まつもとのたびふつかめは、なかせんどうならいじゅくをみにいくことにした。たいへいようがわとにほんかいがわのぶんすいかい、とりいとうげからにほんかいがわにおりたさいしょのしゅくばまちだ。あとはでんしゃでとりいとんねるをくぐって、ほのままなごやにかえれる。
〔まつもとからならいまで〕 | (かみすわいきかいそく)(なかつがわいきふつう) |
〔ならいじゅくをあるく〕 | (みゆき)(とんやば)(こまや) |
〔ならいからふくしままで〕 | (なかつがわいきふつう)(とりいとんねる) |
〔ふくしまじゅくをあるく〕 | (こうさつば)(ほんじん) |
〔しなのでふくしまからなごやまで〕 | |
[じょうしゃきろく] |
◇ ◇
まつもとからならいまで
ひとばんとまったやど、どーみーいんまつもとではやいあさめし。きのうのばんにきょうはならいじゅくをみにいくことをきめただけど、でんしゃがはやいでんしゃしかなくて、ほれにまにあわせるために、あさめしのていきょうがはじまる6じ15ふんからあさめしをくう。
めしをくいおえてとっととちぇっくあうと。
まつもとは4ばんのりばから、7じ21ぷんかみすわいきかいそくにのる。あおいせんのはいった3りょうへんせい211けいすてんれすでんしゃだ。しゃりょうばんごうせんとう「くもは211-3039」で、ざせきはべんちしーと。ほんとは7じ42ふんなかつがわいきふつうにのやあよかっただけど、しおじりで19ふんっていうちゅうとはんぱなまちじかんができちゃうのがいやで、しおじりまでいくのに2ほんはやいこのでんしゃにのることにしたしだいだ。ところで、うんてんしつうしろのぶらいんどが3まいともおろされとって、まえがまったくみえん。どういうことだ。
えきをでるまえに、むかいの5ばんのりばに、おりかえしなかつがわいきふつうになる313けいすてんれすでんしゃがはいってくるのをみとめる。だいだいいろのおびのはいった、じぇーあーるとうかいのでんしゃだ。
えきをでて、まつもとだいらをみなみにいく。
みぎにあさひにてらされるきたあるぷすをみながら、まつもとだいらのかたくてつべたいくうきのなかをみなみにいく。
みなみまつもとについて、ようけのってくる。いがいなことだ。だだっぴろいかもつせんろぐんのなかにぽつんってりょかくのりばがあるってえきで、みぎにみどりいろのがそりんせんようかもつれっしゃ。
ひだりにくろいがそりんせんようかもつれっしゃ。
【みなみまつもと】
【みなみまつもとのがそりんせんようかもつれっしゃ】
ひらたにとまる。
むらいについて、こうこうせいがなんにんかおりる。
ひろおかにとまる。
みぎにあさひにてらされるきたあるぷすをみながら、まつもとだいらのかたくてつべたいくうきのなかをみなみにいく。
しおじりは1ばんのりばについて、でんしゃをおりる。7じ39ふん。
のってきたでんしゃをみおくり。ひだりにくねりながら、しんじゅくからくるちゅうおうせんのほうにはいっていくのをみおくり。
いったんきょうじょうかいさつをでて、いっぷく。まどぐちで、ここしおじりからならいまでのきっぷをかう。まつもとからここまではまなかがつかえたけど、じぇーあーるとうかいのかんかつになる、しおじりからなかつがわまでのあいだは、あいしーかーどじょうしゃけんがつかえんだ。
かいさつをはいりなおしてのりばにおりて、でんしゃけんぶつ。
6ばんのりばから、まつもといきふつうの4りょうへんせい313けいすてんれすでんしゃがでていく。だいだいいろのせんのはいったじぇーあーるとうかいのでんしゃだ。
むかいの5ばんのりばに、なかつがわいきふつうの2りょうへんせい313けいすてんれすでんしゃがはいってきて、どどーってひとがおりてきてしゃないはすく。しおじりでこんなにおりるっていがいだ。このでんしゃもだいだいいろのせんのはいったじぇーあーるとうかいのでんしゃで、これからのるでんしゃだけど、まんだ19ふんのまちじかんがある。
むこうの2ばんのりばに、あおいせんのはいった211けいすてんれすでんしゃがはいってくるのがみえる。しんじゅくからくるちゅうおうせんからきた、じぇーあーるひがしにほんのまつもといきふつうだ。
