ろめんでんしゃでとよはしびじゅつはくぶつかんまでいって、とよはしてつどう100ねんてんをみて、ついでにあくみかんべじんじゃとか、とよはしはりすとすせいきょうかいとか、とよはしのまちをみてまわる。
〔ろめんでんしゃでえきまえからとよはしこうえんまえまで〕 〔あくみかんべしんめいしゃ〕 〔とよはしはりすとすせいきょうかい〕 〔ふたつのゆうじょう〕 〔とよはしてつどう100ねんてん〕 〔ろめんでんしゃでとよはしこうえんまえからあかいわぐちまで〕 〔ろめんでんしゃであかいわぐちからもどる〕 |
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ろめんでんしゃでえきまえからとよはしこうえんまえまで
とよはしで、めいてつでんしゃからろめんでんしゃにのりかえ。ぺですとりあんでっきからおりて、うんどうこうえんまえいきのろめんでんしゃにのる。5ふんおくれになっとるってことで、おれがのりこんですぐにでる。しゃりょうばんごう787。
さいしょのていしゃばえきまえおおどおりはおりるぼたんをおすひとものりばにまっとるひともなくて、とびらをしめたまますぎていく。
しんかわていしゃばでみずいろでんしゃとすれちがい。
しんかわこうさてんをひだりにおれる。
ふだぎていしゃばでひとりおりて、のっとるひとはのこり8にん。とまったまましんごうまち。ろめんでんしゃはくるまといっしょにしんごうまちせにゃいかん。
にしはっちょうこうさてんをみぎにおれていくとこで、あっかいでんしゃとすれちがい。しゃりょうばんごう785。
しやくしょまえていしゃばでひとりおりて、のこり6にん。
とよはしこうえんまえていしゃばででんしゃをおりる。
みちのまんなかからきたがわにわたったとこで、まあはいつぎのさーらでんしゃがくるのがみえる。
あくみかんべしんめいしゃ
とよはしはりすとすせいきょうかいによりみちするとちゅう、あくみかんべしんめいしゃをはっけん。どうばんぶき、ちぎかつおぎつきの、おもむきのあるみやだ。940ねん、すざくてんのうによってこのち、あくみそうがいせじんぐうにきしんされて、このみやができたとのこと。やしろのてまえ、はっかっけいのいしだたみのうえに、いせじんぐうをおがむばしょがあるのがおもしろい。
とよはしはりすとすせいきょうかい
とよはしはりすとすせいきょうかいにうつって、びっくり。かいしゅうこうじをおえてらいねん4がついこうにこうかいよていってきいとっただけど、まあはいかこいがないどころか、きれいにぬりなおされてしろいうつくしいすがたがみえるじゃんか。みなみめん。いや、いきをのむうつくしさだ。いつもまわりにとめてあるくるまも、きょうはほとんどとまっとらんくて、まるごとうつくしさがみれる。
にしめんがしょうめん。とんがりやねのさきっぽにねぎぼうず。げんかんのうえにかねつきどうがのっとるかたちだ。
げんかんわきにせつめいがき。1913ねん。せっけいかんとくはかわむらいぞう。けんちくこうじにあたったのはなかがみよねさくをはじめじもとのだいくやいしく。げんかんからおくに、けいもうしょ、せいじょ、しせいじょってつながっとるとのこと。いや、まんだなかをみたことがないだけど、いっかいみてみたいもんだ。
かねつきどうのうしろにそびえるせいじょのねぎぼうず。このねぎぼうずがあるってのが、なんだかとうようっぽい。
うらからみてもうつくしい。
ふたつのゆうじょう
とよはししびじゅつはくぶつかんにはいるてまえに、ふたつのゆうじょうってどうぞうをはっけん。まっぱだかのおんなのひとふたりのどうぞうで、ひとりのおんなのひとがまっすぐにたって、まあひとりのおんなのひとがひざまずいとるってこうずで、まるでれずどうぞうっておもむきだ。
とよはしてつどう100ねんてん
さて、とよはししびじゅつはくぶつかんにはいって、とよはしてつどう100ねんてんをみる。
まずはとよはしてつどうのれきし。
