京津高速鉄路 開業 1周年

北京南駅

ほぼ 1年 まえの、2008年 8月 ようかは ペキン オリンピックの 開会式だったが、すでに 記憶の かなたに なりつつ ある。おもい おこして みると、日本 選手団に 拍手が なかったり、柔道の 谷本歩実 選手が 金メダルを とったり、男子 サッカーで 日本 代表が 惨敗したり した ことが よみがえって くる。


で、この ペキン オリンピックの 直前、2008年 8月 ついたちに 開業したのが 京津(けいしん)高速鉄路だ。最高速度 300km/hで、ペキン(北京)−テンシン(天津)間 115キロを わずか 30分で 走破する 鉄道で、別名を 京津城際鉄路と いう。「城際」の 「城」は 「都市」、「際」は 「〜の あいだ」の 意味なので、すなわち 「インター シティー」と いう ことだ。





△ 京津高速鉄路 CRH 3がた 車両 (ドイツ シーメンス社がた)



△ 京津高速鉄路 CRH 2C_3 (日本 「はやて」がた)


京津高速鉄路の 概要

  • 2008年 8月 1日の 開業から 2009年 4月 上旬までに、のべ 1,000万人を こえる 乗客を 輸送した。
  • 従来 3時間だった ペキン−テンシン間の 所要 時間を 28分に 短縮した。
  • 現在 中国では、2020年までに 高速 旅客 専用線を 全国 各地に はりめぐらせる 計画が あり、京津高速鉄道は その さきがけで ある。
  • 工事は 2005年 7月に 開始された。
  • いったん 豊台まで にしに すすんでから 東南に 転進する 在来線の 京山線と ちがい、北京南駅(※ 1まいめの 写真)から ひがし ルートに すすみ、天津駅に つく 複線 専用 ルートと なる。
  • 距離は 115kmと なり、その 86%が 高架で ある。
bold;">これからの 課題:起点の 北京南駅が 都心からの アクセスが よく ない ことが 弱点の ようだが、去年 着工した ペキンと シャンハイを むすぶ 京滬(けいこ)高速鉄道も 北京南駅を 起点と する ようなので、おいおい この 問題も 改善される ものと おもう。





(ねたもと)

(さんこう)

(1まいめの 写真は 京津高速鉄路の 起点、北京南駅)