京都 もみじ 三昧 (アハ 108)

2007年 12月 1日 土曜日と 2日 日曜日の 二日間、京都旅行に いきました。

【1 日目】

名鉄西尾線から 名古屋本線を へて 名古屋まで でる。通常 運賃 650 円の ところ、トランパスを 利用し 約 1 割安で 乗車。西尾線トランパスが 利用可能と なったのは 11月 14日からで あるが、自分に とって はじめての 利用と なる。

853 碧海古井発。新安城まで 8 分、6.6 km。単線で あり 路線も むかしながらの 木の 枕木で あるため、表定速度 49.5 km/h と やや おそい。

新安城駅名鉄本線に のりかえる。いつもは ホームを 移動する 必要が あるが、この 時間帯、同一ホームでの のりかえが できて 非常に らく。こう いった サービスは とても うれしいが、常時 これを 可能と する ためには 配線の 変更が 必要で、実現は いつの ことやら。

912 新安城発の 特急で 936 名鉄名古屋着。所要時間 24 分、距離 29.7 km、表定速度 74.25 km/h。

名古屋で 新幹線に のりかえ。券売機で 宇治までの きっぷを 購入。まどぐちでの 購入より こちらの ほうが はやい。予定の 957 発は 禁煙席が なく、1007 の ひかりに 変更。所要時間 36 分で 1043 京都駅着。距離 147.6 km、表定速度 246 km/h。はっやー!

京都駅の 新幹線改札口を でると すぐに 奈良線に 「みやこ路快速」が 停車中。信号まちあわせの ため、1050 の 定刻を やや おくれて 出発。

宇治まで 14.9 km、所要時間 17分、表定速度 52.6 km/h、230 円。1 時間の あいだに 快速 2本と 普通 4本、計 6本。

京都を でた 列車は、東福寺で 京阪との のりかえが 可能と なる。この あたり、列車が 民家の のきさきを かすめる ように すすみ、人間と 電車が 共存しとる ような 感覚を いだく。

京都から 奈良までは、JR奈良線の ほかに 近鉄の 路線が あり、こちらは 近鉄京都線と 称する。JRは 京都を 中心に した 名称で、近鉄近鉄大阪線を 中心に した 名称で ある ことが わかる。

京都−奈良間は、以前は まったく 近鉄の 独壇場だった ものを、JRの 民営化に より、設備改良や 頻発運行などの 努力で 相当に 競争力を つけた。今回 JR奈良線の 京都−宇治間に のって みても、線路は 硬質で レールの つぎめを 感じさせる ことが なく、非常に 気もちが いい。表定速度が それほど はやく ないのは、この 間の 宇治方 3分の 2 ほどが いまだ 単線で ある ことに よると おもわれるので、早期の 複線化を のぞむ。

近鉄京都線は 宇治を 経由せんが、宇治までは JR奈良線の ほか、京阪で いく ことが できる。こちらは 京都の 出町柳から 京阪三条などを へて、中書島京阪本線から 京阪宇治線に のりかえ、終点の 京阪宇治に いたる もので ある。

1107 宇治駅に 到着。しばし 商店街を いき、宇治橋の たもとに でる。料理旅館「宇治川」で ミニ茶そばつき宇治川弁当 2100 円を 食し 満足。

平等院を 見学。おれの うまれる 905 年 まえの 西暦 1052 年、関白 藤原頼道(よりみち)に より 建立された もので ある。境内の いたるところ もみじで いろどられる。鳳凰堂は 10 円玉の デザインと しても 有名。

平等院境内に 源三位頼政(げん ざんみ よりまさ)の 墓を 発見、まいる。頼政は、藤原氏に ついで わがよの はるを 謳歌しとった 平氏に 反旗を ひるがえした 張本人で あるが、頼朝に よる 源氏政権の 樹立を みる ことも なく、旗揚げ 早々 平等院で 自刃(じじん)した もの。

