2019年1月ここのか、むすめがあかんぼうをつれて免許更新するのにつきそうため、平針(ひらばり)にいってきた。西尾線、名古屋本線、三河線、豊田線ってのりついでいったようすを以下に紹介する。
◇ ◇
さいしょは西尾線。ふるい8時17分のしんあんじょういきふつうにのる。2両編成の6000系かんつうがた。あんじょう平野をきたにすすんで、8時26分、しんあんじょうにとうちゃく。
名古屋本線にのりかえ。西尾線がおくれとったせいで、のりつげるべき8時28分の須ヶ口(すかぐち)いき特急も8時29分の岩倉(いわくら)いきふつうもいっちゃったあとで、しんあんじょう8時35分の岐阜いき特急にのる。2200系こおろぎ。さいきん西尾線は慢性的におくれとるだけど、南桜井(みなみさくらい)を利用するアイシンエイダブリュの社員が激増しとるのに、ダイヤがむかしのまんまだでだ。南桜井での停車時間をまっとながくとらんとむりがある。西三河平野をにしにすすんで、8時39分、知立(ちりゅう)にとうちゃく。
三河線にのりかえのためホームを移動したとこで、名古屋本線をひがしいきに回送電車がいくのがみえる。
知立8時50分の猿投(さなげ)いきふつうにのる。2両編成の6000系かんつうがたふたつを連結したやつ。
信号があおにかわって、しゅっぱつ。電車はすぐに、複線でみぎにまがっていく三河線碧南(へきなん)方面線から、単線でひだりにまがっていく三河線豊田市(とよだし)方面線に分岐して、きたにすすむ。三河線は西三河西部を南北に縦断する線なだけど、まんなかの知立でにしがわに反転分岐するかたちでつながっとるだ。
名古屋本線のしたをくぐって、すぐに三河知立(みかわちりゅう)にとうちゃく。はんたい電車のとうちゃくをまって、しゅっぱつ。
えきのどえらいてまえで分岐をひだりにはいってから高架をあがって、三河八橋(みかわはつはし)にとうちゃく。在原業平(ありわらのなりひら)の「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」のかきつばたのうたで有名な八橋だけど、えきの所在地は知立市内の八橋からはずれて、豊田市内にはいった花園町(はなぞのちょう)になる。
しゅっぱつしてまたはんたい線と合流して単線になるだけど、ほの分岐よりてまえの、ひだりの盲腸線に分岐する分岐器が、しゅっぱつ直前に進行方向にきりかわるのをかくにん。なんでこんな盲腸線があるのかふしぎだし、ほれまで分岐器が盲腸線方向にむいとったのもふしぎだ。電車は、複線のはばの用地がある高架をしばらくすすんでから、地平におりる。
はんたい電車のまつ若林(わかばやし)にとうちゃく。通常とはんたいのみぎがわ通行だ。
電車は碧海台地(へっかいだいち)をにしにおちたとこを、おんたけさんにむかってきたにすすむ。みぎうえに集落、ひだりにたんぼっていうふうけいがつづく。わが西尾線も碧海台地のひがしのふちをはしるだけど、台地のうえにのったとこをはしるのと対照的だ。
竹村(たけむら)にとうちゃく。ここもみぎがわ通行だ。
はんたい電車のまつ土橋(つちはし)にとうちゃく。若林、竹村、土橋って、つちくさいなまえのえきがつづくもんだ。
上挙母(うわごろも)にとうちゃく。てまえにみぎうしろにのびる盲腸線は、挙母線(ころもせん)のあとだ。挙母ってのは豊田のむかしのなまえで、挙母線ってのは岡崎の中心、東岡崎(ひがしおかざき)から岡崎市街地北部の大樹寺(だいじゅうじ)、百々(どうど)、岩津(いわづ)、細川(ほそかわ)をとおって、ここ上挙母につながる線だ。いまはむかし。厳密にいうと、東岡崎から大樹寺までは路面電車の岡崎市内線。けっこうなんにんかのひとがここ上挙母でおりただけど、わが電車がいくまで構内ふみきりでふみきりまち。
単線の高架をあがってすすんだとこで、正面に松坂屋(まつざかや)のビルがみえてくる。
高架のまま9時14分、豊田市は1番のりばにとうちゃく。下車。ほとんどのひとがここで電車をおりる。
えきまえどおりのうつくしいこと。豊田市えきまえは西三河ずいいちのにぎわいだ。ついこないだまでは、じょうかまちでありしゅくばまちでもあった岡崎が西三河の中心都市だった。もちろんトヨタ自動車の繁栄によるとこがおおきいだけど、豊田市当局がまちづくりにかけてきた情熱によるとこでもある。
