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環状化1年、好調の札幌市電

札幌の鉄道

札幌の鉄道は、札幌駅またはほっからみなみに0.6キロの大通駅を中心に四方八方にのびとる。みなみに地下鉄南北線、東南方向に地下鉄東豊線(とうほうせん)、ひがしに地下鉄東西線とJR函館線・千歳線、東北方向に地下鉄東豊線、きたに地下鉄南北線とJR学園都市線、西北にJR函館線と地下鉄東西線ってなぐあいで、のこる西南方向をうけもつのがきょうの話題の札幌市電だ。ほかの鉄道が中心から郊外方面にいきっぱなしなのにたいして、この札幌市電だけは路線がなげなわのようになっとって、中心から郊外方面にいった電車がまた中心にもどってくるのがとくちょうだ。

札幌の地下鉄と路面電車の路線図(あきひこ)960-860
△ 札幌の地下鉄と路面電車の路線図(あきひこ)

市電

起点の西4丁目から説明すると、まずにしにすすんで西14丁目でみなみにむきをかえ、ずーっといって電車事業所前でひがしにむきをかえ、中央図書館前をとおってすすんで豊平川のてまえできたにむきをかえ、資生館小学校前でひがしにむきをかえ、地下鉄南北線と連絡するすすきのできたにむきをかえ、起点の西4丁目にもどって8.9キロの周回完了ってかたちだ。で、このうちのさいごの、すすきのから西4丁目までのわずか0.4キロの区間の開業が2015年12月はつかのことで、このときにはじめて環状化が完成しただ。

環状化から1年

あさひに環状化完成から1年の札幌市電の状況がのっとった。

(2017年1月22日のあさひのきじから)

  • 1日平均乗車人数で、環状化まえの1年の22,061人から環状化后の1年は24,511人と、2,450人、1わりふえた。予想の600人ましをはるかにうわまわる。
    札幌市電の1日あたり乗車人数の推移(あさひ)
    △ 札幌市電の1日あたり乗車人数の推移(あさひ)
  • 新設区間のすすきの-西4丁目間は線路がみちのりょうがわにあって、中間の狸小路停留場では歩道から直接電車にのりこめることが好評をえとる。
    狸小路停留場(あさひ)
    △ 狸小路停留場(あさひ)
  • ゆきげしきの車窓をたのしみながらぐるっと1周してもどってこれるのも好評をえとる。
  • 沿線ではマンション建設があいつぎ、停留場が新設された狸小路商店街もきゃくあしがおおはばにのびとる。
  • 札幌駅方面や創成川以東地域、桑園地域にも延伸構想があるけど市電の経営状況はきびしく、市長は慎重な姿勢をとっとる。

◇            ◇

なるほど、歩道のりこみ方式も好評、環状化自体も好評で、商店街はにぎわいをまし、沿線人口はふえるってわけだ。絶対的な輸送力じゃあ地下鉄だらあけど、大都市の一部分にこういう市電があってもいいじゃないかな。のりおりがらく、けしきをみていけるっていう利点はけっこうおおきいっておもうよ。延伸構想もあるっていう。積極的にすすめてほしいな。


(さんこう)

