えきの構造
知立(ちりゅう)。名古屋本線から三河線が豊田市(とよだし)や猿投(さなげ)方面と碧南(へきなん)方面のりょうがわに分岐するだいじなえきなだけど、いま地平のこのえきが高架になって、「1階がかいさつ、2階が2面4線の名古屋本線ホーム、3階が2面4線の三河線ホーム」っていう3階だてのでっかいえきになるってことはしっとっただけど、2階と3階にわかれた名古屋本線と三河線のホームがどうやってつながるかが、ようわからんかった。ところが、この図面がほんな疑問を解消してくれた。
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名古屋本線はふつうにうちがわ線が本線、そとがわ線が副本線の2面4線なだけど、三河線はうちがわ線はいきどまり、そとがわ線がほのまま名古屋方面にのびてくだってうちがわにはいって、えきからはずれたとこで名古屋本線と合流するっていうかたちになっとっただ。つまり、名古屋方面の電車は2階からでるやつもあるし、3階からでるやつもあるってことになる。うん、ようわかったわ。
知立市の負担わりあい
ところで、ず~っとまえにはじまったはずの高架の工事、いつまでたってもげんばがいごかんな~っておもっとっただけど、これは、知立市の事業費負担わりあいのことで調整しとったためってきく。「ぜんたい事業費からくにと名鉄の負担分をのぞいたのこりの事業費を、知立市と愛知県で半々に負担する」ってのがさいしょの予定だっただけど、「ぜんたい事業費には名古屋本線と三河線ののりかえのための費用もはいっとるだで、ほいつは知立市とは関係のないことだで知立市の負担わりあいをへらしてほしい」っていう知立市のいいぶんがとおって、また事業がすすむことになったらしい。
かり線工事
ほんで、ついにかり線工事にはいる。
(まいにちの記事から)
- 知立市中心街の名鉄知立駅周辺で、鉄道立体交差事業にともなう名古屋本線のかり線設置工事が本格化した。本体工事中も電車を通常どおりにはしらせる臨時の線路で、2016年に完成させる予定だ。
- かり線設置工事は、知立駅をはさみ、名古屋よりと岡崎よりの東西あわせて1.5キロにわたり、名古屋本線を現行のみなみがわにうつす。はばは複線分の6メートル前后で、おおくは平地だけど、最高5メートルほどのどもり区域も300メートルほどある。どもり区域ではどどめ用に、はば数十センチ、ながさ8メートル前后の鋼やいたがかり線のりょうはしの地中にうちこまれとる。どもりなどをととのえたあと、臨時の線路をひく。
- 事業主体の愛知県知立建設事務所は「工事がめにみえるかたちで本格化してきたで、市民にも鉄道立体交差事業のいごきがつかめるっておもう。20年以上と615億円あまりをかける事業で、安全第一で魅力あるまちづくりにとりくみたい」ってはなしとる。
いや~、ついにかり線工事にはいるか~。当初はことし2014年度が高架が完成する予定だっただけど、やっとほのとしになって、かり線工事にはいるってわけだ。ヰキペディアの三河知立駅の項に、「知立の高架化は2023年度に完成予定」ってかいてあったけど、ほんとにほこまでに完成するのかってきもするね。まあ、きながにまつよ。
(さんこう)
- 三河線に名古屋本線からの直通特急がはしる! - 2027年、豊田市まで - あきひこ ゆめてつどう|2014/06/25
- 知立駅 高架化 ピンチか? - あきひこ ゆめてつどう|2010/01/31
- 名古屋近辺工事見物・名鉄知立駅高架化|アレコレコレクション
- 名古屋鉄道|都市と民鉄
- 知立連続立体交差事業|愛知県
- 三河知立駅 - Wikipedia
- 2014年12月23日のかり線設置工事げんばの状況(まあはい線路がひけとる)〔ついか〕