北陸鉄道の 存続は きびしい? ・・・ 2009年度 決算 発表で

北陸鉄道が 2009年度の 決算を 発表した。4期 連続の 減収 減益だと いう。


つぎの 表で 決算 数字を みても わかる とおり、北陸「鉄道」とは いっても、鉄道 事業が 全体 事業に しめる わりあいは ごく ちいさいだけど、鉄道 事業の 1億円と いう あかじ はばは 平成に はいってからでは 最大だそうで、会社がわは 「この ままでは 存続は きびしい」と して、沿線 自治体や 石川県に ひきつづき 協力を もとめて いく かんがえを しめしたそうだ。

















































北陸鉄道 2009年度 連結 決算
項目 金額 比較 分析
全体 営業 収益 149億 9,700万円 前年度比 5.9% 減 うりあげだかに あたる もの
営業 利益 2億 9,900万円 前年度の 2倍 バスの 燃料の 軽油 価格が おおはばに さがった ことや、経費 節減の 効果
純利益 1億 6,800万円 前年度比 34.7% 減 日本航空かぶの 売却損が 約 1億 5千万円に のぼった ため
鉄道 事業 営業 収益 約 5億 4千万円
営業 利益 △ 1億円 前年度より あかじ 額が 約 2千万円 増 少子化などに よる 通学 定期の おちこみが おおきかった
バス 事業 営業 収益 約 96億円 前年度より 約 9億円 減少 高速 道路の 「休日 上限 1千円」に よる レジャーきゃくの マイカーへの シフトや、安価な 「ツアーバス」の 増加に よる きゃく数の 減少が ひびいた。

おとついの 「ゆめてつどう」にも かいた とおり、となりの 福井県では、これから 福井鉄道えちぜん鉄道が 相互 のりいれを やって いくって いう ほど、鉄道が 元気だ。それに ひきかえ どうにも 石川県は、って いうか 北陸鉄道は 鉄道に ちからが はいっとらん。北陸鉄道の ふたつの 路線、浅野川線石川線も 北陸 随一の 大都会 金沢の 近郊 路線で あるので、いっくらでも 経営の やりようは あると おもうだけど。


たとえば、金沢の 中心 片町や 香林坊を とおって、北鉄金沢駅と 野町駅を むすぶ 路線を 新設して、ふたつに わかれとる 既存の 路線と 一体化する。日本海に ちかい 内灘から 北鉄金沢、片町、香林坊、野町、新西金沢を とおって 白山の いりぐち 鶴来 (つるぎ)に いたる、長大な 路線が 出現するだ。そう すれば 鉄道だけで 移動できる 範囲が ずいぶんと ふえ、利用者も ふえるって いう 寸法だ。


ことしの 2月 なのかに 北陸鉄道を おとずれた ときには、石川線の アテンダントの おねえさんが ずいぶんと 親切に して くれただけど、鉄道 会社だけじゃ なくて 沿線 自治体や 石川県、くにも 協力して 「つかえる 鉄道」に して いって ほしい。




(ねたもと)

(さんこう)

(ついか)