とんだぞ、MRJ! - 2015.11.11

ついにとんだ。国産はつのジェット旅客機MRJが、きょう2015年11月11日午前9時35分、愛知県営名古屋空港を離陸しはつ飛行に成功した。

MRJ悲願のはつ飛行 - ちゅうにちゆうかん 2015.11.11
△ MRJ悲願のはつ飛行 - ちゅうにちゆうかん 2015.11.11 〔かくだい〕

時事ドットコムMRJがはつ飛行

  • 国産はつのこがたジェット旅客機「三菱リージョナルジェットMRJ」を開発中の三菱重工業とこがいしゃの三菱航空機2015年11月11日午前9時半すぎ、愛知県豊山町にある愛知県営名古屋空港MRJのはつ飛行を開始した。飛行時間は1時間ほどの予定。2008年の開発着手から7年をへて、MRJは実用化へのおおきな一歩をふみだした。
  • 1960年代に開発されたプロペラ機の「YS11」以来、およそ50年ぶりの国産旅客機。2017年4月から6月にANAへの第1号機納入をめざしており、にほんの航空機産業の発展にもつながるって期待されとる。
  • MRJのはつ飛行は、当初計画では2011年に実施する予定だった。しかし、主翼の素材変更や開発手順のみなおしなどであわせて5回延期された。直近では2015年10月26日から30日にはつ飛行を予定しとったけど、操舵ペダルのふぐあいがみつかり、2週間ほどさきのばしされた。第1号機納入までの日程はいちだんときつくなっており、飛行試験をいかに加速するかが課題となる。
  • こんごはにほんとアメリカであわせて2,500時間の飛行試験をくりかえし、安全性を確認したうえで商業飛行の前提となるくにの「型式証明」を取得する。三菱航空機は、現在407機のMRJ受注数をむこう20年でおよそ2,500機までふやす目標をかかげとる。
(ねたもと)
時事ドットコム:MRJがはつ飛行=半世紀ぶり国産旅客機、開発着手から7年・三菱重工|2015/11/11-09:46

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おめでとう、MRJ


(さんこう)