あんくるタクシーってしっとる？ - あきひこゆめてつどう

あんくるバスってのは安城市（あんじょうし）が業者にたのんではしらせとるバスだけど、あんくるタクシーってのはこのあんくるバスに接続するタクシーで、おなじく安城市が業者にたのんではしらせとる。安城市内で、里町（さとちょう）、高棚町（たかたなちょう）・箕輪町（みのわちょう）、小川町（おがわちょう）のみっつの地区ではしっとる。タクシーってってもいつでもきてくれるわけじゃなくて、予約してはじめて、きまった停留所にきまった時間にきてくれるってわけだ。きょねん 2012年 11月からことし 2013年 10月までのあいだの実証実験運行ってことだっただけど、いまもはしっとって、らいねん 2014年 10月にはダイヤ改正もあるみたいだ。

△ うえ＝あんくるタクシー運行がいよう（あんじょうし）
△ した＝あんくるタクシー運行路線（あんじょうし）

3地区それぞれの路線図（※ 「路線図ドットコム」から借用）

あんくるタクシー里町地区路線図

あんくるタクシー高棚町・箕輪町地区路線図

あんくるタクシー小川町地区路線図

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まあ、本数もかぎられとる、いきさきもかぎられとるっていうあんくるタクシーだけど、経費比較や利用状況が市議会でもとりあげられて、つぎのようなやりとりがおこなわれとる。

あんくるタクシーとあんくるバスの経費比較について（2012年 9月安城市議会）
- 大屋明仁議員の質問
  ことし 2012年 11月ついたちもくようびから 1年間、里町地区、高棚町・箕輪町地区、小川町地区の 3地区で、予約式のりあいタクシー（愛称＝あんくるタクシー）の実験運行が開始される。ほの目的、路線バスを導入したばあいとの経費の比較は。
- 市当局の答弁
  あんくるタクシーは、公共交通によるサービスをうけれん地域の移動手段の確保を目的としとる。実験運行では、利用目的、利用満足度などのアンケート調査の実施や、利用ひんどなどを総合的に評価して運行継続の判断をしたい。また、路線バスを導入したばあいとの経費の比較については、あんくるバスを 1路線追加導入するための必要経費は 1,700万円であるのにたいし、あんくるタクシーは毎日全便の利用があったばあいでも 1地区あたりの経費は 400万円であるので、タクシー方式のほうが経済的である。
あんくるタクシーの利用状況について（2013年 3月安城市議会）
- 鈴木浩議員の質問
  公共交通の空白地をつくらんというかんがえから、あんくるバスに接続するあんくるタクシーを試験的に市内 3か所で運行しとる。現時点での利用状況は。
- 市当局の答弁
  ことし 2013年 2月末時点での 1日平均の利用人数は、里町地区 0.6人、高棚町・箕輪町地区 0.5人、小川町地区 1.2人で、当初の想定よりすくない利用状況である。今后、利用方法などの説明を随時おこない、利用促進につとめる。