みなみあんじょうからのかえり、やってきた西尾いきふつうは4両編成のあっかい電車。車両形式を3700系っていって、3500系や3100系とあわせて3500系統っていうひとつの系統になるだけど、スカートをはいとるとこやひだり前照灯のうえに電気ブレーキを意味する「ECB」のマークがついとるとこがとくちょうだ。ほかに名鉄にはあっかい電車として、6800系きんぎょばちや6500系鉄仮面、6000系かんつうがたっていう6000系統があるだけど、クルマの分類にたとえると、3500系統が高級車、6000系統が大衆車ってかんじだ。6000系統のほうはスカートもはいてないし、電気ブレーキも装着してない。さらに、運転士さんの操縦桿(そうじゅうかん)も、3500系統がアクセルとブレーキをひとつにまとめた1本ハンドルになっとるのにたいして、6000系統はむかしながらの2本ハンドルだ。車両形式で注意が必要なのは6800系きんぎょばちだ。6000系統でありながら、3500系統におなじく前面ガラスまどがおおきくとってあって、ぱっとみがようにとるだ。3500系統も愛称はきんぎょばちっていう。あとは、3500系統のなかのちがいだけど、これは断面形状のちがいだ。3500系が台形になっとるのにたいして、3700系と3100系は側面が垂直の長方形になっとって、たちもこっちのがたかい。きがつかんときがつかんままでおわっちゃうだけど、きがつくとけっこうきになる。名鉄にはことなる形式の車両を連結した混成車がおおいだけど、3700系あるいは3100系がほかの形式の車両と連結したばあい、あきらかに「はみだしとる」だ。威圧的っていってもいいかもしれん。3700系と3100系のちがいは編成数のちがいだけで、4両編成のもんを3700系、2両編成のもんを3100系っていう。
いや、高架のホームでにしびをうけてかがやく3700系のかっこいいこと。
(2)、(3) みなみあんじょう - 西尾いきふつう(3702編成4両の3700系)
いきに古井からのったしんあんじょういきふつうは2両編成の6800系きんぎょばち。
◇ ◇
- 乗車記録 - 2018年1月29日、げつようび、平日
- 古井 15:25 → (しんあんじょういきふつう【6800系】) → 15:27 みなみあんじょう
〔1.7km、2分、51.0km/h、170円〕 - みなみあんじょう 16:44 → (西尾いきふつう【3700系】) → 16:45 古井
〔1.7km、1分、102.0km/h、170円〕
- 古井 15:25 → (しんあんじょういきふつう【6800系】) → 15:27 みなみあんじょう