古井から 三木まで 〔第1話 名鉄編〕

粟生線 (あおせん)って いう 線が ある。神戸電鉄の 支線で、ひよどりごえの むこうの 鈴蘭台 (すずらんだい)って とこから 粟生って とこまでの 29.2キロを むすぶ。ただ、列車は 本線格の 有馬線 (ありません)の 起点、新開地 (しんかいち)から とおしで 運行されとるで、新開地から 鈴蘭台までの 7.9キロを 有馬線との 重複 区間と して、新開地から 粟生までの 37.1キロが 粟生線の キロ数だって おもった ほうが わかりやすい。


ちなみに、新開地から 湊川 (みなとがわ)までの ひとえきかん 0.4キロは 厳密に いうと、神戸高速鉄道の 線に 神戸電鉄の 列車が のりいれとる かたちだ。ほれと、新開地は 神戸の 中心 三宮 (さんのみや)から 阪神で にしに 3.0キロの とこに 位置する。


粟生線が 存続の 危機に あるって ことは この ブログでも まえから とりあげとって、いっかい のりに いって みたいって おもっとっただけど、きょう 2012年 11月 なのか、ついに のりに いった。終点の 粟生までは いかんくて、沿線 最大の 都市 三木市 (みきし)の 中心駅 三木で おりかえして きただけど、わがやの もよりえき 碧海古井 (へっかいふるい)から 三木まで、私鉄を のりついで いった ようすを 4回に わけて おつたえする。


まずは 第1話 名鉄編。


6時 7分、西尾線 碧海古井から 新安城 (しんあんじょう) いき ふつうに のる。2両 編成の あかい 電車で、こんな はやい 時間だって いうのに、たちきゃくも そこそこ おる ほどの こみよう。ごくろうさまと あたまが さがる。


121107 粟生線 (1) 6:06 碧海古井
121107 粟生線 (1) 6:06 碧海古井

あさの かたい 空気に みが ひきしまる。ってか、ねぶたくも ある。


安城で のりかえ。電車は 名古屋本線の あがり ホームに 到着。ひるまは 西尾線 ホームで おりかえすで、名古屋本線の あがり 名古屋 方面へは 階段の のぼりおりを せにゃ いかんだけど、あさの なんぼんかは のりかえの 便宜が はかられとる。おりた おんなじ ホームに のりつぎの 電車が くるってのは、じつに ありがたい。


やって きたのは 名鉄岐阜 いき 特急。6時 23分、新安城 発。


121107 粟生線 (2) 6:22 新安城
121107 粟生線 (2) 6:22 新安城

車両は、セントレアが できたのに あわせて いっしょに 投入された、空港 特急 がたの やつで、座席 指定 車両には トランク おきばが ある。


121107 粟生線 (3) 6:27 名古屋本線 特急 車内
121107 粟生線 (3) 6:27 名古屋本線 特急 車内

あたらしい 車両だけ あって、じつに はしりが なめらかだ。


121107 (3)-1 06:40 名古屋本線 座席 指定券121107 (3)-1 06:40 名古屋本線 座席 指定券

※ 大枚 350円を はたいて、いつもなら のる ことの ない、座席 指定 車両に のった。

着席 通勤の ぜいたくを じゅうぶんに あじわって、6時 48分、名鉄名古屋に 到着。おりた 岐阜 方面 ホームの すぐ よこに ある、近鉄 連絡 かいさつぐちに むかう。ここも 階段 なしの のりかえが うれしい。





(さんこう)

*1:通常 料金 650円 プラス 座席 指定 料金 350円