豊田線にのりかえのため2番のりばに移動。豊田市9時23分の上小田井(かみおたい)いきふつうにのる。豊田線は地下鉄鶴舞線(つるまいせん)と相互のりいれをしとって、いきさきの上小田井は鶴舞線の終点でありほっからまた犬山線とも接続するえきで、車両は名鉄車両と名古屋市交通局の車両のりょうほうがつかわれるなかで、これは名古屋市交通局のステンレス車体にあおいおびのはいったやつだ。あっかい電車の世界を日常とする筆者にとってこれは非日常だ。
豊田市をしゅぱつ。高架の複線をすすんであっかい電車とすれちがい。三河線の知立いきふつうだ。豊田市からつぎの梅坪(うめつぼ)までのひと区間は、豊田線と三河線が重複する。
梅坪にとうちゃく。豊田線と三河線はここで分離。こっから複線のままひだりにまがっていくのが豊田線で、単線でみぎにまがっていくのが三河線。豊田線からステンレス車体にあおいおびのはいったはんたい電車がやってきて、しゅっぱつ。電車はこのさき、豊田線としてみよし市と日進市(にっしんし)をとおって赤池(あかいけ)までいって、赤池からは地下鉄鶴舞線として八事(やごと)をとおって名古屋都市の伏見(ふしみ)からさらに終点の上小田井までいくだけど、筆者がふにおちんのは豊田線の経路だ。みよし市はきたのはずれをかすめるようにとおって、日進市はみなみのはずれをかすめるようにとおっていくだ。すべて丘陵地帯になる。豊田市と名古屋市東部をむすぶ経路としては、本来的には人口密度もたかいみよし市のまちなかをとおる経路が適当だったはずだ。
ひだりに愛環梅坪(あいかんうめつぼ)のえきがみえる。豊田線はこのさきで愛知環状鉄道と交差して、進行方向をきたむきからにしむきにかえていく。
上豊田(かみとよだ)にとうちゃく。
電車は丘陵地帯をほりわり区間ですすむ。最高速度は90キロぐらい。いさましいおとをたててはしっとるわりにはおそい。
半地下駅の浄水(じょうすい)にとうちゃく。
トンネルをくぐる。
高架の三好ヶ丘(みよしがおか)にとうちゃく。ここがみよし市ひとつめのえきで、ここではんたい電車とすれちがい。
また、トンネルをくぐる。
高架の黒笹(くろざさ)にとうちゃく。ここがみよし市ふたつめのえき。
すぐに鉄橋で東名高速をこえる。
ひだりに愛知池(あいちいけ)をみる。愛知用水の調整池(ちょうせいち)で、みよし市、東郷町(とうごうちょう)、日進市にまたがるだけど、ボート競技の会場としてもなだかい。
コンクリート製の門をくぐる。なんのためにつくられたもんか。
高架の米野木(こめのき)にとうちゃく。ここが日進市ひとつめのえき。
トンネルをくぐる。
高架の日進にとうちゃく。ここが日進市ふたつめのえき。市のなまえをなのるえきではあるけど、市の区域のみなみのはずれにあって、前后をトンネルにはさまれたこのえきを市の代表駅っていうのはむりがあるきがする。
すぐにトンネルをくぐる。
はんたい電車とすれちがい。
トンネルをくぐる。
地下にもぐって、赤池(あかいけ)にとうちゃく。ここが日進市みっつめのえきだけど、こっからさきは地下鉄鶴舞線になる。運転士さんが交代して、運転室うしろのとびらもブラインドがおろされて視界はなくなる。
地下をとおって名古屋市天白区(てんぱくく)の区域にはいって、9時47分、平針(ひらばり)にとうちゃく。下車。
地上にでて、ベビーカーにあかんぼうをのせたむすめと合流。市バスで運転免許試験場まで移動。むすめが免許更新するあいだあかんぼうをみる。
平針のえきにもどったとこで、上空を自衛隊機がいくのをかくにん。
ともだちのフェースブック投稿でしったことり食堂まであるいてひるごはん。平針までのたびをおえる。はじめてみる平針のまちは、おもいのほかあかるくて活気があった。
(さんこう)
- 乗車記録 - 2019年1月ここのか、すいようび、平日
- きょうはむすめの…|いわせあきひこ|フェースブック|2019年1月9日12:29
- きょうはむすめの免許更新に同行したついでに平針のことり食堂でひるごはん♪ からあげにさしみにしんじょうにデザートにコーヒーでごちそうさまでした(^-^)v
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- しんあんじょう8時29分の岩倉いきふつう
- 西尾線しんあんじょういきふつうをおりたとこでうしろすがたをかくにん
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- みよし市 としあけ スタート - あきひこのいいたいほうだい|2009/11/18