城北線 ショート トリップ

のりたくて しょうがないって ほどでも なかったが、2009年 7月 にじゅうよっか 城北線に のって きた。


城北線 勝川(かちがわ)(A)−枇杷島(びわじま)(B) 間 路線図 (11.2キロ)

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東海道線 枇杷島(びわじま)と 中央線 勝川(かちがわ)を むすぶ 路線で、JRの 枇杷島−名古屋−金山−勝川 間を あわせれば 環状線を なす。みぎから まわるか ひだりから まわるか なやむ ところだが、たまたま はやく 電車の でる 中央線 経由で いく ことに した。9時 24分 名古屋 発、高蔵寺 経由 愛知環状鉄道 岡崎 いきに のり、9時 42分、高架 工事 たけなわの 勝川に 到着。


すでに 高架に なった 多治見 方面 ホームを おりると 城北線 のりかえの 案内板が あり、さらに 改札を でた 正面にも 城北線 のりばの 案内板が ある。えきまえは 繁華なのだが、これを さける ように 中央線 ぞいの 住宅街を にしに にしに むかう。

エスカレーター おりると 城北線 のりかえ あんない 勝川 改札 でると 城北線 あんない
△ エスカレーターを おりた ところ
△ 改札を でた ところ
城北線 勝川は はるか にしだ だいぶ ちかづいて きたが、高架は とぎれとる
△ 城北線 勝川は はるか にしだ
△ JRの 高架とは とぎれとる



あるく こと 数分、城北線の 勝川に 到着。こんなに はなれとるのに おなじ 駅名を なのるとは なにごとか。JR 勝川での おおきな 案内板も、その ことに こころを いためての せめてもの 対策かと 理解する。


駅へは 陸橋を のぼる。エレベーターも エスカレーターも ない。
ひがし 陸橋を のぼって したを みる


陸橋を のぼってからも、さらに ほそい 通路を しばらく あるくのだが、その 途中に 留置 車両 あり。むこうに みえるのは 中央線の 列車だ。
陸橋を あがった 通路 ぞいに 停留する 車両


やっと ホームが みえて きた。駅員 なし。改札 なし。
城北線 勝川 ホーム


ホームの ひがし はしには 「あちら JR 中央線 のりば」の 案内板 あり。
ホーム ひがし はしから JR 勝川を のぞむ


発車 時刻を たしかめる。1時間に 1本 ていどの 運行だが、つぎの 10時 30分の 発車まで 30分 ほど ある。



ホームの にし はしまで いって いく さきの 枇杷島 方面を ながめる。城北線は 高速 道路に そって はしる。
ホーム にし はしから 枇杷島 方面を みる


にしにも おりぐちが あり、おりて いく 陸橋の 途中で 城北線の 高架橋を とる。堂々たる 外観だ。
にし 陸橋から 駅名 表示を みる


ホームに もどり、これまで とった 写真の メモを かいとると、10時 14分、はやくも 枇杷島からの 気動車が 到着する。すでに みた 留置 車両と おなじ ものだが、わるく ない デザインだ。
勝川に 到着した 車両


さっそく のりこむ。中央に ボックス シート、りょうがわに ベンチシートと いう 座席 配置だが、非常に 高質だ。すわったのは 前面 まどに もっとも ちかい ベンチシートだが、シートに じゅうぶんな あつみと 弾力を 感じる。列車 番号は 116Hと あった。
出発 まえの 車内


定刻の 10時 半 出発。勝川駅こそ 1面 1線だったが、すぐに 複線と なる。この 運行 頻度で 複線は なんとも ぜいたくだ。レールの 表面も じゅうぶんに さびが とれとらん。名鉄 本線の ぴっかぴかの レール 表面を みなれとるだけに、その ことが きに かかる。
勝川を 出発/なんと 複線!


最初の 停車駅 味美(あじよし)だ。余談だが、さきに ある 名鉄 小牧線の 味美とは はなれた ばしょに あり、ちがう なまえに するのが ほんすじだ。
高速 道路を くぐった あとは、この ように、その ひだりがわに よりそって はしる。軌道も 高規格で あり、位置も たかい 位置を はしるので、気動車で あっても のりあじは まことに 快適だ。ただ 表定速度は 44.8km/hと おそく、専用 軌道を もつ 鉄道の よさが まったく いかせとらん。となりの 高速 道路の 半分の スピードでしか ない。これでは 鉄道 ばなれも いたしかた ない。
まあじき 味美(あじよし)/高速 道路の よこを はしる


つづいて 比良(ひら)。
まあじき 比良(ひら)


小田井(おたい) てまえで 高速 道路と わかれる。
高速 道路と わかれる


小田井に 停車。地下鉄 鶴舞線名鉄 犬山線に 接続する 上小田井(かみおたい)も この ちかくに ある。
小田井(おたい)の ホーム


小田井を すぎ、のぼりと くだりの 線路が 分離する。
小田井を すぎ、のぼりと くだりが 分離する


尾張星の宮(おわりほしのみや)の てまえで ふたたび のぼりと くだりの 線路が 合流する。なんで 分離しとったのかは 不明だ。
尾張星の宮の てまえで のぼりと くだりが 合流


最初 3、4人だった 乗客は、各 駅での ちょっとづつの のりおりを へて 数人と なり、終点の 枇杷島に むかう。運転手さんは つり銭 トレーに、数枚の 降車駅 証明書を ならべる。枇杷島は JRと 同一 駅なので、この 降車駅 証明書を もらいそこねると、枇杷島の 改札を でる ことも できんし、枇杷島から JRに のりついで いく ことも できん。
降車駅 証明書


列車は 東海道線の にしがわに まわりこみ、南下して 枇杷島を めざす。
ひだりに あらわれた 東海道線と 並走


枇杷島 駅 構内に 入線。分岐器の メカニカルな ふんいきが いい。
ひだりの おおきな しま 式 ホームは 東海道線の もので、城北線は その みぎ、分岐器 つきあたりの エレベーターの むこうに ある 専用 ホームに 到着する。
 枇杷島に まもなく 到着


10時 45分、枇杷島 到着。ここまで 所要時間 15分、距離 11.2km、表定速度 44.8km/h、料金 430円。
枇杷島 到着




鉄道 経営の 観点から いえば いろいろと いうべき ことは あるが、けっこう 気分の いい ショート トリップだったと 満足しとる。




(さんこう)