1924ねん、とよはしでんききどうができる。1925ねん、ろめんでんしゃがかいぎょう。7がつにいちぶかいぎょうして、12がつにあずまだまでのぜんせん4.16きろがぜんせんかいつう。かいぎょうとうしょは、にほんしゃりょうせいのきづくりたんしゃが6りょうだったけど、よくねんに4だいついかこうにゅうして、10ぷんかんかくのうんてんをおこなう。
1924ねん、あつみでんてつかぶしきがいしゃによりあつみせんがかいぎょう。1940ねん、めいてつにがっぺいされて、1954ねん、とよはしてつどうにじょうとされる。
1923ねん、とよはししがいぜんず。いまはとよはししにふくまれるけど、とうじはたかしむらだったとこにりくぐんだい15しだんのだだっぴろいしきちがあって、よしだじょうのとこにほへいだい18れんたいのしきちがある。
しんていしゃばどおりとしてできたひろこうじどおりがにしからひがしにのびて、おおてどおりがきたからみなみにのびる。おおてどおりのひがしに、じしゅうかんこうこうのぜんしん、けんりつだいよんちゅうがっこう。いまはりくぐんだい15しだんのあとちにしがわぶぶんにあるだけど、とうじはとよはしのまちなかにあった。よくよくねんかいぎょうのろめんでんしゃのしゅうてんあずまだは、「あずまだかく」ってひょうじされとる。「かく」は「ゆうかく」の「かく」だ。
1926ねん、とよはしししんしがいちず。1925ねんにかいぎょうしたろめんでんしゃのろせんがはいっとる。
【とよはしししんしがいちず】
【しないせんができるまえとあとのとよはしのちず】
とよはしてつどうしないせんのうつりかわり。きみどりのせんがせんぜんのろせんで、こいみどりいろのせんがせんごのろせん。くうしゅうをうけたとよはしは、せんごとおりをつくりかえとって、せんぜんとせんごでとよはしてつどうしないせんのろせんにびみょうなちがいがある。ほか、とうしょのかいぎょうはあずまだまでだったけど、いまはひがしにあかいわぐち、うんどうこうえんまえまでのびとる。はんたいに、せんごえきまえからしみんびょういんまえまでのびたせんははいしになっとる。
ろめんでんしゃのあるふうけいのてんじ。もぎうんてんせきにすわって、こどもたちもたのしそうだ。
もけいのさーらでんしゃがはしる。でんしゃにせっきんしてせんとうきがあるのは、しゅうせんまえびにあつみせんであった、あめりかぐんによるきじゅうそうしゃにたいするこうぎか。
このてつどうもけいをつくったのはとよはしこうかこうこうもけいぶ。いま、じしゅうかんこうこうのとなりにある、あのとよはしこうかこうこうだ。
なかにわにわれめいし。
ろめんでんしゃでとよはしこうえんまえからあかいわぐちまで
とよはしてつどう100ねんてんをみおえて、またろめんでんしゃにのる。とよはしこうえんまえていしゃばから、こんどはひがしのはしまでいく。あかいわぐちいきでもうんどうこうえんまえいきでもどっちでもよかっただけど、やってきたのはあかいわぐちいき。しゃりょうばんごう803。
ゆかめんがたいらじゃなくて、まえうしろがたかくてまんなかがへこんどるってかたちになっとる。
ひがしはっちょうていしゃばで、あずきいろでんしゃとすれちがい。
あずまださかうえていしゃばをでて、ぶらっくさんだーでんしゃとすれちがい。
あずまだていしゃばはとまらず。かいぎょうしたときのしゅうてんで、ゆうかくもあったあずまだだけど、とまらず。
けいりんじょうまえていしゃばてまえで、いきちがいまち。ここまでふくせんだったけど、こっからたんせんになるだ。
ぶらっくさんだーでんしゃがくるのをまって、いきちがい。しゃりょうばんごう802。
けいりんじょうまえていしゃばひだり、でんしゃどおりにめんしたしきちにあるしゃこに、さーらでんしゃをはっけん。しゃりょうばんごう3501。
[1]いはらていしゃばでおばあさんがのってくる。つぎがしゅうてんあかいわぐちなのにのってくる。
うんどうこうえんまえいきはいはらでんていこうさてんをみぎにおれていくだけど、わがあかいわぐちいきはちょくしん。
あかいわぐちにしこうさてんをひだりにくねっていく。
あかいわぐちこうさてんをちょくしん。
