5月 ついたち、こさめ ふる なか 大口町 (おおぐちちょう)の コミュニティー バスに のって きた。
13時 43分、快速特急で 犬山線の 柏森 (かしわもり)に 到着。所在地は 扶桑町に なるだけど、きたぐちが 扶桑町 がわの 玄関で、みなみぐちが みなみ どなりの 大口町 がわの 玄関って かんじに なっとる。
みなみぐちに 大口町 コミュニティー バスの バス停を さがし、時刻を たしかめる。しばし 駅 周辺で 時間を つぶして、14時 30分 発の さくら病院前 いきの バスに のる。
ふたり おりて からに なった バスに のったのは おれ ひとり。まえ のり、さき 料金で 100円を はらう。運転士さんに いきさきを たしかめられ、「役場」と 返事。かえりにも おんなじ ように いきさきを たしかめられたで、のりまちがい 防止の ために 運転士さんが たしかめる きまりに なっとったのかも しれん。
車内の 座席数は 13席。ひだりに 4席と みぎに 5席 ひとりがけが あって、いちばん うしろに 4席の ベンチ シートだ。ゆか 面の 段差も なくて、安城 (あんじょう)の あんくるバスよりも のりやすいって かんじた。
のる こと たった 5分で 大口町役場バス停に 到着。ちっちゃな まちだ。かえりの のりばを きくと、みちの 反対 がわだって いう。15時 10分 発と 15時 17分 発の 2本が ある ことを たしかめといて、役場の となりに ある アピタで 時間を つぶす。
アピタから 役場に もどり、15時 10分 発の 柏森駅 いきの バスに のる。こんども おひとりさま かしきりだ。
こんどの バスの ほうが 座席数が おおい。ひだりは ひとりがけで 4席、みぎは ふたりがけが いつつで 10席、いちばん うしろに 4席の ベンチ シートで、ぜんぶで 18席だ。あとで しらべて わかっただけど、いきに のったのが 「基幹 ルート」で、かえりに のったのが 「北部 ルート」だった。
5分で 柏森駅に 到着。大口町 コミュニティー バスの たびを おえる。
いきも かえりも 乗客は おれ ひとりって いう さびしさだっただけど、時刻表を よく みて みると、大口町 コミュニティー バスが 真価を 発揮するのは 平日 あさゆうの 通勤、通学 時間帯の ようだ。そこは 本数も てあつく、ルートも それ 用に なっとる。ひるまの 時間帯や、おれが いった 休日なんかは、単なる 閑散と した コミュニティー バスでしか なかった。
真価を たしかめるのは またの ひだ。
(さんこう)