由利高原鉄道 - あきひこゆめてつどう

こんな地のはてを由利高原鉄道ははしる。

由利高原鉄道路線図（あきひこ）

由利高原鉄道（ゆりこうげんてつどう）

羽後本荘（うごほんじょう）−矢島（やしま）間 23.0km。
全線単線、非電化の三セク鉄道。
年間 7千万円をこえる慢性的なあかじ。

公募社長の就任

募集期間は 2011年 5月 16日から 2011年 6月じゅうよっか。
任期は 2年間。
報酬は年間 550万円ほど。
2011年 6月 21日、50人以上の応募者のなかから 59才の春田啓郎氏を新社長に決定し、2011年 7月ついたちから就任。

社長の公募はひたちなか海浜鉄道やいすみ鉄道、山形鉄道にならったもんだとおもうけど、津軽鉄道や北陸鉄道石川線みたいにアテンダントもおる。

由利高原鉄道のアテンダント

「有言実行」をモットーにひびかあちゃんパワー全開！
佐々木文子さん
うちにひめる情熱と「えがお」が元気じるし！
佐藤真奈美さん
由利高原鉄道の「鉄子」　鉄道のことならなんでもござれ！
土田香保里さん

全線が由利本荘（ゆりほんじょう）市内をはしるっていう由利高原鉄道。みきである羽越線（うえつせん）にとっても、貴重なえだはだ。アテンダントを投入したり社長を公募したりっていう経営努力ももちろんだいじだなことだけど、行政にもしっかり資金面での支援をおねがいしたいね。

（ねたもと、さんこう）

（2011年 9月なのか、ついか）

【クローズアップ】 積極的に地域外から誘客を＝春田啓郎由利高原鉄道株式会社社長 2011/08/24 09:50 NG055 時事通信（秋田支局森裕紀子氏）

新社長春田啓郎氏（はるたけいろう） 59才は、鉄道と沿線の地域振興について「これからは地域外のひとを観光っていうかたちでいかによびこめるかがポイントになる」ってかたる。
人口減少やマイカー普及っていう時代の変化のなか、鉄道経営について「じもとのひとの利用のみをたのみにするのは限界がある」ってかたる。
着目しとるのは、農山漁村地域でほの土地の自然、文化などにしたしむ「グリーンツーリズム」で、由利高原鉄道の周辺地域がもつ、ゆたかな自然資源と農山村のくらしを観光にいかしていくっていう。
また、今月は小学生からなつやすみのおもいでをかいたえにっきを募集し、9月に車内に掲載するっていう「えにっき列車」も企画した。
「知名度をあげんと、まずほこにいってみたいとおもえん」ってことで、イベントの広報、宣伝についても、鉄道雑誌にうりこみにいくなど積極的な情報発信をこころがける。
運転手をはじめとする社員に、乗客にたいして列車のいきさきやじぶんのなまえなどをきちんと肉声で案内するようよびかけとるけど、ほれも「せっかくきてくれたおきゃくさんがきもちよくかえれるよう社員に意識してほしい」っていうおもいからだ。
2年間の任期いっぱいはしりつづける。