さて、6ばんのりばのなかつがわいきふつうにのりこんで、でまち。ざせきはてんかんくろすしーと。わんまんでんしゃで、うんてんしさんがでるまえのしゃないほうそうをいれとる。えいごほうそうまでいれとるだけど、これはいらんわ。
なかなかえきをでんあいだに、ぽろぽろ、ぽろぽろひとがのってくる。ぽろぽろ、ぽろぽろのってきて、ついにはおおぜいのたちきゃくがでるまでになる。
ついにえきをでる。しんごうがきいろからあおいろにかわって、えきをでる。ていこくの8じ17ふんより1ぷんおくれになった。
えきをでてみぎにくねって、なごやからくるちゅうおうせんのほうにはいっていく。
みぎにあさひにてらされるきたあるぷすをみながら、まつもとだいらのかたくてつべたいくうきのなかをみなみにいく。まんだきたあるぷすもまつもとだいらもつづいとる。
みなみにいく。
せばにとまる。
やまのもみじがちかくなる。
まつもといきふつうの313けいすてんれすでんしゃとすれちがい。このあたりでまつもとだいらはつきて、きそだににはいる。
おおきくみぎにくねりながら、ひでしおにとまる。
ひでしおとんねるをくぐる。
つづけて、おおそとんねるにはいる。
おおそとんねるをでる。
なかのさわとんねるをくぐる。
つづけて、かたひらとんねるにはいる。
かたひらとんねるをでてすぐに、がーだーばしでならいがわをみぎななめにわたる。せばから、でんしゃはならいがわをさかのぼっていっとる。
にえかわにつく。
ここでこうこうせいがたいりょうにおりる。わんまんうんてんでうんてんせきのうしろからしかおりれんくて、うしろのしゃりょうにのっとるこうこうせいもまえのしゃりょうまでれつをなしてやってくる。みんなおりきるまでどいだけじかんがかかったことか。
おりたこうこうせいらがはんたいのりばにあるえきしゃにむかっていくのをみながら、えきをでる。
にえかわでたいりょうにおりたのは、こうこうせいじゃなくてしんしゅうりはびりてーしょんせんもんがっこうのせいとだった。 |
えきをでて、たんせんをいく。まつもとからしおじりまでのあいだはもちろん、さらに、にえかわまでふくせんだったもんが、にえかわからたんせんになった。
ごんげんとんねるにはいる。
とんねるをでてすぐにならいがわをひだりにわたって、みぎひだりいれかわる。
やまんなかをいく。
みぎぶくれのいきちがいぶんきをちょくしん。
みぎにくねりながら、ひらさわにとまる。
えきをでて、またたんせんになる。
みぎななめにならいがわをわたって、またみぎひだりいれかわる。
たかみとんねるをくぐる。
ひだりぶくらみのいきちがいぶんきをひだりにはいる。
ならいは3ばんのりばについて、でんしゃをおりる。8じ41ぷん。
のってきたでんしゃをみおくり。
こせんきょうをわたって、はんたいのりばのがわにあるきづくりのえきしゃにはいる。
えきしゃんなかはひろいまちあいしつ。なつかしい、むかしのまんまのまちあいしつだ。
きっぷうりばにならんで、てにもついちじあずかりじょもある。
ならいじゅくをあるく
ならいえきのすぐまえによこたわるみちがなかせんどうだ。ちゅうおうせんのにしがわにちゅうおうせんにへいこうしてなかせんどうがのびとる。
えきからみなみにあるいて、すぐにならいじゅくにはいる。はっきりしゅくばまちだ。ただまんだくらい。まあじき9じだっちゅうのに、まんだくらい。かいどうのえんちょうせんじょうのむこうのやまにはひがあたっとるけど、かいどうはくらい。「きそじはすべてやまのなかである」だ。くうきはつべたい。まつもともつべたかったけど、さらにつべたい。
かいどうはみなみにむけてのぼりざか。みぎひだりにずらーってまちやがならぶさまのみごとなこと。どのたてもんもにかいがみちにせりだしとって、あーけーどしょうてんがいみたいでもある。
みぎにしみずのわきでるこや。あんどんにしもまちってかいてある。
すすんで、ひだりにいりょうひんのみせみゆき。しっきのみせさわや。
すすんで、みぎにしょくじどころえちごや。
すすんで、ひだりにたばこのみせなかむらや。ほのいりぐちのわきにあっかいぽすと。
さらにみなみにむけてのぼっていって、みちにもひがあたってきた。やっとひがあたってきた。
