あした2015年9月13日のにしがま線もりあげのもよおし「鉄研」にさきだって、西尾(にしお)から西浦(にしうら)まで電車にのってきた。にしがま線ってのは便宜的につけたなまえで、西尾線の西尾以南と蒲郡線(がまごおりせん)の全線をあわせた27.3キロの区間をいい、えきでいうと西尾から吉良吉田(きらよしだ)をとおって蒲郡までのことをいうだけど、こんかいのってきたのはこのうちの20.2キロになる。
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にしお
西尾のホームにぎんいろの吉良吉田(きらよしだ)いき急行がはいってくる。これをまって、ホームはんたいがわにとまっとったあかいろのしんあんじょういきふつうがきたにむかってしゅっぱつ。ちょっとおくれて、わが吉良吉田いき急行がみなみにむかってしゅっぱつ。10時43分。
△ 西尾 - 吉良吉田いき急行 (うえひだり) (うえみぎ)
△ 西尾 - しんあんじょういきふつう (したひだり) (したみぎ)
ふくち
しばらく高架をすすんで、地平におりてひだりにまがったとこで福地(ふくち)となる。はんたいホームもふくめてホームにまつひとはなく、ついた電車からおりたのもひとりだけだった。
△ ひだり=高架をすすむ、みぎ=高架をおりて福地にとうちゃく
かみよこすか
しばらくすすんで矢作古川(やはぎふるかわ)をわたると旧吉良町の区域になり、みぎにまがってはんたい電車のまつ上横須賀(かみよこすか)にとうちゃく。そこそこののりおりがある。
△ うえひだり=矢作古川、うえみぎ=安藤川
△ したひだり=上横須賀とうちゃく、したみぎ=上横須賀と吉良吉田のあいだ
上横須賀から吉良吉田え♪ - 2015.9.11 - YouTube|2015年9月11日10時49分52秒から
きらよしだ
まっすぐすすんで吉良吉田(きらよしだ)にとうちゃく。つくホームのみぎむこうにみえるあかい電車は、蒲郡線ホームにとまる蒲郡いきふつうだ。
ついた西尾線ホームからのりかえかいさつをとおって、蒲郡線電車にのりかえる。このとき「西浦まで」っていきさきをいって、マナカの精算処理をしてもらう。蒲郡線の各駅には自動改札機がないだ。
△ ひだり=のりかえかいさつ、みぎ=吉良吉田 - 蒲郡いきふつう
11時1分、吉良吉田をしゅっぱつ。まちなみのなか、かわをわたって電車はひがしにすすむ。速度は90キロちかくと、マナカ非対応区間にかくさげされちゃった区間にしてはほんなにおそくない。ただし、あとはこんなに速度はでてなかったっておもう。
△ うえひだり=吉良吉田 - 蒲郡いきふつう、うえみぎ=しゅっぱつ
△ したひだり=矢崎川をわたる、したみぎ=計器盤
みかわとば
つぎの三河鳥羽(みかわとば)では、さきにまつはんたい電車といきちがい。
△ ひだり=吉良吉田をでた電車が三河鳥羽にとまる♪ - 2015.9.11 、みぎ=三河鳥羽
にしはず
しましきホームの西幡豆(にしはず)。旧幡豆町の中心駅であり、あしたの「鉄研」の会場のもよりえきでもある。ひだりがわ通行の原則に反して、電車はみぎ線にはいって停車。駅舎がひだりてまえにあり、構内ふみきりの遮断機を無用におろさんためのはいりょとおもわれる。分岐がかたびらきじゃなくて、りょうびらきなのが三河線っぽい。蒲郡線を布設したのは三河線の前身の三河鉄道なだ。
ひがしはず
つづいてしましきホームの東幡豆(ひがしはず)。また、ここも電車はホームのみぎがわに停車。
△ ひだり=東幡豆、みぎ=むかしの蒲郡線についての記述(きょねんの「鉄研」の展示から)
こどものくに
棒線ホームのこどもの国。みぎてに民家のやねがわらごしに三河湾がみえる。むかしはこの三河湾観光のため、パノラマカーがのりいれてきとっただよな。
にしうら
