木次線 (きすきせん)

この ふゆ、またも タクシーで 代替 輸送した 木次線だ。


木次線 (きすきせん) 路線図 (東海道ネットワーク館)
木次線 (きすきせん) 路線図 (東海道ネットワーク館)

タクシーで 代替 輸送したのは、木次線 全線 宍道 (しんじ)−備後落合 (びんごおちあい)間 81.9キロの うち いちばん みなみの、島根県と 広島に またがる 出雲横田 (いずもよこた)−備後落合間 29.6キロで、斜面からの 落雪の 危険の ため 列車を 運行 休止に しとった、ことし 1月 いつかから 3月 29日までの あいだ おこなわれた。

  • JR西日本は 3月 30日、木次線出雲横田−備後落合間の 運行を 再開した。
    出雲横田駅 (よみうり) 381-500運行 再開で 出雲横田駅に 到着した 列車から おりる こどもら (よみうり)
  • 沿線で 最大 1.2メートルの 積雪が あり、斜面からの 落雪などの おそれも あった ため、1月 いつかから 運行を みあわせとっただけど、この かんは タクシーで 代替 輸送しとった。
    三井野原駅 代行 タクシー (よみうり) 500-325ゆきの つもる 三井野原駅 (みいのはらえき)から 代行 タクシーに のる おきゃくさん (2012年 2月 中旬) (よみうり)

で、さいしょに 「またも」って いったのは、じつは この 区間の タクシーに よる 代替 輸送は はじめてじゃ なくて、去年の 1月 19日から 3月 にじゅうよっかの あいだも おこなわれた もので、この ブログでも 「タクシーで 代替 輸送 ふたつきも!?」って おどろいた もんだった。ほれ ぐらい さぶい 去年の ふゆだっただけど、タクシーで 代替 輸送した 期間の ながさで いうと、ことしの ほうが さらに さぶい ふゆだったって わけだ。



ゆきの ために タクシー 代替 輸送した 期間
木次線 出雲横田−備後落合間)

  • 2012年 1月 いつかから 3月 29日まで (85日間)
  • 2011年 1月 19日から 3月 にじゅうよっか (65日間)
  • 2005年 12月 22日から 2006年 3月 29日 (98日間)


で、まっと さかのぼると 2006年 ふゆの 98日間って いう 記録も ある。なんと タクシー 代替 輸送が ふつうに おこなわれて きただ。


列車の 乗客を タクシーで はこぶって いうと、えらい 台数が いるじゃんか!って いう 心配が あるだらあけど、ほいつは 無用だ。したの 時刻表を みて わかる とおり、この かんには 1日に 列車が 4本しか はしっとらん。ほれも 4月 ついたち 運行 開始の 臨時 列車 奥出雲おろち号 1本を ふくめての もので、タクシー 代替 輸送しとった ときは 1日に 3本の ダイヤしか なかった わけだ。


木次線 くだり 時刻表 (2012.4.2)
木次線 くだり 時刻表 (2012.4.2)

木次線 のぼり 時刻表 (2012.4.2)
木次線 のぼり 時刻表 (2012.4.2)

運行 本数の すくなさと いい、木次−備後落合間の 最高 速度が 65km/h*1でしか ないって いう おそさと いい、ゆきで ながい こと 運行を 休止しちゃう 鉄道 設備の 貧弱さと いい、まったく 生活 交通と して ふじゅうぶんだ。これは 木次線に かぎらず 中国 山地を はしる 路線の ほとんどに いえる ことで、道路の 整備 だけじゃ なくて 鉄道の 整備にも めを むけて ほしい もんだ。


ところで、生活 交通と しては ふじゅうぶんな 木次線だけど、はしる 列車からの ながめが すばらしいって いう。げんに 奥出雲おろち号って いう トロッコ 列車も はしっとる。やまぶかい 木次線、のりに いきたいな。




(ねたもと、さんこう)

*1:宍道−木次間の 最高 速度は 75km/h。