すすんで、ひだりにりょかんえちごや。
すすんで、みぎにとんやば。いまはかみどんやしりょうかんになっとるけど、きょうはげつようやすみ。1602ねんにできたたてもんで、めいじまでつかわれとったってかいてある。1880ねん、めいじてんのうございしょにもなっただげな。
すすんで、かぎのて。かいどうがみぎにおれて、すぐにひだりにおれかえしてみなみにのびていく。
ついにしゅくばまちがつきる。
つきたみぎうえ、こだちのなかにしずめのみや。
このさきはとりいとうげ。どんなにくろうしてとうげみちをのぼっていったことか。
きたにえきにひきかえすだけど、よりみち。
ひがしにちゅうおうせんをこえて、ならいがわごんべえばしから、みずがきたにながれていくのをみる。ながれながれてにほんかいにそそぐ。
かいどうにもどるとちゅう、ごんべえふみきりをながのいきしなのがやってくる。とりいとんねるをぬけてきたでんしゃだ。
ものすごいそくどでやってきて、しゃたいをかたげてきたにさっていく。
みやげもんやでつまがかいもん。ひゃくそうがんをかった。
かいどうをくだっていくとちゅう、こまやでだんごをくう。いや、みせんなかのあったかさがうれしい。あったかいみせんなかであったかいだんごをくって、あったかいおちゃをのむ。みせのたいしょうががいこくじんきゃくにえいごでうけこたえ。たいへんだねえっていうと、がいこくじんきゃくがおおいだっていう。とりいとうげをこえてやぶはらじゅくまでいったり、はんたいにならいじゅくにきたりするたびびともおおいっていう。
とんやばのまえをきたにくだっていく。
いきにひやかしでよった、いりょうひんのみせみゆきでつまがかいもん。あまりのさぶさにまふらーをかった。
しもまちまでくだったとこで、しょくじどころこなやにはいってまたひとやすみ。にかいのせりだしからむかいのみせをみる。
えきにもどって、でんしゃでまたさきにいくことにする。
ならいからふくしままで
ならいは、まどぐちでふくしままでのきっぷをかってかいさつをはいる。しおじりからならいまでとおんなじ420えんだ。
こせんきょうをわたって2ばんのりばにおりたとこで、「11じ20ぷんのなかつがわいきふつうは、しおじりを5ふんおくれででた」ってこうないほうそう。いや、どっちみちここで8ぷんまちじかんのあるでんしゃだでえいきょうないわ。がいこくじんだらけのまちあいしつででんしゃをまつ。
さて、なかつがわいきふつうの313けいすてんれすでんしゃがはいってきて、のりこむ。
のりこんだでんしゃんなかから、ひだり3ばんのりばをなごやいきしなのがぬけていくのをみおくり。8ぷんのまちじかんはしなのをさきにいかせるためのじかんだっただ。
けっきょく2ふんおくれになって、ならいをでる。
みぎにならいじゅくのまちなみをみて、みなみにいく。
ならいじゅくのまちなみがつきて、すぐにとりいとんねる。むかしはとりいとうげをこえていっとったもんを、いまはこのとんねるをとおっていく。このとんねるがにほんかいがわとたいへいようがわのさかいで、ならいがにほんかいがわさいごのえきだった。
とんねるんなかではんたいでんしゃとすれちがい。
やっとでぐち。いや、ながいとんねるだ。
きそだにをくだっていく。
やぶはらについて、なんにんかおりていく。ならいにおなじくここもなかせんどうのしゅくばまちだ。
がーだーばしできそがわをみぎななめにわたる。かわはきそがわにかわった。たいへいようにむかってながれていくかわだ。
わしとりとんねるにはいる。
とんねるをでてすぐにきそがわをわたって、またすぐにわたりかえす。かわがだこうしとるぶぶんだでだ。
しもじまとんねる、やまぶきとんねるって、たてつづけにくぐる。
みぎにくねりながら、みやのこしにつく。
ここで、むかいののりばをぬけていくながのいきしなのとすれちがい。
みやのこしをでて、たんせんになる。
とんねるをくぐることもなく、はらのにつく。
はらのをでて、ふくせんになる。
はんたいせんとはなればなれになって、うえのとんねるをくぐる。
つづけて、あいざわとんねるをくぐる。
さらにつづけて、やざきとんねるをくぐる。