ほか、平等院内に いく 機会の ある ひとは 羅漢堂と いう ちいさな お堂を おみのがし なく。なにが あるかは、みての おたのしみ。

平等院を あとに、宇治川の 反対岸に むかう。途中で 中洲を あるき、「源義経(みなもとの よしつね)が 宇治川 わたったの、この へんだと おもうだけど だれかに きかにゃ わっからんかなあ?」と おもったら、案内板 あり(写真 1)。
20071201 13:35 宇治川先陣之碑 案内板 写真 1

範頼(のりより)と ともに 頼朝軍の 一方の 大将を つとめる 義経は、南方より 宇治川を わたり 、範頼に さきんじて 京を 蹂躙する 木曽義仲(きその よしなか)を 駆逐した もので ある。

北岸に わたり 2、3 ヶ所の 寺社を 拝観。どこも かしこも もみじだらけ。

京阪宇治駅を 1428 出発、六地蔵駅まで 4.5 km、所要時間 7分、表定速度 38.6 km/h、200 円。標準軌、複線の わりには 表定速度が おそすぎるか。また、本線特急に ある ような、つなげて きくと フュージョンに なる ような 発車メロディも ない。六地蔵で 下車し 徒歩少々で 京都市営地下鉄 東西線に のりかえる。地図を よく たしかめんかった ため、相当 おおまわりを する。六地蔵 1452 出発、醍醐まで 4分、2.4 km、210円、表定速度 36 km/h。発車の 際は 古都を イメージさせる メロディが ながれる。

醍醐駅 下車。駅周辺は 大型商業施設に かこまれ おもいも かけず 繁華。めざすは 醍醐寺。徒歩 15分 程度 かかると 案内に ある ところを、醍醐コミュニティバスの 1日乗車券 300 円を 利用。運行は 10 分 間隔と 至便。

醍醐寺バス停に 到着し、喫茶店で 一服。店主の おねえさんに よれば 以前に JR東海醍醐寺の 宣伝を した ときは 見物客が ひきも きらんかったが、きょうは テレビで 清水寺の 紹介が あり、みな そちらに いっとるのでは ないかとの ことだった。また、地下鉄 蹴上(けあげ)駅 至近の 永観堂(えいかんどう)が よる ライトアップされるので いって みては どうかとの アドバイス あり。

醍醐寺豊臣秀吉が 花見を ひらいた ことで 有名で あるが、境内は 広大で もみじも きれいだった。

地下鉄東西線、1633 醍醐発 1655 烏丸御池着。所要時間 22分、距離 11.1 km、運賃 310円、表定速度 30.3 km/h。東西線 各駅は 安全性の ために すべて ホームドアーが 設置されとる。

【2 日目】

京都市営地下鉄 東西線、818 烏丸御池(からすまおいけ)発 822 二条着。

JR嵯峨野線山陰本線) 833 二条発 844 嵯峨嵐山(さがあらしやま)着、190 円、6.1 km、11 分、表定速度 33.3 km/h。同線は 高架化されとるが 複線化は 途中段階の ため 表定速度が おそいのか。

嵯峨嵐山駅に 到着、嵯峨野トロッコ列車が 停車しとったが すでに 満席で 乗車の ためには 2 時間 まちとの ことで 断念。駅から ひとなみに みを ゆだね いきさきを まかせ 桂川 方面へ。天龍寺に はいり ここでも もみじを 鑑賞するも すでに 食傷気味。

桂川 河畔に いたり たこやきと ラムネで 一服。渡月橋(とげつきょう)を わたり 手漕ぎボートに のる(写真 2)。ボートで みなもを 滑走するのは 快感で あり、川面(かわも)から みる 嵐山の もみじは 格別で ある。
20071202 10:19 渡月橋 てこぎ ボート 写真 2

ボートを おり、にしんそばを くう。

1216 阪急嵐山駅発の 電車に のり 帰途に つく。

写真:桂川 渡月橋 付近で ボートを こぐ