日立、契約 延期! 〜イギリスからの 1,400両の 車両受注〜

日立が イギリス政府と 3月中旬に むすぶ 予定だった、鉄道車両事業の 正式契約が 延期される ことに なった。








イギリスの 地図
イギリスの 地図

イギリス運輸省は 先週末、「当初予定より 資金の かりいれ環境が 悪化し、乗客数の のびも 鈍化しとる」と して、契約締結を 延期すると 発表した。事業計画を 再検証した うえで、5月にも ある 総選挙後の 次期政権下に 判断を ゆだねる。


1兆円を こえる 大プロジェクトだけど、選挙の ゆくえしだいでは 規模縮小など 内容が みなおされる 可能性も ありそうだ。


日立は 昨年 2月に この 事業の 優先交渉権を 獲得。2013〜2018年に イギリス国内の 幹線を はしる 車両 約 1,400両を 納入し、最長 30年間、車両の 保守を うけもつ 計画だ。現地に 複数の 工場を 建設し、スペインなど ほかの ヨーロッパ地域に 車両を うりこむ 拠点に する ことも 想定。すでに 工場の 立地にも めどを つけとった。


社会基盤整備を 経営の じくに すえる 日立に とって、この プロジェクトは、鉄道事業の 本格的な 海外展開の 試金石に なっとる。日立は 「事業は 予定どおり 実施される」(広報)と しとるけど、次期政権の 意向しだいで、戦略変更を せまられるかも しれん。


規模が 縮小される 可能性も ある みたいだけど、なんとか 予定どおりに 受注できる ように なると いいな。




(さんこう)