みぎにふくしまのまちがみえてくる。
ひだりにくねりながらがーだーばしをわたる。
11じ41ぷんのていこくより2ふんおくれで、ふくしまはしましきのりばひだりがわの2ばんのりばにつく。おおきなこうないのえきなのに、のりばはこのしましきのりばひとつしかない。
のってきたでんしゃをみおくって、かいさつをでる。のりばはどてうえにあって、はんちかにおりていくようなかんじでちへいのかいさつをでる。このまましなのにのりかえやなごやにかえれるだけど、まんだじかんもあることだし、ここでおりてふくしまじゅくをみていくことにした。
ふくしまじゅくをあるく
ふくしまはえきまえからきたにいく。ちゅうおうせんのせんろとへいこうするみちをきたにいくだけど、これがなかせんどうだ。ただ、ふくしまじゅくはえきまえからまっときたにいったとこにある。まちからはずれたとこにえきがあるだ。こくてつのえきはだいたいこういうふうだ。
みちがみぎにくねってひがしむきになったとこで、ひだりてーじにはいる。なかせんどうからはずれて、ひだりてーじにはいる。
ちょこっといって、やさわがわやさわばしのてまえみぎがわにみつけた、くるまやほんてんってみせにはいってひるめし。おれはとろろそばとてんぷらをちゅうもん。つまはざるそばとてんぷらをちゅうもん。いや、そばのうまいこと。にほんいちのそばやだ。
なかせんどうにもどって、さきにいく。
なかせんどうがひだりてーじにおれて、やさわがわなかやさわばしをわたる。さっきのやさわばしのひとつかわかみにあるはしがこのなかやさわばしだ。やさわがわはにしにきそがわにそそぐかわ。
なかやさわばしをわたったむこうから、さかをあがりながらひだりかねんてして、みぎかねんてしてふるいまちなみにはいっていく。いや、こんなとこにふるいまちなみがのこっとっただ。まえに、ばすでふくしまのまちをとおったことがあるだけど、こんなとこにふるいまちなみがのこっとるとはわからんかった。
みちがとちゅうでのぼりからくだりにかわる。
みちがみぎにくのってさらにくだっていきはじめるひだりがわにこうさつば。こんなとこがしゅくばのまんなかだっただ。
こうさつばのわきにふくしまえず。わかりやすいちずだ。
いったんなかせんどうをはずれてにしにおりてって、きそがわのきしべをさんぽ。
きそがわぞいをかみにあるいてなかせんどうにごうりゅう。
ぶんかこうりゅうせんたーこうさてんをみぎにおれたつきあたり、ぶんかこうりゅうせんたーたてもんのてまえにふくしまじゅくほんじんのいしぶみをはっけん。
えきにもどるとちゅう、なかやさわばしをわたるとこで、くうちゅうをでんしゃがいくのがみえる。でんしゃでふくしまにつくてまえにわたったがーだーばしをみなみいきにでんしゃがいくだ。いや、こんなにたっかいいちにあっただ。
しなのでふくしまからなごやまで
あとはかえるだけ。ふくしまは2ばんのりばからなごやいきしなのにのる。
なごやは11ばんのりばについて、ふつかにわたるたびをおえる。
◇ ◇
じょうしゃきろく
- まつもと 7:21 → (しののいせん=かみすわいきかいそく) → 7:39 しおじり
〔13.3きろ、18ふん、じそく44.3きろ、240えん〕 - しおじり 8:17 → (ちゅうおうせん=なかつがわいきふつう) → 8:41 ならい
〔21.1きろ、24ふん、じそく52.8きろ、420えん〕 - ならい 11:20 → (ちゅうおうせん=なかつがわいきふつう) → 11:41 ふくしま
〔20.6きろ、21ふん、じそく58.9きろ、420えん〕 - ふくしま 14:33 → (なごやいきしなの *1) → 16:07 なごや
〔133.1きろ、1じかん34ふん、じそく85.0きろ、4,700えん *2〕
(2024ねん11がつ25にち、げつようび、へいじつ)
(さんこう)
- まつもとのたびいちんちめ
- まんだみたことのないまつもとのしろをみにいく。つまとふたり、しなのにのってみにいく。
- ふるいからなごやまで
- おんたけさんからかえる
- きそだにのとんねる - こうぞうじからなかつがわまで
- きそだにのとんねる - ふくしまからひでしおまで