イルカで のりつぎ わりびき、100円だ! - ことでん

名鉄は電車とバスをのりつぐと80円わりびきになる。たった80円だけど、じっさいにわりびかれてみるとけっこううれしいもんだ。ところでことでんもこんげつ2014年3月ついたちからのりつぎわりびきはじめたっていう。しかも100円。

(あさひの記事から)

  • ことでんICカード乗車券「イルカ(IruCa)」をつかって電車とバスをのりつぐと、100円わりびきされるサービスが2014年3月ついたちにはじまった。マイカーにおされて利用がへった公共交通をもりたてえと、高松市が8わりを負担することで実現した。
  • このひ、高松市中心部で大西秀人高松市長や真鍋康彦ことでん社長によるデモンストレーションがあった。ことでん瓦町駅(かわらまちえき)で電車をおり、自動改札機にイルカをタッチ。駅からバスにのって「三越前」にいき、降車するさいにふたたびイルカをタッチすると、ひきおとし料金の表示は本来の「140円」が「40円」に減額されとった。
    ことでん瓦町駅 真鍋康彦ことでん社長と大西秀人高松市長 (あさひ)
    △ ことでん瓦町駅 真鍋康彦ことでん社長(ひだり)と大西秀人高松市長 (あさひ)
  • これまでも、ことでん独自で20円ののりつぎわりびきをしとったけど、高松市が80円うわのせした。イルカでのれる電車(ことでん)とバス(ことでんバス、大川バス)が対象。来年度2014年度にはコミュニティーバスやのりあいタクシーにも高松市がイルカの設備を導入し、わりびきする。
  • 通勤や通学をマイカーから電車やバスに移行させえと、定期券のイルカもわりびきの対象とした。70才以上の高令者には2014年10月から、どの利用でも料金半額になるイルカをくばる予定だ。高松市はきょねん2013年12月の補正予算と新年度2014年度予算案で、これらの事業にあわせて1億円を計上した。
  • 高松市はバスや鉄道といった公共交通を「高令者の移動手段」と位置づけ、2010年に「総合都市交通計画」を策定。きょねん2013年9月には「公共交通利用促進条例」も制定した。わりびきによってまず利用者をふやし、将来的にはより効率と利便性をたかめたバス路線に再編せえとかんがえとる。
    ことでん 路線図 (ウィキペディア)
    △ ことでん 路線図 (ウィキペディア)

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なるほどね、もともとことでん独自で20円ののりつぎわりびきしとったものを、高松市が80円うわのせして100円にしたってわけか。高松市さまさまだね。ほかに定期券イルカもわりびきの対象にしたことや、70才以上の高令者への料金半額イルカの配布もあわせて、2013年度と2014年度で高松市は1億円を投入する。さらに、公共交通利用促進条例まで制定しとる高松市ってすばらしい。


(さんこう)