日立、イギリスから 車両 1,400両、1兆円を 正式受注へ! 〜インターシティ エクスプレス プログラム〜

日立製作所が イギリス運輸省に 納入予定の 高速鉄道車両の イメージ

ことしの 3月 ついたちに、「日立が イギリスから 高速鉄道車両 最大 1,400両を 受注」との ブログを かいたが、じつは その ときは まだ 「優先交渉権を 獲得」した 状態だったようで、としあけに やっと 最終受注契約を むすぶ はこびと なったそうだ。


この プロジェクトは 「インターシティ エクスプレス プログラム」と よばれる もので、ロンドンから スコットランドや にし海岸を むすぶ ものだが、これとは べつの ドーバー海峡トンネル連絡線で、ことし 12月 じゅうよっかから 運行を 開始した 日立 395系の 省エネ性能や、短期間での 納入能力が たかく 評価された ことが、こんかいの おおがた受注に つながったとの ことだ。



日立が イギリス高速鉄道車両を 1兆円で 受注へ としあけにも 最終契約


イギリスの インターシティ エクスプレス プログラム

日立は 12月 29日、イギリスの 高速鉄道に しんがた車両を 導入する プロジェクトで、イギリス運輸省と としあけにも 最終受注契約を むすぶ ことを あきらかに した。

  • 日立が 受注するのは、イギリス運輸省の 「インターシティ エクスプレス プログラム」。イギリスでは 運輸省が まどぐちと なり 国内高速鉄道の 車両の 調達契約を むすぶ。計画では、ロンドンと 北部の エディンバラや にし海岸を はしる 複数の 路線に 順次、1,400台の しんがた車両を 導入して いく。受注総額は 最大 1兆円に のぼる。
  • 日立は ことし 2月に 優先交渉権を 獲得し、正式契約に むけ 協議を つづけて きた。契約では、しんがた車両の 大半の 製造と 運行システムの 開発などを 受注する みとおし。2013年から 数年 かけて 納入し、その あとの メインテナンスも うけおう。
  • 日立では、鉄道発祥の イギリスでの おおがた受注を はずみに ロシアや スペインなど ヨーロッパ各国で うりこみを かける。飛行機や 自動車よりも 地球環境への 負荷が ちいさい 鉄道の 需要が 世界的に たかまって おり、日立の ほか、三菱電機や 川崎重工など すぐれた 技術を もつ “日本の 電車”の ビジネスチャンスが ひろがっとる。


日立 395系

  • 日立は この 計画とは べつに、ロンドンと ドーバー海峡に 面した アシュフォードを むすぶ 高速鉄道の 車両を 受注し、今月から しんがた車両(日立 395系)が 運行を はじめとる (しゃしん みぎ)。
  • イギリスで にほんメーカーの 電車が はしるのは これが はじめてと いう。日立が 納入した 軽量アルミ製車両は この 区間の 運行時間を 従来の 83分から 半分 以下に 短縮した。省エネなど 車両の 性能に くわえ、短期間での 納入などの 実績が たかく 評価され、今回の おおがた受注に つながった。

  • 日立は 今後、イギリスでの 実績を てこに、鉄道網の 老朽化が すすむ ヨーロッパ各国への 進出を いそぎ、スペインや ロシアで 来年にも 現地調査に のりだす 方針だ。
  • ヨーロッパでは “鉄道ビッグスリー”に はいる シーメンスの 本拠地で ある ドイツと アルストムが ある フランスは 参入障壁が たかいと 判断。周辺国から 開拓する ことに した。車両製造の ほか、制御装置や きっぷの 自動販売システムなど 関連設備なども うりこんで いく かんがえだ。
  • 海外では、中国や インドなどの 新興国で 高速鉄道の インフラ整備が すすんどる ほか、ヨーロッパや アメリカの 先進国でも 環境対策から 鉄道網を 拡充する うごきが ひろがっとる。

海外メーカーを まじえた 受注合戦も 激化して おり、日立の おおがた受注は にほんメーカーに とって おおきな 自信と なりそうだ。


日立が英高速鉄道車両を1兆円で受注へ 年明けにも最終契約 - MSN産経ニュース|2009.12.30 00:24





うれしい ニュースだ。


これに つづいて、ブラジルで、アメリカで、インドで、ベトナムで、中国で、ロシアで、スペインで、世界中で、にほんの 鉄道の 躍進を のぞみたいね。




(さんこう)