しゅうてんあかいわぐちていしゃばででんしゃをおりる。ていしゃばにはでんしゃまちのおおぜいのひとたち。
おりかえしえきまえいきになってでていくろめんでんしゃをみおくり。
あかいわぐちしゃこにいろとりどりのでんしゃがおるのをかくにん。
ろめんでんしゃであかいわぐちからもどる
あかいわぐちていしゃばからもどる。やってきたのはあざやかなあっかいろめんでんしゃ。しゃりょうばんごう785。
おんなのうんてんしさんのうんてんで、べんちしーとに7にんのじょうきゃくをのせてていしゃばをでる。
[1]いはらていしゃばで4にんのってきて、じょうきゃくは11にん。
けいりんじょうまえていしゃばで3にんのってきて、じょうきゃくは14にん。うんてんしさんがこうたいしてていしゃばをでて、あずきいろでんしゃとすれちがい。しゃりょうばんごう「てー1001えー」はほっとらむだ。さいしょはしろぬりだったっておもうだけど、いつのまにあずきいろにかわったのか。
あずまだていしゃばでふたりのってきて、じょうきゃくは16にん。ていしゃばらしいものはなんにもないだけど、ここがていしゃばなだ。
あずまださかうえていしゃばでひとりのってきて、じょうきゃくは17にん。えきまえにちかづくにつれてじょうきゃくがふえていく。
くっくまでんしゃとすれちがって、[0]まえはたていしゃばにとまる。ひとりのってきて、じょうきゃくは18にん。
ひがしはっちょうていしゃばはのりおりなし。
ぶらっくさんだーでんしゃとすれちがい。
とよはしこうえんまえていしゃばはのりおりなし。
しやくしょまえで4にんのってきて、じょうきゃくは22にん。
にしはっちょうこうさてんをひだりにおれていくとこで、はんたいでんしゃとすれちがい。
ふだぎていしゃばをめのまえにして、しんごうまち。
ふだぎていしゃばでおりて、のってきたでんしゃをみおくり。こっからとよはしえきまでちょっとあるいていきたい。
はんたいでんしゃがしんごうこうさてんをこえていくのをみおくり。しゃりょうばんごう803はとよはしこうえんまえからあかいわぐちまでのったやつだ。
このしんごうこうさてんででんしゃどおりとこうさするのがとうかいどうで、これをにしにいってみる。いや、ここをとうかいどうがとおっとるってこともはじめてしった。
みぎに「よしだじゅくほんじんあと」のいしぶみ。いまはうなぎやになっとるみせのまえだ。せつめいがきに「ここふだぎまちのあたりはしゅくのちゅうしんぶとしてもっともにぎわったとこだった」ってかいてある。
すすんで、よつつじのにしみなみかどに「とうかいどうよしだじゅく」のいしぶみ。とうかいどうはこのよつつじをみぎにおれてきたにいくだっていう。とよはしてつどう100ねんてんにあったとよはししがいぜんずをおもいかえして、わかった。しんていしゃばどおりができるまえのていしゃばどおりが、このいしぶみのとこにつながっとっただ。とよはしえきとふだぎまちがていしゃばどおりでつながっとっただ。いしぶみのおもてに「とうかいどうよしだじゅく|えどまで73り|きょうまで52り」、うらめんに「とうかいどうるねっさんす|」ってかいてある。
「とうかいどうよしだじゅく」のいしぶみからてきとうににしみなみほうこうにあるいていく。
まつばこうえんのにしみなみかどに、ぎょうれつのできるうどんやさんをはっけん。こんなはんかがいでもないとこにあるみせなのにすごいな。とちゅう、どこからともなくきこえてきた12じのちゃいむをききながら、30ぷんまちしてみせにはいって、てんどんをちゅうもん。こいめのあじつけのてんどんにからいみそしる。いや、いまどきふるめかしいあじつけだけど、これがにんきのみなもとか。ところで、ここってひょっとしてていしゃばどおりぞいなのか。むかしながらににぎわうみせなのにちがいない。
こころもはらもみたされて、かえりのめいてつでんしゃにのる。
(2024ねん9がつ16にち、げつようび、はたび)
【ふるいからでんしゃをのりついでとよはしまで】
【「とよはしてつどうてん」やっとる】