徒会が 中心と なって 存続の 署名活動や 各クラスでの アンケートなどに とりくんで きた。今年度は 存続を もとめる おもいを 地域の 住民たちに 発信する ため 「体感ウォーク」を 企画した。
    蒲郡線に ついては、名鉄が 沿線の 支援が なければ 廃止すると して おり、西尾線 西尾駅の 乗降客も 10年まえと くらべて 12%も 減少して おり、電車の 利用促進に 協力するのが ねらい。
  • 12月 18日、西尾高校の 1、2年生 約 640人*1が、寒風の なか 名鉄 蒲郡線西尾線の 沿線 20.5キロの ウォーキングを おこなった。
  • この ひは 生徒の 自宅から 電車を 利用して それぞれ 蒲郡線 こどもの国駅に 集合。32班に わかれて こどもの国駅を スタートし、約 4時間半 かけて 線路ぞいを あるいた。
    沿道には 「西尾高校の みなさん 運動を して いただき ありがとう」と しるした 看板を たてる 店も あり、生徒たちの 活動を バックアップした。
    西尾市の 午前 10時の 気温は 5.1度だったが、きたかぜが つよく、体感温度は さらに ひくく かんじられた。西尾駅に 到着した 生徒たちには、保護者らが つくった あったかい ぶたじるが ふるまわれた。
  • 1年生の 杉浦夏生(なつき)さん(16才)は 「かぜが つよく、とても さむくて つかれたけど、ともだちと はなしが できて たのしかった、電車が なくなると 通学が たいへん。がんばって ほしい」と はなしとった。
    おなじく 1年生の 山田千尋さん(16才)も 「名鉄で 通学しとる ともだちが 『なくなったら こまる』って いってました。がんばります」と はなしとった。

いまままで 蒲郡線存続の ための 住民運動が おこなわれたと いう はなしを きいた ことが なかっただけに、こんかいの ニュースは うれしい。しかも、わが 母校の 西尾高校の 生徒が やって くれただけに なおさらだ。廃止 やむなしと いう さめた 意見も ある じもとだが、これを 機に すこしでも 存続の 機運が もりあがって ほしい。



(ねたもと、さんこう)

(しゃしん)

  • 線路ぞいを 元気に あるく 西尾高校の 生徒たち (読売オンライン)

*1:読売では 640人、毎日では 550人