錦川鉄道 4両とも しんがた車両に

去年 2008年の 12月 29日の ニュースだ。錦川鉄道(にしきがわてつどう)で 新型気動車 「きらめき号」の 運行が 開始され、所有する 4両の 車両が すべて しんがた車両に おきかわったそうだ。

錦川鉄道 きらめき号 01 (まいこみ) 640-480 錦川鉄道 きらめき号 02 (まいこみ) 480-640
錦川鉄道 きらめき号 (まいこみ) (2枚とも)

錦川鉄道路線名錦川清流線と いい、その なの とおり、岩国から 錦川ぞいに 上流 錦町まで 38.3キロの、単線非電化の 路線だ。もともとは 国鉄 岩日線(がんにちせん)と いい、1987年、国鉄民営化に ともない 三セクと なった ものだ。ちなみに、岩日線の 「岩」は もちろん 岩国の 「岩」だが、「日」の ほうは 山口線の 日原(にちはら)を さし、山陽から 山陰に 横断する 予定だったらしい。

錦川鉄道 路線図 (goo スクロール路線図)
錦川鉄道 路線図 (goo スクロール路線図)
錦川鉄道 路線図 (グーグルマップ)
錦川鉄道 路線図 (グーグルマップ)
岩日線(未成線) 路線図
岩日線(未成線) 路線図
錦川鉄道データ】
距離 38.3km
所要時間 1時間 5分
表定速度 35.4km/h
料金 1,110円
運行頻度 1日 11往復

きわめて さびしい 数字だ。

にも かかわらず、存廃問題とは 無縁だと いう。岩国市営錦バスの 運行や、錦町での レンタサイクル事業、JR駅の 管理受託などの 鉄道運行以外の 収入が 経営を ささえとるらしい。また、終点の 錦町からは、岩日線の 未成線路盤の 一部を 利用して、タイヤつき遊覧車 「とことこトレイン」の 運行収入も おおきいそうだ。

鉄道経営に もどる。

岩国から 西岩国、川西と きて、みっつめの 駅が 御庄(みしょう)だが、新幹線の 新岩国と 交差した 位置に ある。現在は 「のりかえ 7分」と なっとるが、そんなに 距離が はなれとる わけでは ない。これを 新岩国に とりこむ ことは じゅうぶん 可能だ。両駅を 統合した うえで、岩国との あいだを ひんぱつ運行する。これで 新旧の 中心地が つながり、乗客が ふえ まちも 発展する。そう いう ことを かんがえて ほしい。



(さんこう)