とりあえず 直通 バス はしらせとるだけど 〜山田線 宮古−釜石間〜

気仙沼線JR東日本の 提案する バス 専用道 方式 (BRT)での かり 復旧を 選択して、ほの ための 工事も まあはい はじまったのに たいして、おなじく バス 専用道 方式を 提案されとった 山田線と 大船渡線の ほうは まんだ 結論が でとらん。


三陸 海岸 鉄道 復旧 地図 (鉄道コム)
三陸 海岸 鉄道 復旧 地図 (鉄道コム)

きょうは ほの ふたつの 路線の うち、宮古−釜石間 55.4キロが 運行 休止に なっとる 山田線の ほうが どう なっとるか、あさひの 記事から みて みる。



  • 宮古−釜石間で 直通 バスを 運行へ (2012年 3月 15日 あさひ)
    • 岩手県北バス (いわてけんぽくばす)が 4月から、宮古と 釜石を むすぶ 直通 バスを 運行させる ことに。ひがしにほん地震の あと、この 区間は 山田町で 岩手県北バスと 岩手県交通の バスを のりつぐ 必要が あり、じもと 自治体が はたらきかけとった もの。
      岩手県北バス ロゴ
    • 当面 2往復で、バス停は 沿線の 4自治体 1かしょ ずつに へらし、宮古−釜石間を 1時間 35分で むすぶ 計画。通常の バスより 2、30分 短縮し、料金も JRの 1,110円 なみを めざす。
    • JR東日本の 「いわてデスティネーションキャンペーン」に あわせて 4月から 6月まで はしらせ、ほの あとは 利用 状況を みて かんがえる。
    • 自治体 がわには 直通 バスを はしらせる ことで、JR東日本の 提案する バス 専用道 方式を けんせいする ねらいも ありそう。
    • JR東日本の 構想だと、鉄橋が ながされた 部分は 国道を はしる ことに なるで、バス 専用道 方式でも 路線 バスと にた ルートに なる。


  • 宮古で 山田線 復旧へ 署名 運動 (2012.5.21 あさひ)
    • JR東日本から バス 専用道 方式での 復旧が 提案されとる 山田線、大船渡線に ついて、早期 鉄道 復旧を もとめる 署名 運動が おこなわれとる。
    • JRや バス 会社の 労働 くみあいなどで つくる 県交通運輸産業労働組合協議会が 事務局に なって、6月 末までに 20万人を 目標に あつめとって、国土 交通 大臣らに 提出する。
    • 署名を あつめとった JR東日本の 労働 くみあいの ひとの はなし
      「鉄路が 復旧できんと、くみあいいんの しょくばも まもれんく なる」
      JR東日本 ロゴ


  • 宮古−釜石 直通 バス、バス停 ふやして 集客へ (2012.5.23 あさひ)
    • 岩手県北バスが この 4月から はじめた 宮古−釜石 直通 バスの きゃくあしが のびん。1便 数人の 乗客で 採算 われ 状態。
    • 6月から 4かしょの バス停を 10かしょに ふやして、集客に つとめる。
    • 5月 22日 午前 9時、宮古駅前 発の 直通 バスの 乗客は ゼロ。運転士は 「いつも こんな かんじです」と かたる。ちかくに おった タクシー 運転手は 「そもそも 釜石に いく 観光客は なかなか おらん」って いう。
      120522 宮古駅前 宮古−釜石 直通 バス (あさひ)120522 宮古駅前 宮古−釜石 直通 バス (あさひ)
    • 料金は かたみち 1,100円。乗客は 1日 2往復で 5人から 15人。ゴールデンウイークの ときも 1日 15人から 25人だった。病院や 通学客は 近距離 バスを 利用しとって、直通 バスは 観光客や ビジネスマンを 想定。距離が 70キロと ながい ため、リラックスできる よう 40人 のりの おおがた バスを 用意したのに、あてが はずれた。
    • 4月から 6月までの JR東日本の 岩手デスティネーションキャンペーンの 期間 限定 バスなので、時刻表にも 掲載されて おらず、浸透 不足は いなめん。
    • この まま 利用が すくないと、宮古−釜石間の 需要 不足の 根拠に され、JR 山田線の 復旧 論議に えいきょうを あたえかねん。岩手県北バスは 7月 以降の 存続は 未定って いっとるけど、宮古市釜石市などと 相談し、存続を はたらきかける。



うーん、直通 バス くるしいか。70kmの 距離を 1時間 35分で いくって いうと 表定 速度 44.2km/hだもん、一般道を はしる バスと しちゃあ けっこう はやいだけどね。ゆったり のれる おおがた バスだし、1,100円って いう 料金も たかく ないし。


まあ 1日 2本じゃ 通勤や 通学、かいもんに つかえる もんじゃ なくて、旅行客や ビジネスマン だのみに なるだけど、期間 限定 バスで 時刻表にも のっとらんってのは いたいね。宮古も 釜石も、盛岡や 花巻なんかの 内陸部からは 鉄道で つながっとるだけど、公共 交通は ほこで おわりだって いう 認識が つよくて、ほっから さきの 海岸 ぞいまで バスで のりついで いけるとは おもいも せんのかも しれん。


「山田線が になっとった 公共 交通 機能を はやく 復旧させる ためには、バス 専用道 方式での かり 復旧が いい!」って いう JR東日本と、「バス 専用道 方式に よらんでも おんなじ ような バスを はしらせとるだで、とにかく はよ 鉄道の 復旧を して ほしい!」って いう、宮古市、山田町 (やまだまち)、大槌町 (おおつちちょう)、釜石市の じもと 4自治体。これから この 地域の 公共 交通の 復旧に むけて、どんな ふうに 展開して いくのかな。


もちろん、じもと 自治体や JRの 労働 くみあいが のぞむ ように、おれも 鉄道での 復旧を のぞむだけどね。




(ねたもと、さんこう)