みぎてにみえとったうみがみえんくなったとこで、しましきホームの西浦(にしうら)になる。ここからは蒲郡市(がまごおりし)の区域だ。駅舎がみぎてまえにあるため、電車は原則どおりひだりがわに停車。ホームにおりてのってきた電車をみると、よこっぱらにつけられた「ワンマン・締切」の電光表示がめにはいり、わびしさをおぼえる。
△ うえひだり=みぎてにみえるうみ、うえみぎ=西浦
なか=西浦 - 蒲郡いきふつう
△ した=「ワンマン、締切」 (ひだり) (みぎ)
はんたいからやってきたいきちがい電車がでていくのをみとどけ、無人のかいさつをでる。吉良吉田ののりかえかいさつでマナカの精算処理をしたときにもらったレシートは、ホームにおりるときに運転士さんにわたした。
△ うえひだり=西浦 - 吉良吉田いきふつう、うえみぎ=構内ふみきり
△ したひだり=まちあいしつ、したみぎ=蒲郡市西浦商工案内図
まちあいしつのきのベンチがなつかしい。っていうか、パノラマカーがのりいれてこんくなったほのときから時間がとまっちゃったようで、かなしい。そとかべにはりつけてある「蒲郡市西浦商工案内図」は往年のにぎわいをいまにつたえるものか。このえきからみなみにちいさな半島がつきでとって、ほのさきっぽに一大歓楽地である西浦温泉があって、これをめあてに名古屋からパノラマカーでやってきたひとたちがこの西浦駅でおりて、バスにのりかえていっとっただ。
ちなみに、この西浦温泉にいくバスはいまもあるだけど、このときは西浦駅からはだあれものせんででていったみたいだった。また、えきまえこそみせもなくにぎわいもないものの、ちょっといったとこの街道ぞいとかには、めしやさんや喫茶店、たばこやさんほかいくつかのみせがあって、おもったほどの「すたれ」はない。てきとうにあるいてみつけたみせでいっぷくして、えきにもどった。
かえり
蒲郡いきふつうにつづいてはんたいからはいってきた吉良吉田いきふつうにのる。12時21分、しゅっぱつ。
△ ひだり=吉良吉田いきふつう - 西浦しゅっぱつ、みぎ=西浦 - 蒲郡いきふつう
三河鳥羽でいっかいいきちがいをして、吉良吉田にとうちゃく。
△ うえひだり=三河鳥羽でいきちがい
△ 吉良吉田にとうちゃく (うえみぎ) (したひだり) (したみぎ)
蒲郡線のホームからのりかえかいさつをとおって、西尾線の湾曲したホームに移動。発車まちのあかい電車も湾曲しとること、湾曲しとること。
△ 1段めひだり=蒲郡線ホームからみた弥富いき急行、1段めみぎ=のりかえかいさつからみた弥富いき急行
△ 2段めひだり=西尾線ホームからみたのりかえかいさつ、2段めみぎ=弥富いき急行(うしろ)
△ 3段めひだり=弥富いき急行(なか)、3段めみぎ=弥富いき急行(まえ)
△ 4段めひだり=記念さつえい、4段めみぎ=弥富いき急行(先頭)
発車まちのあかい電車は弥富いき急行で、12時45分に吉良吉田をしゅっぱつ。
つぎの上横須賀でぎんいろ電車の吉良吉田いき急行といきちがい。ただし、ぎんいろ電車なのはまえ2両だけで、うしろ2両はあかい電車だった。この電車をうつすときの運転士さんのはいりょはこれからず~っとわすれんよ。ちょうどゆかにおいたかばんからなんかをとりだすだっただけど、ほれが写真をとるじゃまになっちゃいそうだったことにたいして、わざわざおわびをいってくれただよ。
△ ひだり=弥富いき急行 - 上横須賀、みぎ=いきちがいの吉良吉田いき急行
電車が高架にあがり西尾のまちが視界にどんどんおおきくなってくる。
12時57分、これまでのえきにはないいっぱいのひとのまつ西尾のホームにとうちゃく。このひの電車のたびをおえる。
△ 西尾にとうちゃく (うえひだり) (うえみぎ) (したひだり)
△ したみぎ=西尾 - 弥富いき急行
- このひの乗車記録 - 2015.9.11 きんようび、平日
(さんこう)