なつくさに うまる ほくのうえき −週刊現代−

1日に 9本の 列車が 到着し、8本の 列車が 出発する だけの 北濃駅 (ほくのうえき)。ここが、鉄コン 列車や 保育園 列車を はしらせて 活性化を はかる 長良川鉄道 (ながらがわてつどう)の 終着駅だ。

121027 週刊現代 12 北濃駅 01
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長良川鉄道 北濃駅 (ほくのうえき)

「蒸気 機関車が はしっとった ころに つかわれた 線路も くさに おおわれとる」 (フォトライター 矢野直美さん)
121027 週刊現代 12 北濃駅 02
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長良川を ながめ 名物 駅弁を 食す

福井県九頭竜線 (くずりゅうせん)と つなげる 計画が、採算が あわんかった ために とちゅうで とんざし、駅から さきは さびた 線路が くさむらに のこっとる だけです。ここでは 急峻な やまなみと 長良川の 清流を ながめながら、美濃太田駅 (みのおおたえき)の 名物 駅弁 『松茸の釜飯』を たべるのを おススメします」 (フォトライター 矢野直美さん)

起点 美濃太田 (みのおおた)からの 72.1キロを 2時間 かけて、列車は やって くる。この さき 福井県九頭竜線 (くずりゅうせん)と つながる ゆめも、いまは なつくさに うまる。



(さんこう)

(ついか)