  • 北海道)札幌市電が環状化2年め - 延伸の期待も:朝日新聞デジタル(日比野容子さん)|2017年1月22日03時00分 〔ねたもと〕
    • 札幌市の路面電車が今冬、環状化して2年目を迎えた。わずか400メートルの延伸だったが、歩道から直接乗車できる「サイドリザベーション」を全国で初めて本格採用し、乗客数は1日平均2千人以上増えた。市の計画ではJR札幌駅などへの延伸を検討するとされ、住民から期待の声も上がるが、秋元克広市長は慎重な姿勢を崩していない。
    • 「ぐるっと1周して1時間で戻って来られるので、初めての土地でも安心。雪景色の車窓をのんびり楽しめました」
      札幌市電が環状化1周年を迎えた2016年12月20日、観光で初めて札幌を訪れたという長崎市の主婦山西貴恵子さん(68)はこう喜んだ。長崎にも路面電車は走っているが、サイドリザベーション式の停留場はなく、「歩行者に優しいシステムですね。全国の路面電車でもっと普及してほしいと思います」と話した。
    • 札幌市交通局によると、2015年12月~2016年11月の1日あたりの平均乗車人員は24,511人で、前年同期より2,450人増えた。環状化開業前に想定していた効果は「1日600人増」で、うれしい誤算。沿線ではマンション建設が相次ぐなどして乗客数が増加傾向にあり、環状化が追い風となった形だ。
    • 市が利用者に実施したアンケートによると、有効回答を寄せた722人の35%が「市電の利用回数が増えた」と答えた。1カ月あたりの利用回数は平均約6回増え、利便性の向上を評価する声が多かったという。サイドリザベーションは車いす利用者にも「乗りやすい」と好評で、昨年2016年1~11月の11カ月間の利用は228件と、前年2015年の1年間を9件上回ったという。
    • 札幌駅前通に停留場が新設された狸小路商店街では客足が大幅に増えているといい、市電沿線の公示地価も上昇している。
    • 延伸は慎重姿勢 - 市長
      札幌市は2012年に「路面電車活用計画」を策定した。JR札幌駅方面への延伸経路に関する具体的な検討を進めるとともに、「創成川以東地域」「桑園(そうえん)地域」についても延伸を検討するとしている。
    • JR札幌駅から西に1駅の桑園駅周辺はマンション建設が盛んで、市内でも人口増加が目立つ地域だ。
    • 8年ほど前に埼玉県川口市から桑園地区に移住してきた山口勝弘さん(70)は、市電延伸を待ち望んでいる。「これからは運転免許を手放す高令者が増え、頼りになるのは公共交通だ。地下鉄のように階段を上り下りしなくて済む市電はありがたい」と話す。駅前には市立札幌病院もあり、市電で大通・すすきの方面と直接つながれば理想的だと考えている。
    • 創成川の東側は近年、若者に人気の飲食店などが増えている。この地域に住む平沢茂さん(72)も「市は一刻も早く態度表明をして、まちづくりの機運を盛り上げてほしい」と市電延伸に期待する。環状化を後押ししてきた市民団体「市電を守り再配置をすすめるプロジェクト」の荒川尚次代表は、「人にも環境にも優しい市電の延伸は、世界の趨勢(すうせい)だ」と指摘する。
    • だが市電の経営状況は厳しい。老朽化する軌道や車両などの修繕・更新費が膨らみ、2016年度当初予算では3億1千万円の赤字予算だった。今年2017年4月1日からは運賃が四半世紀ぶりに値上げされ、170円から200円となる。秋元市長は市電を「高令化の進展に伴い、ますます役割は重要になる」と評価する一方、「荷さばきがしにくいなど、自動車交通との関係では問題も残っている。まずは環状化の効果と課題をしっかり検証する必要がある」と述べ、延伸の具体的検討への言及を避けている。
  • 路面電車復活ならず - 名古屋市、けっきょくバス専用道方式に - あきひこゆめてつどう|2016/12/22
    • 名古屋市が検討しとった路面電車の復活、やめになっちゃったね。けっきょく、バス専用道方式で連接バスをはしらせることにしたげな。路面電車が広小路をはしるすがた、期待しただけどな~。
  • 札幌市電の環状運転はじまる! - 2015.12.20 - あきひこゆめてつどう|2015/12/20
    • きょう2015年12月はつか、ついに札幌市電の環状運転がはじまった。都心部の西4丁目とすすきののあいだのわずか400メートルをつなぐことでできるようになった。2011年2月じゅうよっかからゆきミク電車がはしりはじめ、2013年5月いつかにしんがた路面電車が投入され、ほいでこんかいの環状運転開始だ。路面電車も進化をつづけるだぞ。
  • 札幌市電 - Wikipedia
    • 1927年12月1日、市営化
    • 総延長距離8.9キロ
    • 軌間1067ミリ(狭軌
    • 直流600ボルト架空電車線方式
  • 札幌市営地下鉄 - Wikipedia
    • 札幌市内で3路線が展開され、全線がゴムタイヤを用いた案内軌条式鉄道(ゴムタイヤ式地下鉄)である。
  • 札幌市営地下鉄南北線 - Wikipedia
  • 札幌市営地下鉄東西線 - Wikipedia
    • 1976年6月10日開業
    • 宮の沢-新さっぽろ間20.1キロ
  • 札幌市営地下鉄東豊線 - Wikipedia
    • 1988年12月2日開業
    • 栄町-福住間13.6キロ