栗東新駅 建設中止 〜東海道新幹線〜 (アハ 141)

京都-米原間、滋賀県栗東市に 建設予定だった 新幹線新駅(栗東新駅・南びわ湖駅; 下図参照)の 建設工事中止を きょう 鉄道ジャーナルの 記事で しりました。

京都−米原間 新幹線 路線図
京都−米原間 新幹線 路線図

この 駅は、地元の 請願に より JR東海が 2006年 5月に 建設に 着工した ものの、同年 7月に 就任した 嘉田新知事が 反対を 表明し 暗礁に のりあげとった ものです。

その後、JR東海が 期限と した 2007年 10月末に なっても 地元の 調整が つかず、中止が きまりました。

(参考データ)

京都−米原間 (新幹線)
距離 67.7 km (新幹線は 68.1 km)
時間 22 分
表定速度 184.6 km/h
代金 3,300 円 (運賃 1,110 +料金 2,190)
京都−栗東間 (快速)
距離 24.5 km
時間 25 分
表定速度 56.5 km/h
代金 400 円

この 栗東新駅が できとったと しても、「のぞみ」や 「ひかり」を 優先運行させる ための 「こだま」の 退避駅の ような 位置づけに なっとったんじゃ ないでしょうか。東京方から みて 名古屋の ひとつ てまえ、三河安城駅が ちょうど そんな 位置づけに ある ように。

いまや 新幹線の 主力は 「のぞみ」で あり、「のぞみ」の とまる 京都駅が 至近に あるのに、「こだま」しか とまらん 新駅を 利用する ひとが どれだけ あったかは 疑問だと おもいます。

(参考記事)
新幹線新駅「夢の跡」、滋賀・栗東で建設推進看板を撤去 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

栗東新駅の 建設推進を PRする 看板の 撤去作業 (読売新聞)
栗東新駅の 建設推進を PRする 看板の 撤去作業
(読売新聞)


新幹線、昭和39年開通・・もともとの路線計画は名古屋〜亀山〜京都

だったらしい!が当時の岐阜県出身の大物政治家大野バン★★が、岐阜県を通すように国鉄に圧力をかけた結果、岐阜を通過し、田圃の真ん中の羽島に駅を造らせたとか、名神高速道路も同じ運命を・・・



新幹線、わが むらを とおっとるんだけど、昭和 39 年、おれは 小学校 2 年生で、新幹線と おんなじ いろの 自転車 かって もらって、開業した ばかりの 新幹線を みに いった 記憶が あるよ。

大野氏の 圧力で 羽島に 駅が できたってのは きいた こと あったけど、もともとの 路線計画の 変更までとは しらんかった。

うん、名古屋から 三重県の 亀山 経由だったら、ゆき しらずだったよね。



オレも、京都ー米原間に新駅はいらないんじゃないかと
思っていたので今回のJR東海の決定(新駅建設中止)は賛成です。



熱意の ある 政治家は 歓迎だけど、合理性や 効率性を 無視してまで 意見を おしとおそうと するのは 「よこぐるま」って ことだよね。