ちゅうにちの記事に「エリート列車」ってのがあった。家族で東京いくのに、新幹線なんかじゃたかくて、けっきょくクルマでいくことになっちゃうってかいてある。まったくほのとおりだ。鉄道が公共交通になれてない。くにや自治体は、あかじ路線にたいして補助するだけじゃなくて、くろじ路線であっても相応の費用負担をして、料金をやすくするようにせにゃいかんじゃないか。
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「エリート列車」 - 2019年3月じゅうよっか、ちゅうにち、自由席
わがやの家族旅行では、なかなか新幹線にのれん。料金がたかいでだ。東京までひとり往復2万円超、家族4人分はとてもはらえん。けっきょくは、クルマでいこまい、ってなる。
東海道新幹線は利用者の7わりがビジネス客。出張経費できっぷをかう。全体の7わりが会社員か公務員、団体職員で、ほの半数強が課長以上の管理職だ。全乗客の3人にひとりが年収1,000万円以上。新幹線はいつのまにか(以前からかもしれんけど)エリート列車になっちゃったみたいだ。
リニア中央新幹線は名古屋と東京を40分でむすび「時間きょり」は半分以下に。しかし運賃は、品川-名古屋間が新幹線「のぞみ」の11,090円(指定席)より700円ほどたかくなるって、JR東海は試算する。
ビジネスエリートをのせて疾駆するけど、庶民にはえんどおいのりもん。ゆめのリニアがほんな格差社会の象徴のようになってほしくないだけど。(宮本隆彦)