おれの 電車の たびは いつも 碧海古井に はじまり、碧海古井に おわる。とまるのは 1時間に 2本の ふつう 電車 だけ。
新安城 〔0.0km〕
南安城 〔4.0km〕
南安城と 碧海古井の あいだ
碧海古井 〔5.7km〕
桜井 〔7.9km〕
矢作川 きょうりょう
西尾 〔15.0km〕
この ふつう 電車が、どれ ぐらいの スピードで はしっとるのか みて みる。
最高 速度 100キロは はやい 部類だ。幹線で ある 名古屋本線の 120キロ、亜幹線の 犬山線、河和線の 110キロには およばん ものの、ようけ ある 支線の なかじゃ はやい ほうだ。直線が おおくて 高速 走行に むいとるだ。曲線が おおい 三河線なんかは 80キロと だいぶ おとる。
つぎに 表定 速度。これは、走行 きょりを 停車 時間を ふくめた 所要 時間で わった もんで、最高 速度が はやくても 停車 時間が ながかったり したら、表定 速度は おそく なる。計算すると あがりが 42.9キロ、さがりが 40.9キロと、あんまり はやいとは いえん。ここが 単線で ある 西尾線の よわみか。碧海古井から 新安城に いくのに、または 新安城から 碧海古井に もどって くるのに、かならず 南安城で まち 時間が ある。とくに さがりの まち 時間が ながく、ストレスでも ある。
ものごころ ついた ころから ある、複線 用地に レールが ひかれるのは いつの ことか。
(さんこう)